フランチャイズ問題
ちょっと古い新聞記事ですが,フランチャイズ問題について,
『オリックスは来季からフランチャイズを大阪に一本化する。
近鉄と合併後,3年間の暫定措置として認められた「ダブルフランチャイズ」が今季で終わり,
来季は京セラドーム大阪(大阪市西区)を専用球場とする。
一方で,球団は来季もスカイマークスタジアム(神戸市須磨区)で年間22試合を主催し,
実質的には両本拠地制を継続する。
1989年から球団運営に携わる村山良雄球団常務に,フランチャイズに対する考え方を聞いた。
-あらためて聞くが,なぜ神戸ではなく大阪を本拠地とした。
「神戸,大阪ではなく,都道府県で考えた場合,兵庫県は阪神がフランチャイズを置いている。
広い日本の中で同じ県に2チームというのはどうかなと思った。
大阪府に一つも球団がないというのも考えもの。常識的に考えて大阪に持っていかざるを得なかった」
「今後は大きなエリアで考えたい。
北海道に日本ハム,九州にソフトバンク,東北に楽天がある。
1県1チームではなく,関西エリアにはオリックス,阪神の2チーム。
バランス的にはいいと思う」
-スカイマークスタジアムでの試合は将来的には減っていくのか。
「基本的には今年と同程度の試合数を継続したいと考えている。
阪神・淡路大震災の年(1995年),
『がんばろう神戸』で市民,県民のみなさんとともに優勝させていただいた。
これはいつまでも忘れられない。地域への社会貢献も従来通り続けていきたい」
「ただ,極端に神戸で観客が減るようだと,考えなければならない。
より多くの人に応援していただき,『オリックス,頑張れよ』となれば神戸で変わらずやっていく」
-合併して3年が過ぎたが,ファンにはまだ戸惑いがある。
「どっちつかずじゃないか,という声もある。
オリックスとしての色をつくっていかなければならない。
チーム名も考えなければならない。関西オリックス,近畿オリックスとできるのかどうか。
地域活動を続ける中で,応援,支援がどうなるのか。答えはもう少し先になると思う」
「とにかく勝っていいチームにすること。小学校訪問や少年野球教室を実施しているが,
強くなれば子どもたちは必ず応援に来てくれる。
関西を代表するようなチームにするためにも優勝しなければならない」』
村山常務の話も理解できない訳じゃない・・・。
ただ,生粋のオリックスファンとしては,神戸=オリックスというイメージがある。
近鉄との合併,そして,3年経って近鉄の資本の完全消滅・・・。
4年目の来季が新生オリックスの正念場だと思う。
雨の心配のない京セラドームは地方ファンの自分にとって必ず開催されるから予定しやすいから
大切な球場でもある。
ファンフェスに行ってスカイマークスタジアムのグランドの上に初めて立って,
やっぱ世界一の球場だと思った。
いろんな思いが交錯してると思う。
旧来のファンの気持ちも大切にしつつ10年,20年先の新しいファンのために
がんばってもらいたいとも思う。
30歳を過ぎて,10代,20代の頃のようにがむしゃらになれるものが減ってきたが,
今後とも阪急ブレーブスから続くこの球団を応援していきたい。
という訳でこの記事はいろんなことを考えさせてくれたのでした。
もうひとつ記事を
『マリナーズのイチロー外野手(34)が16日,
前日に引き続いて神戸市西区のオリックス合宿所・青濤館で自主トレに臨み,
キャッチボールやフリー打撃など約1時間半,汗を流した。
その上で「今は遊びですよ。若手と一緒に?練習ならお断り。でも遊びならオーケーですよ」
と若手選手との“合同自主トレ”を歓迎する考えを示した。
これに対し23歳の坂口は「イチローさんは本当にすごい。格が違う。
見ているだけで勉強になるので」と興味津々。
「機会があれば?いろいろ盗みたいですね」と目を輝かせた。
また今季ウエスタン・リーグで最多勝,最高勝率の2冠に輝いた近藤も
「機会があれば,投手に対する時の気持ちなんかを聞いてみたい」と話した。
イチ流の技に身近に触れることができるのはオリックス若手の“特権”。
これを生かさない手はない。』
普通に考えてすごくないですか??
この特権のためにオリックス入りを希望する優秀な若者が集えば未来は明るいかな?
