これだけは載せておこうと・・・

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ちょっと鮮度は落ちますがこの記事だけは載せておきたいので

オリ1軍キャンプ,宮古島撤退…22年の歴史に幕 来春から宮崎へ
 オリックスは25日,2015年から1軍春季キャンプを宮崎市清武町で行うことを発表した。西名弘明社長(69)と瀬戸山隆三球団本部長(60)が大阪市内の本社ビルで会見し,明らかにした。宮崎市総合運動公園SOKKENスタジアムを使用する。1993年から22年間過ごした宮古島は来春2軍のキャンプ地として活用するが,将来的には撤退する見通しだ。
 22年間過ごした宮古島に別れを告げ,宮崎市清武町に軸足を移す。球団内では3月ごろからキャンプ地移転について本格的に動き始め,7月に正式な誘致を受けて,決定に至った。移転を決めた大きな理由は他球団との実戦機会を増やすためだった。
 瀬戸山球団本部長は「単独でやっていると,なかなか練習試合を組みにくい」と説明した。宮古島は離島で練習試合やオープン戦が組みにくく,今年の2月中旬に行われたロッテとのオープン戦では,チャーター機石垣島へ移動するなど,負担も大きかった。宮崎市内では巨人,ソフトバンク,同県の日南市内では西武,広島がキャンプを張っているため,対戦試合を組みやすくなる。
 宮古島は施設面で老朽化が進み,自治体のバックアップを求めていたが,なかなか実現しなかった。瀬戸山本部長は「他と比べるとどうしても見劣りするところが多かった。何年かに渡って要望していたが,グラウンドの改善などがなかなか見られなかった」と明かした。ロッカーも全員分はなく,仮設テントの中で選手が着替えていた。
 宮崎市内に移転すれば,ファンの増加も見込める。宮古島には距離的なハンディがあり,観客数もキャンプを通じて1万人程度だった。4球団がキャンプを張る宮崎では2月には62万人の観光客が訪れる。キャンプ銀座に加わることで,他球団のファンにも魅力をアピールできるというわけだ。
 宮古島の22年間にはたくさんの歴史もある。イチローが汗を流し,大リーガーへの足場を築いた思い出の地。故仰木監督が愛した酒蔵には古酒が貯蔵されており,引退した清原和博ら多くの選手が訪れた。谷が当時交際中だった亮子夫人とデートしたビーチもある。
 名残惜しさはあるが,常勝チームを築くために,決断を下した。市と球団の官民一体で「バファローズ・タウン」(仮称)として,キャンプ地を盛り上げていく構想もある。(大石豊佳)

◆観客5500人収容!
 宮崎市で使用するメーン球場は「SOKKENスタジアム」で両翼100メートル,中堅122メートル。観客は内外野席合わせて約5500人が収容可能となっている。ロッカールームは1軍選手全員分のロッカーが確保でき,すでに視察している瀬戸山球団本部長は「素晴らしい施設だった」と声を弾ませた。多目的グラウンドと日向夏ドーム(屋内球技場)があり,雨天時も練習可能。同等の広さの第2球場とブルペン(屋根付き10人用)は現在建設中で,2015年10月に竣工予定。来春キャンプでは7人用の仮設ブルペンが準備される。

◆宮古島来季は2軍キャンプ
 宮古島では来季は2軍がキャンプを張る。瀬戸山本部長は「これからもいろんな形で交流しましょうと話はした」と明かした。ただ「理想は合同でやること」とも。宮崎の新キャンプ地には第2球場を建設中で,2015年秋ごろに完成する。合同キャンプが可能な施設が整う16年以降完全に撤退する可能性が高い。来春は宮崎キャンプの後は実戦を挟み,秋季キャンプ地でもある高知市に移動して鍛える予定。

オリックス宮古島キャンプのメモリアルあらかると
●仰木監督が愛した酒蔵 泡盛メーカー『株式会社多良川』の酒蔵に,1996年の日本一を記念して贈られた泡盛などが貯蔵されている。昨年は谷が足を運ぶなど毎年のように選手が訪れ,瓶を収めていた
●谷夫妻思い出の地 2001年,谷が当時交際していた亮子夫人が来るなど,休日デートを楽しんだ
●イチロー&清原フィーバー 2006年,清原が特別参加していたイチロー(当時マリナーズ)と競演。イチローが紅白戦に出場するなどして,史上最多の4000人が集まった

宮崎市清武町
宮崎県南東部に位置し,宮崎県宮崎郡に属していた町。2010年に宮崎市編入合併された。住宅団地の開発が進み,人口が増加。宮崎市ベッドタウンとして発展。特産品は「日向夏みかん」で温暖な気候が特徴。人口2万8794人。

宮古島キャンプあらかるとに小瀬の記事はなかったですが
それも含めて宮古島の歴史を改めて感じさせられました。

宮古島新聞の記事でも

 プロ野球オリックス・バファローズは25日,来年の1軍春季キャンプ地を宮古島市から宮崎市に移転することを発表した。同球団は1993年から22年間,宮古島市民球場を中心に春季キャンプを実施していた。同球団は「宮崎市より施設面の改善を含め熱心にお誘いをいただいた」としている。宮古での練習場,市民球場の老朽化が理由とみられる。2軍の春季キャンプは引き続き宮古島で行われる。
 移転の理由として同球団広報部は宮崎市でキャンプをする巨人,広島,ヤクルト,西武,ソフトバンクと練習試合,オープン戦の日程調整が容易になること。5000人以上の観客が収容できる宮崎市清武総合運動公園SOKKNスタジアム(両翼100㍍,中堅122㍍)など,練習施設の充実を挙げ,「チーム強化のための最適な環境」だとした。
 移転するキャンプ地は,宮崎市内の中心部や宮崎空港から車でそれぞれ約20分とアクセスが良く,ファンが気軽に来場できることも理由にしている。
 また,宮崎市よりキャンプ地としての施設面の改善を含め熱心な誘いがあったことも明らかにした。
 宮古島オリックス・バファローズ協力会長の長濱政治副市長は,球団からキャンプ地変更を打診されていたと言い,その理由として練習場の市民球場の老朽化を挙げていたという。
 下地敏彦市長は25日に,球団側からキャンプ地の変更を正式に受けたという。「市としては,球団の意向にできるだけ沿いながら球場の整備や修復に努めてきたが,やはり新設の球場や関連施設には及ばなかった」とのコメントを発表した。

キャンプ激戦区の宮崎
宮古島よりは気温が低いですが
気温が低いからといって常勝巨人が春先に弱いかというとそうでもない

きっと充実したキャンプになるとは思います。

宮古島に訪れない寂しさは複雑ですが
いい結果になることだけを信じてます。

まずは春の前に秋に笑えるかですね。

日本各地の自治体からすればキャンプ地も2軍の本拠地も誘致可能ということ
どれだけバックアップできる体制にあるかが大事みたいですね。

プロ野球人気は下降気味といえども地方の市にとってはおいしいはずですからね。

とりあえずの更新でした。




【写真は,来季からのオリのキャンプ地のメイン球場のイメージ図。なんかすごそうな感じです。】