☆3/19(土)OP戦広島1回戦

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Bs 8-0 C(わかさS京都)

【投手】
(広)ジオ,中村恭,上野,今井,岩見-石原,倉
(オ)寺原,阿南,香月,平野-前田大

【責任投手】
(勝)寺原3試合1勝1敗
(敗)ジオ4試合1勝2敗

本塁打
(広)
(オ)

OP戦通算:8戦中5勝3敗0分 勝率 .625

久々のオープン戦
なんだか殺伐とした映像を見すぎたせいか少しホッとしました。

同じことばかり考える環境より被災者も絶対に気が紛れるのではと思ったりもしました。

そして,試合前にも関わらず選手の気持ちが行動に

オリックス選手会は19日,わかさスタジアム京都東日本大震災義援金を募った。
選手会長岸田護投手(29)や後藤光尊内野手(32),
T-岡田外野手(23)ら10選手がオープン戦広島戦の前に募金箱を手に協力を呼びかけた。
東北福祉大での4年間を被災地宮城で過ごした岸田は
「多くの方が気持ちを届けたい,募金に協力したいと言ってくれて助かった。
まだまだ復興には時間がかかると思うけど,被災者の皆さんは協力し合って頑張って下さい。
僕らも少しでも力になりたい」と話した。

きっと西日本の想いは東日本にも届くはず

調子の上がらないカープ相手しかもルーキーが登板したとしても
8-0で快勝は気持ち良すぎ

特に金子の離脱で駒が苦しい先発陣では寺原の好調はうれしい報告

オリックス先発の寺原が6回被安打3の無失点好投。
力強い伸びを見せた直球に加え,カーブを効果的に織り交ぜて6三振を奪った。 
寺原は「インコースの使い方,緩い変化球をうまく使えて投球の幅が広がった」と振り返った。
岡田監督も「ああいうピッチングをしてたら打たれへん。
いい時のピッチングとちゃうか」と満足顔。
パの開幕は4・12に延びたが,寺原は
「いい調子と体調を維持して開幕に向かいたい」と意気込んだ。

別記事でも

けが人続出のオリックス陣営にとって,この日の寺原の姿は心強く映っただろう。
安定した投球で三塁を踏ませることなく6回3安打無失点。
27歳の右腕は「投手優位に試合を進めることができた」と充実感に満ちた表情を見せた。
内角のシュートと「今まで投げていなかった」
と言う緩いカーブを使い,打者に的を絞らせなかった。
速球の球威と低めへの制球も十分。
四回,トレーシーに投じた唯一ともいえる失投も,低反発の統一球の影響かフェンス手前で失速。
右飛に打ち取った。
新戦力の活躍に岡田監督も「いい状態になってきたな。
ああいう投球してたらあまり打たれへん」と笑みを浮かべる。
2006年以来5シーズンぶりに戻ってきたパ・リーグのマウンドへ,期待が膨らむ。

開幕が遅れた結果金子の合流も視野に入ってきましたが
まだまだ先発の安定感がない現在の戦力

寺原が好調をキープすれば逆転開幕投手もありです。

そして,打ではビッキー

オリックス強力打線にズラリと並ぶ「左」にあって「右」の大引が強烈な輝きを放った。
7番・遊撃で先発すると,タイプの違う広島の3投手から3安打の固め打ち。
計5打点の大活躍だ。
東日本大震災が発生した11日以来となるオープン戦は喪章をつけての一戦。
大引があらためて存在感を示した。 
「自分のフォームで打席に入ることができています。
うちのバッターはいい左が多いので多くアピールしていきたい」
まずは1死二,三塁で迎えた2回の第1打席だ。
しぶとく中前へ運んで先制点をたたき出すと,
6回1死満塁の絶好機は三遊間を痛烈に破る2点適時打。
トドメは7回だ。
2死一,三塁から今井の内角直球をフルスイング。
左翼線二塁打で2者を本塁へ迎え入れた。
大引は「オープン戦から開幕のつもりでやっています」と胸を張った。
打順は9番,8番,7番,2番とさまざまなオーダーでオープン戦に出場。
岡田監督は「(打順が)後ろになると,ええ仕事しよる。
あとは左ばっかりになるからな」と話すように,
勝負強い「右」の存在は打線に厚みをもたらす。
大引は「ファンあってのプロ野球。
震災で苦しんでおられる方に勇気を与えることができれば」と力強く締めくくった。

