☆8/12(日)ロッテ17回戦【修正版】

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Bs 5-1 M
QVCマリン)

【投手】
(オ)マエストリ,平野,岸田-伊藤
(ロ)上野,橋本,南昌,中郷,ロサ-里崎,田中

【責任投手】
(勝)マエストリ1試合1勝
(敗)上野5試合1敗

本塁打
(オ)スケールズ5号ソロ(8回,中郷)
(ロ)

【戦評】
オリックスマエストリが七回途中まで4安打1失点で初登板勝利を挙げた。
打線は0-1の三回に川端の適時二塁打で追い付き,T-岡田の適時打で勝ち越した。
終盤も着実に加点し,今季チーム最多の16安打。
ロッテは投打に完敗。

2012年通算:100戦中41勝51敗8分 勝率.446
パ・リーグ順位:最下位
対ロッテ:10勝6敗1分

交流戦戦績:24戦中10勝13敗1分 勝率.435
交流戦順位:7位

まさか勝つとは?!
こんなに苦しんでるシーズンがウソみたいな勝利

岡田オリックスに待望の救世主が現れた。
その名は,アレッサンドロ・マエストリ投手(27)。
日本球界初のイタリア人投手は12日のロッテ戦に初登板初先発し,
6回1/3を4安打1失点で初勝利を挙げた。
米国,オーストラリア,そして日本の独立リーグを渡り歩き,
今年7月に加入した異色の経歴を持つ右腕が,
最下位に沈むチームに希望の光をもたらした。 
スタンドには「Forza!(イタリア語で頑張れ)」と書かれたボードが躍る。
球史に新たな一ページを刻んだマエストリはお立ち台でイタリアの国旗を掲げた。
ウイニングボールを手に「本当にうれしい。
こんな形でデビュー戦を飾ることができるなんて」
と,端正なマスクをほころばせた。
生まれも育ちもイタリアという選手は日本球界初。
2回1死一,三塁から福浦に先制の中前打を浴びたが,尻上がりに調子を上げた。
圧巻は4回だ。
3番・井口を144キロ直球で,4番・ホワイトセルを146キロ直球で連続空振り三振。
ツーシーム,チェンジアップ,フォーク,スライダーを効果的にちりばめて
的を絞らせなかった。
最速は148キロ。
6回1/3を4安打1失点にまとめた。
日本代表DF長友(現インテル・ミラノ)が,
10~11年シーズンに在籍したチームがあるチェゼーナの近郊リミニの出身。
サッカーの盛んな町だが,この日観戦に訪れた兄フランチェスコさん(30)の影響で
野球のボールを握った。
WBCイタリア代表での出場を機に06年カブスマイナー契約。
その後は米独立リーグ,豪州リーグ,四国アイランドリーグplusの香川を渡り歩き,
先月,オリックスと契約した右腕は
「兄にいいところを見せることができた」と感慨に浸った。
今季終了までの契約で推定年俸は220万円。
グラブは10年にイタリア代表の台湾遠征時に購入したもので,なんと5000円という。
その黄色いグラブに刻まれた文字は「一生懸命」。
来日するまで言葉の意味を知らなかったという右腕が低迷するチームを救う。

アレッサンドロ・マエストリ(Alessandro Maestri)
1985年6月1日,イタリア出身の27歳。
06,09年WBCイタリア代表。
06年から10年まで米マイナーでプレー。
今季加入した四国アイランドリーグplusの香川では
31試合で2勝0敗12セーブ,防御率1・24だった。
1メートル83,80キロ,右投げ右打ち。

≪フィリップス以来9年ぶり≫
マエストリ(オ)が初登板初勝利。
オリックス新外国人の初登板初勝利は03年7月6日の日本ハム戦で
フィリップスが記録して以来9年ぶりだ。
なお,イタリア国籍の選手は64年ベルトイア,
81,82年ラム(ともに神)といたが,いずれも打者で投手は初。

たくさんある別記事を

掘り出し物だ!
オリックス新外国人のマエストリが来日初登板初先発で初勝利。
日本球界でも珍しいイタリア人投手が鮮烈なデビューを飾った。
「うれしい。
最高の夜になった。登板の機会を与えてくれた監督に感謝したい。
野手にも感謝している」
初回から最速148キロの直球を主体に強気に攻めた。
二回1死一,三塁は福浦に内角高めの直球を先制中前打とされたがひるまない。
四回は井口,ホワイトセルをともに直球で連続空振り三振に仕留めた。
テークバックが小さい独特のフォームで6回1/3を1失点。
イタリアから駆けつけた兄・フランチェスコさん(30)の前で晴れ姿を見せた。
たたき上げの苦労人だ。
06~10年に所属した米大リーグ・カブスでは2Aテネシーがキャリアハイ。
11年は豪州などでプレーした。
12年は四国アイランドリーグplus香川に所属して守護神として活躍し,
オリックス入団を勝ち取った。
ハングリー精神は忘れていない。
使用する黄色のグラブは汗でシミができるほど使い込んでいる。
10年にイタリア代表として台湾での国際大会に出場した時に
自腹で50ドルで購入したもので,
親指の部分には「一生懸命」という刺しゅうが入っている。
苦しい時期を乗り越えた“相棒”とこの日もマウンドに立った。
先発に転向させた岡田監督も想像以上の好投に満足顔。
今季100試合目。
頼もしい新戦力が誕生した。