【写真は,スカイマークスタジアム神戸なり】
『オリックスは来季からフランチャイズを大阪に一本化する。
近鉄と合併後,3年間の暫定措置として認められた「ダブルフランチャイズ」が今季で終わり,
来季は京セラドーム大阪(大阪市西区)を専用球場とする。
一方で,球団は来季もスカイマークスタジアム(神戸市須磨区)で年間22試合を主催し,
実質的には両本拠地制を継続する。
1989年から球団運営に携わる村山良雄球団常務に,フランチャイズに対する考え方を聞いた。
-あらためて聞くが,なぜ神戸ではなく大阪を本拠地とした。
「神戸,大阪ではなく,都道府県で考えた場合,兵庫県は阪神がフランチャイズを置いている。
広い日本の中で同じ県に2チームというのはどうかなと思った。
大阪府に一つも球団がないというのも考えもの。常識的に考えて大阪に持っていかざるを得なかった」
「今後は大きなエリアで考えたい。
北海道に日本ハム,九州にソフトバンク,東北に楽天がある。
1県1チームではなく,関西エリアにはオリックス,阪神の2チーム。
バランス的にはいいと思う」
-スカイマークスタジアムでの試合は将来的には減っていくのか。
「基本的には今年と同程度の試合数を継続したいと考えている。
阪神・淡路大震災の年(1995年),
『がんばろう神戸』で市民,県民のみなさんとともに優勝させていただいた。
これはいつまでも忘れられない。地域への社会貢献も従来通り続けていきたい」
「ただ,極端に神戸で観客が減るようだと,考えなければならない。
より多くの人に応援していただき,『オリックス,頑張れよ』となれば神戸で変わらずやっていく」
-合併して3年が過ぎたが,ファンにはまだ戸惑いがある。
「どっちつかずじゃないか,という声もある。
オリックスとしての色をつくっていかなければならない。
チーム名も考えなければならない。関西オリックス,近畿オリックスとできるのかどうか。
地域活動を続ける中で,応援,支援がどうなるのか。答えはもう少し先になると思う」
「とにかく勝っていいチームにすること。小学校訪問や少年野球教室を実施しているが,
強くなれば子どもたちは必ず応援に来てくれる。
関西を代表するようなチームにするためにも優勝しなければならない」』
村山常務の話も理解できない訳じゃない・・・。
ただ,生粋のオリックスファンとしては,神戸=オリックスというイメージがある。
近鉄との合併,そして,3年経って近鉄の資本の完全消滅・・・。
4年目の来季が新生オリックスの正念場だと思う。
雨の心配のない京セラドームは地方ファンの自分にとって必ず開催されるから予定しやすいから
大切な球場でもある。
ファンフェスに行ってスカイマークスタジアムのグランドの上に初めて立って,
やっぱ世界一の球場だと思った。
いろんな思いが交錯してると思う。
旧来のファンの気持ちも大切にしつつ10年,20年先の新しいファンのために
がんばってもらいたいとも思う。
30歳を過ぎて,10代,20代の頃のようにがむしゃらになれるものが減ってきたが,
今後とも阪急ブレーブスから続くこの球団を応援していきたい。
という訳でこの記事はいろんなことを考えさせてくれたのでした。
もうひとつ記事を
『マリナーズのイチロー外野手(34)が16日,
前日に引き続いて神戸市西区のオリックス合宿所・青濤館で自主トレに臨み,
キャッチボールやフリー打撃など約1時間半,汗を流した。
その上で「今は遊びですよ。若手と一緒に?練習ならお断り。でも遊びならオーケーですよ」
と若手選手との“合同自主トレ”を歓迎する考えを示した。
これに対し23歳の坂口は「イチローさんは本当にすごい。格が違う。
見ているだけで勉強になるので」と興味津々。
「機会があれば?いろいろ盗みたいですね」と目を輝かせた。
また今季ウエスタン・リーグで最多勝,最高勝率の2冠に輝いた近藤も
「機会があれば,投手に対する時の気持ちなんかを聞いてみたい」と話した。
イチ流の技に身近に触れることができるのはオリックス若手の“特権”。
これを生かさない手はない。』
普通に考えてすごくないですか??
この特権のためにオリックス入りを希望する優秀な若者が集えば未来は明るいかな?
【写真は,スカイマークスタジアム神戸なり】