虎視眈々と春を待つ【修正版】

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春季キャンプも終わり
実戦を経て臨む開幕
今年のオリックスは一味違う?!

今年はほんま,めっちゃ走るよ‐。
昨年まで2年連続でチーム盗塁数はリーグ最下位のオリックスが弱点強化へ,
パ・リーグ歴代盗塁王の現マリナーズ・川崎,ソフトバンク・本多,
西武・片岡の映像を盗塁増の“教材”にしていることが27日,分かった。
岡田彰布監督(54)は常に走力の重要性を力説してきた。
「統一球になって,そう簡単に連打は出えへんからな。
足で一つでも前の塁へ行かんと点にはつながらん」。
その期待に応えて映像導入を発案したのが,
新しく加入した森脇チーフ野手兼内野守備走塁コーチだ。
ソフトバンクのコーチ時代に川崎,本多を育てた同コーチは
「他球団でもいいものはいい。いいものは取り入れないと」と映像導入の意図を説明。
宮古島キャンプからミーティングで3人の盗塁シーンを選手に見せ,長所を研究させてきた。
ここまでの対外試合6試合で7盗塁。
効果は表れている。
岡田監督は「走れるやつには走れと言うとる」。
今年は駿太,森山,新人の小島,川端ら俊足選手が多い。
坂口,後藤も健在だ。
開幕までの残り1カ月。オリックスが走る集団へと変貌を遂げる。

オリックスに足りない大きな要素の「走」
これが変わるだけでも順位は1つ以上変わるはず
楽しみになってきました。

今季に掛ける意気込みが強いヌッキーは

オリックス木佐貫洋投手(31)が27日,高知市内の東部球場で練習を行った。
キャッチボールなどでコンディションを調整した。
3月1日の練習試合・ロッテ戦(高知東部)で先発が予定されるベテラン右腕は
「どの試合も大事です。結果にこだわる」。
開幕ローテーション入りに向けて,意気込んだ。

少し不安が残る岸田も

オリックス岸田護投手(30)が27日,高知市内の東部球場で休日返上の練習を行った。
24日に腰の張りを訴えて別メニュー調整を行っているが,
強めのキャッチボールなどをこなした。
岸田は「張りはもうとれているので。体を動かしたかった」と話して,
患部の回復を口にしていた。

外国人枠に悩むのも仕方ない状況を作り出してるひとりも

オリックスエバン・マクレーン投手(29)が27日,
先発が予想される練習試合・LG戦を翌日に控えて,高知市内の東部球場で練習を行った。
キャッチボール,ダッシュなどで汗を流した。
来日2年目を迎えた左腕は
「ここまではいい感じで調整しているので。
いつものようにストライク先行でいきたいです」と話した。

昨季8勝からの上積みが期待できるのは

2年目への“覚悟と変化”に,いち早く気づいていたのは岡田監督だった。
オリックス宮古島キャンプ初日。
最も目についた選手として,指揮官は来日2年目の右腕フィガロの名前を挙げていた。
「きょう,ブルペンで見たけど,意識して変化球を低めに投げとったやろ。
こういう姿を続けてたら勝てるで」
最速155キロの剛速球を引っさげて来日した昨季は8勝。
しかし,外国人にありがちな,力に頼る投球を相手に覚えられた後半,
制球に難がある変化球を見送られ,直球を狙い打ちされる悪循環から抜け出せなかった。
「去年,監督やコーチから『低めに』といわれて投げたんだけど,ボールになった。
でも高めに行くと,打たれるんだよな。
日本での2年目は,うまく適応していきたいと思ったんだ」
そこで故郷のドミニカ共和国に帰国後,ウインターリーグに参戦。
オリックスとの契約で,試合での登板は認められなかったが,
3カ月間,みっちりと練習を続行。
下半身を強化,変化球のコントロールを改善させることを主眼に置いた。
今月20日のヤクルトとの練習試合に初登板。
七回からの3イニングでは味方の失策も絡んだ上,5安打されながらも,失点は1止まり。
要所を締めた冷静な投球に「よう考えて投げとるわ。去年と全然違うで」と岡田監督。
「もっと変化球の精度を上げたい」とフィガロ。
そのコメントも“2年目の成長”を物語っている。

アルフレッド・フィガロ
1984年7月7日生まれの27歳,ドミニカ共和国出身。
リセオ・ホセ・ガブリエル・ガルシア高からドジャース,タイガース。
米大リーグの通算成績は13試合に登板して2勝4敗。
昨季からオリックスに移り,24試合に登板して8勝6敗,防御率3.42。
身長183センチ,体重78キロ,右投げ右打ち。

なんかみんな好調のようでうれしいですね。
さらに本軍も合流してきて

7日に右上腕の張りを訴え,1次キャンプ地の宮古島に残って調整を進めていた金子が
高知入りし,1軍本隊に合流した。 
岡田監督から開幕投手に指名されているエースは
宮古島ではシート打撃に登板するなど回復傾向。
赤堀投手コーチも「順調に来ている」と話した。
金子とともに寺原,後藤,北川,山崎も1軍に合流した。

開幕投手候補の金子に続くのは

オリックスの寺原が27日,高知市に滞在中の1軍に合流した。
沖縄・宮古島キャンプでは右肩の張りで途中から投球練習を控えた。
だが,キャンプ終了後にも残った宮古島ではブルペンで捕手を立たせて投げるまでに回復した。
岡田監督は「だいぶ投げているという報告は聞いている」と話し,
オープン戦登板は3月6日以降になるとした。

開幕が待ち遠しいと本気で思えるような状況になりつつあります。
まずはオープン戦を楽しみたいですね。




【写真は,走力はあるが積極的に走らなかったオリックスに盗塁の極意が浸透する日も近い?!】