神戸，泣いたらどうにかなるのか？！
例の神戸完全撤退について書いてみたいと思います。
まずはおさらいから
『大阪府の橋下徹知事（３９）の暴露発言が，オリックス関係者をあわてさせた。
橋下知事は２１日，京セラドームで行われたオリックス－西武戦で始球式を務め，剛速球？を披露。
その直後に「（球団主催試合を）全面的に大阪に移すと（球団関係者から）お聞きした」とポロリ。
今季，神戸のスカイマークで主催２０ゲームを行うオリックスだが，
契約が切れる２０１１年３月で完全撤退する方向で，
京セラドームが名実ともにオリックスの唯一の本拠地になる。
始球式直後の橋下知事は，いつも通りの歯に衣を着せぬ発言で周囲を喜ばせた。
まず，自らの政治姿勢についてひと吠え。
「地方分権，霞が関を打破。
相手（政府）は手ごわく１球では崩れないので，今日のような球を何球も投げないと」
京セラドームに本拠地を置くオリックスも持ち上げた。
「球団は大阪府の活動に今後さらに協力してくださるそうです」。
そして「全面的に（主催球場を）大阪に移すとお聞きした」と冒頭の発言へと流れた。
オリックスは０４年オフ，近鉄を吸収合併し「オリックス・バファローズ」を発足させ，
ＮＰＢから０５年から３年間の期限付きで大阪，神戸のダブルフランチャイズ制を認められた。
しかし，昨年から本拠地は京セラになり，神戸離れは色濃くなっている。
「スカイマークは自然の芝で，イチロー（マリナーズ）が
オフ，好んで練習に使用するように環境は抜群にいい。
ところが集客となるとすでに頭打ちの状態。
それより，阪神なんば線が今春開通して，
神戸の三宮や奈良から直通で来られる京セラドームに未来があると判断した。
神戸（スカイマーク）は契約が残る来年１年限り（で撤退）が既定路線」と球団関係者はいう。
この球団方針は，公表はされておらず，この日，橋下知事と懇談した村山球団常務は
「神戸をどうするか具体的には決めていない」と困惑の色は隠せない。
だが，球団内では早くからウワサされていたのは事実だ。
１９９５，９６年と２年連続で日本シリーズを行い，
大震災ショックの“神戸っ子”を沸かせたスカイマークからのオリックス撤退は避けられない状況にある。』
がんばろう神戸という合言葉の下で選手とファンがひとつになった黄金時代
イチロー，田口，本西の鉄壁外野陣に星野，山沖，野田，佐藤などの磐石な先発陣，
いいとこで一発放つのは藤井，ニール，高橋智，いつでも日替りヒーローだった中嶋，大島，馬場たち
ほんと投打走守とバランスのよい現代のスモールベースボールの先駆けでした。
それが港町神戸のおしゃれな感じと融合してほんとCoolなチームでした。
阪急からのファンとしては時の流れで大阪に本拠地が移ることを否定はしません。
ただ今の大ちゃんが目指す野球は
仰木さんが作り上げた神戸でのスタイルを継承したチームづくりをするんじゃなかったの？という疑問です。
打線の調子とベンチの勢いだけのイケイケどんどんな昭和臭い野球
いい投手が打てないのは緻密な野球をしようとしないコーチ陣のせい？？
黄金時代を知る馬場さん，藤井さん，酒井さんに小技と言えばいぶし銀の水口さんに期待したいです。
投手コーチの３人には今の防御率の責任をいずれ取ってもらいたい・・・。
西宮でも神戸でも大阪でもファンが誇れるチームになってください！！
直系ファン偏重な記事で恐縮ですが
やっぱ球団の根っこは阪急な訳ですから思うところはいろいろあるわけですよ。
ファンのみなさんもいろんな縁で今のオリックスを応援しているはず
過去の歴史も大切ですが今を大切にして行きたいと個人的には思います。
そのためにも今の打つだけの結果オーライの野球は見ていてストレスが溜まるのです。
という訳で昨日の先発は安定感のある近藤だっただけにやりたかったですね。
『日本ハム戦（スカイ）雨天中止により，先発投手のローテーションを再編することとなった。
開幕以来維持してきた中６日のローテを崩して，
この日の先発予定だった近藤を２８日から始まるロッテ３連戦（千葉）に投入する方針。
大石監督は「近藤だし，やりたかった」と中止を嘆いた上で
「近藤は次カードのいずれかの試合で投げるでしょう」と話した。
近藤は登板順変更について「中６日が崩れても大丈夫。早く投げたい」と力を込めた。』
大敗の後は大勝の傾向があっただけに一日空くのは残念です。
しかも日ハムとのカードがずれるとまたダルに当る可能性も増えますから・・・
打つだけは気に入らないと書きましたがこんな記事が
『◆ カブ負傷で指揮官示唆 ◆
頼れる主砲に“皆勤”期待だ。
オリックス・大石大二郎監督（５０）が，今季はタフィー・ローズ外野手（４０）を
１４４試合フル先発起用する考えを示した。
指揮官は以前から「今季は全試合出てもらうつもり。４番ですから」と話していた。
１３年ぶりの日本一へ向け，貴重な得点源は外せない。
日本ハム戦（スカイ）が雨天中止となった２５日は
フェルナンデス，ラロッカ，ボーグルソンとともに全体練習を免除された。
「特にタフィーには体を休める機会が多くあった方がいい」と指揮官。
高齢のローズは疲労蓄積を考慮され，昨年までの２年間は年間２～３試合の休養を与えられていた。
それを今年は試合のない日にできる限り休養を与え，年間フル先発を実現させる算段だ。
２３日にはカブレラが右足小指骨折で離脱したこともあり，ローズの存在は一層不可欠となった。
開幕後１８試合で１３試合に左翼で先発したが，カブレラ離脱により，
今後はＤＨ起用の多かったフェルナンデスを一塁に回して，ローズはＤＨに固定される見込み。
期間限定ながら守備の負担も軽減される。
今季こそ１４４試合「４番・ローズ」実現だ。』
元々Ｂ４を全員使うためのローズ守備起用ですから
４人使う必要がなければ怪我の恐れがある守備は外してあげるのが正解なんでしょうね。
昨日２軍で好調の岡田のことに触れましたが
次世代のことを考えればポスト藤井に一番近い岡田を今年くらいから１軍で鍛えてもらいたいです。
今日は肌寒いですが天気は良さそうなのでスカイ男岸田がやってくれるはずですよ！！
【写真は，今の調子で上げてもらいたい岡田！みなさん顔を覚えてましたか？！】