ビキ!ビキ!ビキ!ビッキーズ!!(もういませんが・・・)

ビッキーの存在感が増してきてます。
昨季の低迷を振り払って1年ぶりに大引がミスターオリックスに向けて再度前進です。


最後に大もめのセ・リーグ日程も

やっぱり延期!
セは苦心の3・29開幕となった。
セ・リーグは19日,都内の巨人球団事務所で臨時理事会を開き,
25日の公式戦開幕を29日まで延期すると発表した。
17日の開幕日程発表からわずか2日。殺到する批判と,
日本野球機構(NPB)の監督官庁である文部科学省から
強い節電要請を受けての方針転換となった。
パの5カードに対して延期を1カードにとどめ,
リーグ独自の節電対策も講じるなど苦肉の延期となった。 
午後2時から始まったセの緊急理事会は4時間以上紛糾した。
終了後も選手会への説明に手間取り,午後7時前には都心で震度4の地震も。
ようやく新(あたらし)純生理事長(ヤクルト球団常務)が声明文を配ったのは午後9時すぎ。
球団事務所前の路上が約100人の報道陣で騒然とする中,
3月29日への開幕延期が発表された。
声明文には,ファンへ向けて「例年と大きく異なるプロ野球となることでしょう」とあった。
そして6項目にわたった節電対策。
延期を最小限にとどめようという苦悩ぶりが表れていた。
25日開幕を17日に発表してすぐ批判の声が殺到し,
翌18日に文科省からの節電要請が届いた。
加藤良三コミッショナーが掲げた開催条件の一つが「政府と監督官庁の指示に従う」。
開幕日再考を余儀なくされ,理事会は文科省幹部と連絡しながら異例の形で進んだ。
その中で文科省幹部は特に4月3日までは電力消費を控え,
東京電力管内での大規模節電を求めたという。
まず節電対策を念頭に置き,
6球団は144試合とクライマックス・シリーズをやり抜くことでは一致。
ただ,延期の期間については最後の最後までもめた。
新理事長は「文科省の指導に沿う形にした」と説明したが,
ヤクルト・堀澄也オーナーの強い意向からパと同じ4月12日開幕を断固として主張。
新理事長はヤクルト球団の幹部の立場から
「ヤクルトグループも東北で被害を受けて時期を遅らせてほしいと一貫して言ってきた。
多数決ではないが,多勢の意見で決まった」と苦渋の表情を見せた。
1カードだけの延期は営業面の配慮もあり,
消費電力が高く使用不能とみられた東京ドームも3試合延期しただけで済んだ。
巨人・清武英利球団代表は「文科省の方々の理解は得られるようになったのではないか。
結果的に選手の意に沿うことになったと思う」とし,
反発している選手会の理解にも自信を見せた。
しかし,苦肉の節電策はセ・リーグ史上初めて延長戦をなくし,
「減灯ナイター」という悪条件下の試合を選手に強いる。
野球がどう変わるか。
3月31日に京セラドームでナイターの阪神は,
翌4月1日が横浜でのデーゲームに変更。
移動の問題から関係者は「横浜戦を中止にするしかない」と日程にゆがみが生じた。
週明けにはセ,パの代表者が文科省へ節電案を持参し説明する。
混乱の中,異例の形で球音が響こうとしている。

▽文科省の通達
日本野球機構(NPB)の監督官庁である文部科学省は18日,
加藤良三コミッショナー宛てに試合開催における節電要請を文書で通達。
電力の安定供給が確保できるまでの間
「可能な限り東京,東北電力管内以外の地域での試合開催」と
「同管内でのナイター自粛」を強く求めた。
なお球団本拠地ではKスタ宮城楽天),東京ドーム(巨人),
神宮(ヤクルト),横浜(横浜),西武ドーム(西武),
QVCマリン(ロッテ)の6球場がこれに該当する。

延期決定は当然としても世論を味方につけるにはパ・リーグと同調する方が賢いのに・・・




【写真は,真面目な性格の大引もいろいろな経験でまた成長した気がします。】