☆6/28(金)楽天8回戦

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Bs 3-2 E
(京セラドーム)

【投手】
(楽)則本-嶋
(オ)マエストリ,佐藤達,比嘉-伊藤

【責任投手】
(勝)比嘉29試合2勝2敗
(敗)則本14試合6勝5敗

本塁打
(楽)島内3号ソロ(5回,マエストリ),松井7号ソロ(5回,マエストリ
(オ)

【戦評】
 オリックスが今季2度目のサヨナラ勝ち。1-2の九回に先頭打者の四球を足掛かりに一死満塁とし,T-岡田は三振に倒れたが,代打の高橋信が右越え二塁打を放って2者が生還した。楽天の則本はプロ初完投勝利目前で崩れた。


2013年通算:66戦中31勝33敗2分 勝率.484
パ・リーグ順位:最下位
楽天:2勝6敗0分

交流戦戦績:24戦中13勝10敗1分 勝率.565
交流戦順位:6位

昨日は職場の親睦行事で仕事の後ボーリングして飲み会
という訳で試合は結果だけしか見てないのですが
ベテランの味でルーキーから勝利をもぎとったみたいで

 野球は2アウトからという格言がある。9回,1点ビハインドの1死満塁でT―岡田が三振に倒れたが,オリックスは代打・高橋信がドラマのように鳥肌の立つ逆転サヨナラ劇に仕立ててみせた。今季2度目の劇勝だ。 
 「(楽天・則本が)いい真っすぐを投げていたので,力負けだけはしたくなかった」
 初球,高め150キロのボール球を空振り。2球目の151キロは同じ高めの外寄りだった。コンパクトに捉えた打球は浅めに守っていた右翼手の頭上を抜けていった。
 苦しすぎる試合展開だった。楽天ルーキー右腕の前に8回まで3安打。わずか1点差ではあったが,ベンチは重苦しいムードに包まれていた。高橋信は投手戦を予想し,いつもより早めの5回あたりから準備をしていた。「ベンチでしっかり(投球を)見ていたのがよかったのかもしれませんね」
 起用した森脇監督はベテランの勝負強さに最敬礼。「状況に応じたバッティングだった。やはりキャリアかな」。3連敗,借金4になる窮地をひと振りでしのいだ一撃を喜んだ。
 豪快な言動のイメージがある裏で,高橋信の気配りも見逃せない。代打で打席を譲った格好になった山本に「いつもスマンな」と試合後に声をかけた。「悔しい思いは分かりますから。代わりたい選手なんていない」。スポットライトの当たらなかった選手の気持ちをくみ取れる熱い思いに,勝利の女神がほほえんでくれた。

森脇監督(逆転サヨナラ打の高橋信について)
状況に応じたバッティングだった。やはりキャリアかな。

石嶺打撃コーチ(高橋信に)
「打つ技術はもともとしっかりしているが,あの場面で発揮できるのが経験」

マエストリ(7回2失点)
「本塁打は2本とも投げ急いだ。でもリリーフと野手の頑張りで勝ったことがチームにも自分にも大きなこと」

T―岡田(約1カ月半ぶりに1軍昇格も4打数無安打3三振)
きょうはシンジさん(高橋)にケツをふいてもらいました。

高橋には超感謝です。
さすが歴戦のつわものって感じですね。

ただ,場面的にはT-岡田が打って試合を決めて復帰を祝うところだったんですが
まだまだそこまでメンタルは成長してないみたいで

 皮肉にも,劇的な勝利の味を引き立たせる“スパイス”になってしまった。1点ビハインドの9回1死満塁。打席には,この日1軍に昇格し,即スタメン起用されたT―岡田がいた。一打サヨナラの絶好機。だが,追い込まれてからの外角直球に手が出ず,結果は最悪の見逃し三振だった。試合は,続く代打・高橋信の右越え2点二塁打でサヨナラ勝ち。歓喜の輪に加わる姿も,どこかぎこちなかった。
 「信二さんがケツを拭いてくれたのが,唯一の救いでした」。久しぶりの1軍復帰戦,見せ場はなかった。5月1日のロッテ戦以来となる「6番・DH」で先発出場したが,2回の第1打席は一邪飛,そのあとは3打席連続三振。森脇監督は「あそこで(9回1死満塁)打席が回ってくるんだから。神様に選ばれた選手だと思うよね。打ってくれると願っていたけどね」と残念がった。
 悩める大砲だ。シーズン前には飛距離を求め一本足打法に挑戦したが,タイミングがうまく取れず断念するなど試行錯誤の連続。5月3日には左太もも裏筋膜炎と打撃不振が重なり2軍落ち。故障が完治しても1軍から声が掛からなかった。「今戻っても僕の場所はないんじゃないですか」と弱気な言葉を口にすることもあったが,腐ることなくバットを振り続けた。
 “神様”が与えてくれた舞台で結果は出せなかったが,2軍で過ごした期間は決して無駄にはしない。試合後,真っ黒に日焼けしたT―岡田の目は死んではいなかった。「ファームで監督,コーチが協力してくれた。そのためにも早く1本,出したい」。和製大砲の完全復活がなければ,チームの加速もあり得ない。

早く1本
本当にそんな感じです。

ボールも変わったんできっとできるでしょう。

最後に森脇監督のコメント

 オリックスが高橋信の劇的な一打で今季2度目のサヨナラ勝ち。森脇浩司監督のコメント。
 「ソフトバンク時代に日本ハムの姿を見ていたけど,4番でもいろんなことができる4番。素晴らしい一打。流れをつかみとる素晴らしい勝ちだった」。

心強い味方の加入で少しずつオリに足りないピースが埋まってきそうです。




【写真は,歓喜歓喜♪のサヨナラ劇。楽天との勝ち負けの差を少しでも縮めたいですね。】