△6/15(水)横浜4回戦(交流戦)
昨日は3本のホームランでしぶとく引き分けに持っていった試合でした。
順番は違いますがまずは安心の一発
順番は違いますがまずは安心の一発
オリックスのT-岡田が特大の8号ソロを放った。 2-4の四回,先頭打者で打席に立つと,横浜の加賀から中越えに約130メートル弾。 「とにかく塁に出ることを考えていた。真っすぐを完璧にとらえることができた」 と7試合ぶりの本塁打を喜んだ。 14日に約1カ月半ぶりに先発メンバーから外れた。 9日のヤクルト戦で右膝を痛め,大事を取ったがT-岡田は 「打つ方は問題ありません」と話していた。 この日は「4番・一塁」で先発し早速,主砲の働きを見せた。
さらに好守備でも魅せてくれたアーロムくん
オリックスがアーロム・バルディリス内野手(28)の4号ソロで3試合連続の先制に成功した。 2回2死,加賀繁投手(26)の高めスライダーをとらえ,左翼席前列に放り込んだ。 「ちょっと高く上がったから,ホームランになるとは思わなかった。 とにかく先制することができて良かったよ」。
なんといっても驚いたのがフィガロの・・・
そして,試合の山場は勝利の執念に球場が包み込まれた9回
横浜スタジアムのバックスクリーンに設置された時計の針は午後9時35分をさしていた。 9回裏2死から不運な内野安打で一,二塁の大ピンチ。 マウンドの岸田のもとに岡田監督が向かった。 「変な当たりが2本も続いたからな。嫌な感じがあった。三振かヒットしかない。 スレッジで勝負しろと言った」 守護神の背中を押す猛ゲキだった。 マウンドに直接行ってアドバイスを送るのは 昨年8月22日のロッテ戦(千葉)以来,就任2度目だった。 大引も「確かに嫌な雰囲気がありました」と振り返った。 選手が感じていた球場全体を包み込んだ重苦しいムードを察し指揮官が動いたのだ。 「思い切っていけ!」。 この言葉で迷いを払しょくした岸田が覚悟を決めて勝負を挑んだ。 「僕自身も中途半端には行きたくなかった。 イメージはアウトコースの真っすぐで空振りを取ろうと思った」 全球ストレート勝負だった。 フルカウントから投じたこん身の8球目。 この夜の最速タイとなる149キロに助っ人のバットは空を切った。 打線も2点を追う中盤に得点を重ねて反撃。 1点を追う5回には森山の同点打で再び勝負を振り出しに戻した。 リリーフ陣も2番手の香月―吉野―鴨志田―古川―平野―岸田が無失点に抑える奮起。 先発を含めて今季最多の7投手で執念の引き分けに持ち込んだ。 「追いついての引き分けやからな。負けんかったということやな」 試合後には岡田監督も価値あるドローを評価した。 勝率5割復帰は失敗。 しかし借金は「1」のままだ。 交流戦も残り2試合。 「1試合,1試合よ」。勢いだけじゃなく,粘りも出てきた。借金完済は時間の問題だ。
あとは苦手中日との2連戦のみ
名古屋で有終の美を飾るだぎゃ
名古屋で有終の美を飾るだぎゃ
【写真は,監督に今季一番悪い投球と評されながらも打で活躍(?)のフィガロ】