もうひとつ別記事を

陽気なイタリア人右腕が,最下位に苦しむチームを救った。
「こんな形でデビューして勝利することができるなんて。
先発の機会を与えてくれた監督に感謝したい」。
マエストリが6回1/3を1失点で初登板勝利。
イタリア出身投手としてNPB史上初めて上がったマウンドで歴史的1勝を挙げた。
最速148キロの直球を軸に
チェンジアップ,スライダー,ツーシームと多彩な変化球でロッテ打線を封じた。
四国IL香川では抑えだったが,オリックスでは先発。
「とにかくストライクを投げること。
伊藤のリードも良かった」。
無我夢中の90球。
野球を始めるきっかけをくれた兄・フランチェスコさん(30)が
イタリアから駆けつける中で結果を出した。
初登板のグラブは10年・イタリア代表で台湾を訪れた時に
50ドル(約4000円)で購入したもの。
店頭に並ぶ正規品でグラブの横には日本語で「一生懸命」と刺しゅうが入っていた。
当初は新品を使う予定だったが,「手になじんでいるものだから。使っちゃった」。
NPBでもシーズン終了までの年俸はわずか220万円。
ハングリー精神を下積み時代から使用しているグラブがかき立てた。
初勝利を投手コーチを“兼務”する岡田監督がアシストした。
救援陣の不振を脱却するため,11日に引き続き
星野,赤堀の両投手コーチをブルペンに回し,ベンチは投手コーチは不在。
交代時は山田バッテリーコーチを向かわせた。
7回途中から平野,セーブがつかない4点差の9回は
守護神・岸田を投入する万全の継投でつかんだ白星。
「こんな投球見せられたら抹消できへんよ」
と指揮官は救世主の誕生を素直に喜んだ。

イタリア出身は阪神ラム以来
戦前の外国人選手と言えば日系2世選手や米国出身がほとんど。
その中で,303勝したスタルヒン旭川中学出身もロシア生まれ。
同じ巨人ではフィリピン出身のリベラ内野手もプレーした。
戦後,米国以外では韓国,台湾,中国,
カナダ,キューバドミニカ共和国プエルトリコベネズエラ,コロンビア,ニカラグアパナマアンティル諸島日本ハム本塁打王となったソレイタソロモン諸島。
オーストラリア,ブラジル出身選手も少なくなかった。
欧州出身では,阪神に在籍したラムがイタリア出身,
ヤクルトにいたリオスはスペイン生まれで2勝している。
阪神のブロワーズはドイツ。
また,ヤクルトのマストニーはインドネシア生まれ。

アレッサンドロ・マエストリ(Alessandro Maestri)
1985年6月1日,イタリア・チェゼーナ生まれ,27歳。
イタリア代表で出場した06年の第1回WBCがきっかけで,
シカゴ・カブスマイナー契約を結ぶ。
10年から11年まで米独立リーグ,豪州リーグでプレー。
今年,四国アイランドリーグplusの香川に入団,
抑えとして30試合で2勝0敗12セーブを挙げ,チームの前期優勝に貢献。
7月にオリックスへ入団し,NPBではラム(元阪神,1981,82年在籍)以来,
2人目のイタリア国籍選手となった。
183センチ,80キロ。右投右打。

物珍しさからか結構オリ記事がありましたね。
こんなに簡単に勝てる助っ人もいれば
フィガロのように未だ0勝の助っ人もいる
フィガロなんて5勝しててもおかしくないのに
投げると打ってくれないんですよねぇ。

勝ち運って不思議です。

実は好調なのがT

オリックスのT―岡田が同点の3回2死一,二塁で,
しぶとく中堅に8試合連続安打となる勝ち越し打を放ち
「追い付いて,いい流れになっていた。バットの先だったが,適時打になってよかった」。 
7回にも適時打を放ち,貴重な追加点を叩き出した。
3,7回ともに李大浩の四球の後の一打。
相手には脅威の4番が勝負を避けられるケースが増える中,
4試合連続打点の5番が得点源になっている。

これが当初から機能していれば
負け数がもっと減ってるんですけどね・・・

最後に岡田監督のコメントを

オリックスが,今季最多の16安打で勝利した。
1点を先制されたが,3回に川端とT-岡田の適時打で逆転。
その後もスケールズの5号ソロなどで追加点を挙げた。
岡田彰布監督(54)は
「もっと楽にとれたと思うが,ヒットが出るだけいいよ」と話した。

打ち勝つことを期待してたらまた泥沼になるので
守りかったことを評価したいですね。




【写真は,抑えの案もありそうなマエストリ。今は手薄な先発でがんばってもらいましょう。】