☆8/11(土)ロッテ16回戦

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Bs 4-0 M
QVCマリン)

【投手】
(オ)小松,中山,平野,岸田-伊藤
(ロ)マシス,橋本,ロサ-金沢,田中

【責任投手】
(勝)小松14試合2勝2敗
(敗)マシス1試合1敗

本塁打
(オ)
(ロ)

【戦評】
オリックスが完勝し,連敗を4で止めた。
4投手が無失点でリレーし,小松は2季ぶりの先発勝利。
打線は一回にT-岡田の適時打で先制。
中盤には李大浩の適時打などで小刻みに加点した。
ロッテは来日初登板の先発マシスが4失点。

2012年通算:99戦中40勝51敗8分 勝率.440
パ・リーグ順位:最下位
対ロッテ:9勝6敗1分

交流戦戦績:24戦中10勝13敗1分 勝率.435
交流戦順位:7位

99試合目は異例な状態ながら完全勝利

オリックスのT-岡田が一回に2試合連続の先制打。
これで7試合連続安打にもなった。
この回は2死無走者から連打で一,二塁に。
ここでT-岡田が初対戦のマシスから大振りせず,中前打とした。
前日の先制2ランに対し,この日はしぶとい安打で「2アウトからの好機だったし,
何とか僕もつないでいくことを考えていた。
いいところに転がってくれた」と満足げだった。

小松(2季ぶりの先発での勝利)
「僕がヒーローになるという気持ちだった。
これからも投げる試合は自分がヒーローになるつもり」

李大浩(3安打1打点)
「投手も粘っていたし,投手のおかげで自分もいい仕事ができた」

星野投手コーチ(救援陣に)
「普通の力を出せば抑えられる」

まずは5回をしっかり抑えた小松

オリックスが,引き分けを挟んだ連敗を「4」でストップした。
来日初先発マシスから初回にT-岡田が先制打。
その後も小刻みに加点した。
負傷離脱した西の代役を務めた先発小松は5回無失点で2勝目。
岡田彰布監督(54)は「最初から,5回頼むというとった。
(前カードの楽天3連戦の)仙台でいうたからな」
と,緊急先発で白星を呼んだ右腕を評価していた。

ヒーローになるつもりで投げたという気合の入り方にうれしくなりました。

試合はいい勝ち方でも異例の出来事が多く
マウンドに岡田監督が行くわ,山田コーチが行くわ
見ていて何が起こっているかよくわかりませんでした。

オリックスの岡田監督が“闘魂注入”で投手陣を蘇生させた。
見せ場は6回。
2番手に中山を投入すると,自らマウンドへ向かった。
そこに投手コーチの姿はない。
カード初戦の10日に逆転打を食らった左腕に指揮官が直接気合を入れると,2回を0封。
無失点リレーで連敗を4で止めた。 
「中山が投げる時はおれが(マウンドに)行くと決めてた。
一発気合を入れてな。
0に抑えるのが一番のクスリよ。
きょうの収穫は中山よ」
指揮官は意図を説明した。
この試合前まで直近の3試合で投手陣は計29失点。
「後ろのピッチャーがボコボコに打たれてたからな」と振り返ったように,
この日は星野,赤堀両投手コーチをブルペンに配置した。
平野,岸田の登板時は山田バッテリーコーチがマウンドへ向かった。
この“緊急措置”は12日と2試合限定だが,効果はすぐさま表れた。

星野コーチはまた調子が悪くなったのかと思ってました。
別記事も

大なたを振るった。
オリックス・岡田監督がベンチ担当の星野投手コーチを,
2日間限定でブルペンに緊急“配置転換”。
ここ3試合で29失点と大乱調の投手陣を立て直すためとはいえ,
ベンチに投手コーチがいないという前代未聞の状況で4連敗を脱出した。
10日のロッテ戦は3度のリードを守れずに逆転負け。
指揮官は試合後に「どうなってんの?」と投手コーチへの不満を爆発させ,
試合後のミーティングで星野,赤堀両投手コーチのブルペン2人態勢を決定した。
「(投手コーチ)2人は後ろの投手がボコボコに打たれてるから
後ろ(の投手を)見ろ,って言うてブルペンに行かせたんよ」。
5月の投手コーチ,6月の打撃コーチの1,2軍入れ替えに続く
3度目の“荒療治”を断行して,救援陣の立て直しを図った。
“岡田流”の采配は続く。
六回は10日のロッテ戦で逆転を許した中山を登板させた。
交代を告げると「一発,気合を入れんとな。
これから一番力にならんといかんところやから」と7月10日の楽天戦以来,
今季2度目のマウンドに向かった。
投球練習を見届けると「しっかり狙って腕を振っていけ」と声を掛けた。
内容はともかく,中山は2回無失点。
「一番の収穫は中山よ」と手応えをつかんだ。
手段はどうであれ勝たなければ先はない。
岡田監督はどん底へ沈みかけていたチームを強引に逆襲気流へ乗せた。

中山はメンタルの問題が大きいので
とりあえず0封したのはいいんですが
やっぱりピリッとはしてなかったですね。

何よりも岡田監督がまだ勝負を諦めていないというのがわかってうれしかったですね。
ただ今日もいい結果になってくれればいいんですが・・・

これも異例というか博打というかの荒療治

オリックスの新外国人右腕,イタリア出身のマエストリが
12日のロッテ戦(QVC)に先発で初登板することが決まった。
11日,予告先発として発表された。
マエストリは7月に四国アイランドリーグplus,香川から入団。
2軍戦では5試合に登板し,計14回を4失点で防御率は1・29だった。
1軍デビューへ向け「状態はとてもいい」と自信を見せた。

独立リーグや2軍での働きどおりの活躍ができればいいんですが
昨日のロッチのマシスみたいにやられないことを祈りつつ応援します。




【写真は,2季ぶりの先発勝利の小松。気合の入った顔は新人王当時に戻ってきました。】