☆6/14(月)横浜3回戦(交流戦)【修正版】

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Bs 9-0 YB
(横浜)

【投手】
(オ)寺原,古川-伊藤,斉藤
(横)山本,真田,篠原,小林太,小林寛-武山,細山田

【責任投手】
(勝)寺原10試合6勝4敗
(敗)山本11試合2勝8敗

本塁打
(オ)
(横)

2011年通算:49戦中23勝24敗1分 勝率.489
パ・リーグ順位:3位

対横浜:3勝0敗0分
交流戦戦績:21戦中14勝6敗1分 勝率.700
交流戦順位:3位

木佐貫と高木(巨人)に続く2年連続トレード成功!!

寺原6勝4敗 2.54と山本2勝8敗 4.92を比べれば一目瞭然♪
省吾には悪いがチームの勢いの差で
省吾をまたも瞬きたくさんのしょんぼり顔にさせてしまった昨日の試合

4年間在籍した古巣・横浜のマウンドで,オリックスの寺原が輝きを放った。
8回5安打無失点で4連勝を飾った。
「寺原おめでとう!」。
スタンドの横浜ファンからも祝福の声が飛んだ。
オリックスを勝利へとけん引したヒーローがチーム単独トップの6勝目を挙げた。 
「先頭打者を出しても後続を抑えればいいと思って投げた。
点を与えないということだけを考えていた。
低めに投げられた。その結果が無失点につながったと思う」
抜群の安定感は健在だった。
唯一にして最大のピンチは2回。
連打を浴びて無死一,二塁。
それでも焦ることはなかった。
藤田を低めに落ちるフォークで空振り三振に仕留め,
続く武山はスライダーでバットへし折り二ゴロに。
最後は山本を一ゴロに抑えた。
「(相手投手は)全然意識しなかった」
因縁のトレード対決だった。
横浜の先発は昨年12月,2対2のトレード相手となった山本。
両軍ファンも両投手の激突に注目していた。
しかし力の差は歴然だった。
4回から6回まではすべて3者凡退に片付け,3回以降は一度も連打を許さず,
三塁を踏ますこともなかった。
力強い投球で初の投げ合いを制した。
大量9点のリードもあり9回は古川にマウンドを譲ったが,
岡田監督は「点差もあったしな。完封と一緒」と評価した。
目下31イニング,タイムリーを許していない。
今季4勝目を挙げた5月31日の横浜戦(京セラ)からチームも7連勝した。
背番号20がチームの反撃をアシストしているのは明らかだ。
これで横浜戦は08年から13連勝。
借金もついに「1」となった。
それでも寺原は言い切った。
「目標は5割復帰じゃない」。
さらなる逆襲を宣言した頼れる右腕に乗せられて岡田オリックスがさらに上昇する。

省吾には新天地での活躍を期待するものの防御率を見れば厳しい結果に
スタイル的にはセ・リーグの方が合うような気もするんですが
この先のオリックス戦以外では活躍してほしいですね。

寺原は投げるたびに自信を取り戻してる気がします。
オリックスのエースの一角として完全に定着した気がします。

打撃ではちょっと心配したのが

オリックスのT-岡田が約1カ月半ぶりに先発から外れた。
9日のヤクルト戦で右膝を痛めた。
この日の相手先発が左腕の山本と予想されたことで,
岡田監督が大事を取って先発メンバーから外した。
指揮官は「明日は一塁手でいくけどな」と話し,15日は先発で起用する方針。
T-岡田は九回に代打で出場し空振り三振に終わったが
「ベンチでいろいろな攻め方を見ていて勉強になった」と前向きに話した。

左対策と休養という理由ならいいのですがちょっと心配です。
その心配など無縁だった打線

少しずつ調子を取り戻したゴッツも

オリックスの後藤が4試合ぶりの打点を挙げた。
0-0の三回1死二塁,横浜の山本から中前適時打を放った。
「チームはいい流れで来ていると思うし,先制することができて良かった」
と低めの変化球を捉えた一打を喜んだ。
不振で出場選手登録を外れたこともあったが,
5月31日に再登録されてからは本来の打撃を取り戻しつつある。
「ボールに逆らわずうまく逆方向へ打ち返すことができた」と満足していた。

何より大爆発だったのが

勢いが,快音が止まらない。
オリックスが今季最多タイの17安打で9得点。
その口火を切ったのも,最後に仕上げたのも交流戦絶好調のリードオフマン坂口だった。 
「自分のスイングをしようと,打席に入ったら思っている。それで結果がついてきている」
まずは初回に中前打。
これは得点に結びつかなかったが3回に左前打して打線を勢いづけ,先制のホームを踏んだ。
5回は右前打と巧みなバットコントロールで広角に打ち分けて,早くも猛打賞。
まだ終わらない。
6回は左中間2点二塁打。
そして9回も右翼線に2点二塁打と5安打4打点の大暴れだ。
交流戦打率トップ・409を記録する坂口は
「(最近)チャンスで打てていなかったので,
タイムリーを打つことができて良かった」と声を弾ませた。
岡田監督は「本塁打を打つのはおらんからな。つながった」と会心の笑み。
投げては完封リレーと投打がかみ合い,これで08年から続く横浜戦の連勝は13まで伸びた。
開幕直後に低迷していた姿はどこにもない。
最多で10まで膨らんでいた借金は交流戦の快進撃で1まで減り,5割復帰が目前まで迫っている。
今年もパ・リーグセ・リーグを圧倒し,20試合を残して早くも勝ち越しが決定。
交流戦前は最下位だったオリックスがリーグでも交流戦でも3位と躍進。
その強さが「実力のパ」を印象づけている。

≪坂口5安打で交流戦打率トップに≫
坂口(オ)が5安打4打点。
自身5安打は昨年6月7日広島戦でマークしたのに次いで2度目。
交流戦で1試合5安打は11度目だが,1人で2度は坂口が初めてだ。
これで交流戦の打率は・409で同僚の田口(・384)を抑えトップ。
昨年は・389で多村(ソ=・415)に次ぎ2位に終わったが,
今季は初の首位打者が視野に入ってきた。

恒例のグッチの固め打ちですが
こんなに早く調子が上がってくるということは首位打者も見えるかもしれません。

弱セとの戦いの歴史の記事も最後に

パ・リーグは14日の2勝で,交流戦の対戦成績を69勝8分け(セ47勝)とし,
2年連続6度目の勝ち越しを決めた。 
過去の最多勝ち越しは,昨年パの22勝。
今季はここまで22勝差で20試合を残しているが,昨年に続いて大差がつきそうだ。
また,14日はオリックス(寺原―古川),阪神(岩田)が完封勝利。
今季交流戦は合計33完封となり,05年(1カード6試合制)に並ぶ最多記録になった。
ちなみに,前回の完封数はセ17に対しパは16と拮抗(きっこう)していたが,
今回はパ24,セ9と,対戦成績同様パがセを圧倒している。

 ◆交流戦年度別対戦成績◆
05年 パ105勝,セ104勝,7分
06年 パ108勝,セ107勝,1分
07年 パ 74勝,セ 66勝,4分
08年 パ 73勝,セ 71勝
09年 セ 70勝,パ 67勝,7分
10年 パ 81勝,セ 59勝,4分
11年 パ 69勝,セ 47勝,8分
 ※今季は14日現在

ここまで差がつくと逆に面白くないですね。

でも,1年通してみないとわからないので
一度でいいから12球団で1年戦ってほしいです。




【写真は,オリックスに来てからいい表情をするようになった寺原。彼の野球人生の転機です。】