清原復活の日まで(その2)

イメージ 1

前回の続きです。
清原とオリックスを結び合わせた縁結びの神・・・
仰木さん・・・
清原も仰木さんの人柄に魅せられたひとりです。
だから亡くなられた後もお参りに行ったみたいですね。
そんな新聞記事を


オリックス清原和博内野手(40)が12日,
 故仰木彬オリックス元監督(享年70)の北九州市内の自宅を訪問。
 05年12月に死去した恩人の霊前でこうべを垂れた。
 今回の訪問では様々な巡り合わせがあった。
 まず小倉駅から乗ったタクシーのナンバーが,仰木元監督の最後の背番号と同じ『70』だった。
 清原は「鳥肌が立ちました」と声を震わせ
 「仰木さんが,会いに来たことを喜んでくれたと思いました」と振り返った。
 運命の縁はほかにもあった。
 「ご自宅で奥さまに西鉄時代の仰木さんの写真を見せていただいたんですが,
 背番号が『5』だと知り,驚きました」。
 『5』は自身が巨人にFA移籍した97年から背負い続けている番号だ。
 霊前には「今年は1試合も出場することができず,苦しいシーズンでしたが,
 仰木さんとオリックス球団のおかげで来年も契約を結ぶことができました」と報告。
 「グラウンドに立つことが,仰木さんが私に言ってくれた,最後の花道だと思っています。」
 昨年11月以来の訪問で,清原が復権に燃える08年への誓いを新たにした。』


ん~どうしてここまで操を立てるのかというくらいの関係になってますよね。
きっと仰木さんの人柄が清原の心にがっちりと入り込んだのでしょうね。


それから,大物は大物の心を知るというか
イチローとの関係も新聞記事に


『【イチローが“延命”に一役】
 当然のことながら,シーズン中に幾度もささやかれた引退説。
 だが,そうした外部の声を真っ先に否定,大きな後ろ盾となったのが,宮内オーナーだった。
 「日本の超一流選手の引退は早過ぎる。
 メジャーは40歳代でも活躍するプレーヤーがたくさんいるじゃないか」
 実はこのオーナーの発想,イチローとの“会談”から生まれたものだという。
 「イチロー選手は毎年,メジャーのシーズンを終えて帰国した際,
 宮内オーナーを訪問しているんです。
 その席で,メジャーでは熟年選手がいかに尊敬を集めているかの現状も報告しています」と本社関係者。
 「そこには『日本球界でもそうあるべき』とのイチロー選手らしい考えを含んでいること,
 もっといえば,清原選手のことが念頭にあることをオーナーも分かっておられると思います」
 清原もイチローの心遣いは感じているようで,
 この日,更改交渉後の会見ではこんな感想をもらした。
 「シーズン中ももらっていたが,先日,帰国してから『ヒザの調子はどうですか』と連絡があった
 このオフは,今年1月のように(神戸のオリックス合宿所で)
 一緒にトレーニングはできないけれど,一緒に食事でもしながら,
 彼がメジャーのオールスターでMVPをもらったときの話でも聞きたい」
 経済界の重鎮,宮内オーナー,世界のイチローのバックアップを受けた清原だが,
 今後も過酷なリハビリが待っている。
 「契約していただいたこの日,くしくも5カ月ぶりにジョギング(30メートル走3本)を始めました。
 走るのがこんなにうれしいのか,という思いです」と清原。
 最大120キロあった体重は10キロほど落ちたといい,
 「1月までに105キロに。そこから先は未知の世界」と目標を口にする。
 「今日がボクの新たなスタートの日。来年早々,ハワイで自主トレを行い,
 大きな目標である開幕1軍ベンチ入りを目指していく」
 清原劇場は幕開けが近づいている。』


こちらの関係もどうしてこんなに親密なんだろうかと思うくらいですよね。
批判も多い清原の状況ですが,
例え賛同者が少なかったとしても野球道を全うしてもらいたいです。


そんな清原の始動開始は,


『移籍後最速“始動”!清原が1・4ハワイへ出発
 今季左ひざを手術し,復活を目指している清原が,ハワイ・オアフ島での自主トレに向け,
 来月4日に出発することが分かった。
 今年は1月5日に自主トレ地の米アリゾナ州フェニックスに出発。
 06年オリックス入団後,最も早い“始動”となる。
 「通常より早い始動? もう一度グラウンドに立ちたいという気持ちの表れではないか」
 と球団関係者は話している。
 清原よ焦るな-。オリックス中村勝広球団本部長(58)が25日,
 大阪市北区の球団事務所で,復権を期す清原和博内野手(40)に
 「復帰は1日も早いに越したことはないが,焦ってはいけない」とエールを送った。
 清原は左ヒザ痛に悩まされ続けた今季,22年目で初めて1試合も出場できずに終わった。
 完全復活に懸ける思いは強く,更改した今月10日にも
 「何が何でもグラウンドに立つ姿をファンの方に見ていただけたら嬉しい」と決意表明している。
 中村本部長の思いも同じだった。「もう一度,グラウンドで勇姿を!と思っている」。
 来年1月4日出発のハワイ自主トレを問われると,「暖かいところが第一条件」と理解を示した上で
 「本人が一番,状態は分かっている」と信頼を寄せた。
 それでも,手綱を絞ることも忘れなかった。
 現役,コーチ,監督時代に多くの故障明けの選手を見てきていた。
 「開幕に照準を合わせてほしいということではなく,
 彼のスケジュールの中でなんとかグラウンドに立ってほしいと願っている。」
 このコメントに,その思いが凝縮されていた。』



相変わらずの批判が出るくらいの球団の厚遇ぶり。
男 清原がこの心意気に応えないわけがない(?!)



【写真は,来季に向けてプールトレーニングに励む清原】