清原復活の日まで(その1)

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最近の清原の状況を何回かに分けてまとめてみたいと思います。

オリックスに野球道の最後の花道を求め,2年前に移籍してきたが
昨年は全休という異常事態・・・


そんな清原の久々の生の言葉が,11/23のファンフェスタの日


『祝日の23日,各球団でファン感謝デーが行われた。
 オリックスでは,左ひざ手術からの復帰を目指す清原和博内野手(40)が,
 ビデオメッセージで登場。試合出場なく終わった今季をファンに謝罪した。
 率直な思いをファンに届けたかった。
 秋晴れのスカイマークで午前11時から行われたファン感謝イベント。
 1万人のファンが詰め掛けた中,開始直後にテーマ曲である長渕剛の「とんぼ」が流れると,
 バックスクリーンのビジョンに清原が映し出された。
 「皆さん,こんにちは。清原和博です。今シーズンは皆さんの前で一度もプレーできず,
 僕も悔しかったです。ファンの皆さんもがっかりされたことだと思います」
 トレーニングウエア姿のまま口にしたのは,
 打席に立てなかった今季の悔しさとファンへの謝罪だった。
 VTRとはいえ,ファンの前に登場するのは今季初。
 リハビリに集中するため参加を見送ったものの,せめて自らの言葉でファンに伝えたかった。
 引き締まった顔つきのまま,清原は続けた。
 「来シーズンこそは皆さんの前でプレーできるように,
 しっかりリハビリをしてこの冬を越したいと思います。
 今日は参加はできませんが,選手と一緒に楽しい時間を過ごしてください。」
 来季の復活も約束した。打席での勇姿を待つファンに,決意も示した。
 7月6日の左ひざ軟骨移植手術から約4カ月半。
 この日も合宿所で黙々とトレーニングをこなした。
 来年2月1日の春季キャンプに定めた照準に狂いはない。「最後の勝負」に清原が臨む。』



スーパースターとして,野球界に君臨し,時には傲慢な振る舞いも目立った清原・・・
こんなに真摯な態度と言葉を目の当たりにして,絶対に復活して欲しい,
再びオリックスのユニホームで打席に立って欲しいと思いました。


イチローもそうですが一流選手になっても謙虚さがないと日本のマスコミやファンは,
必ずといってバッシングをします。
欧米では,一流の選手がリスペクトされて王者としての振る舞いを求められる。
文化の違いとはいえ,苦労してその地位を得たのになぁと思うことも多いです。

勝者は勝者として振舞って欲しいと思います。



そんな清原の今季の年俸は,

オリックス・清原が10日,大阪市内で契約更改交渉に臨み,
 45%ダウンの推定年俸1億1000万円プラス出来高でサインした。』


大幅減でももらいすぎだとの批判もあるが,清原はこう語っている。


『「来年チャンスをいただいた。感謝でいっぱい」と話した。
 そして,「1段1段、上っていきたい」と慎重に取り組んでいく考えを示した。』



西武,巨人と渡り歩いてきたが,これは野球人清原としての価値ではないかと思う。
12球団でこんな選手がひとりいてもいいと思うし,
打算はあるとしてもオリックスという球団の心意気にも賛辞を送りたいと思う。



・・・続く



【写真は,契約更改での清原。ちょっと涙目?】