あの人がPに激怒!!

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2,3日静観して情報収集と思ってましたが,
オリックスソフトバンク代理人の3者の意見が出揃ったみたいですね。
オリックスにしては,異例と言うくらい毎日いろんな記事が出るのでまとめきれなくなってくる前に
小出しに整理していきたいと思います。

まずは,選手登録を受理する側の意見から



『◆ 「両方有効はありえない」 ◆
 ジェレミー・パウエル投手(31)のオリックスソフトバンクの二重契約問題について,
 根来泰周コミッショナー(75)が1月31日,
 初めて言及し「二重契約をするような選手は入団させなければいい」と注目発言を行った。
 30日に両球団の代表を呼び,事情聴取を行ったが,
 パ・リーグの小池会長は「両球団とも正当な手続きを主張しており,
 双方とも瑕疵(かし)がなく,二重契約の状態にある」とし,両球団には再検討を命じた。
 しかし,一連の問題についてパ側から根来代行に連絡は一切なかったという。
 法律の専門家でもある根来代行は「両方が有効ということはありえない。
 どういう状況で(パウエル投手が)サインしたのか,本人に聞いて,
 どちらが優先かを決めてやらないといけない」とクレームを付けた。
 さらに「外科的な手術だが,二重契約をするような選手は(野球協約)83条(不適格選手)を使って
 入団させなければいい」という過激発言で切り捨てた。
 ◆野球協約第83条(不適格選手)球団は,連盟会長が野球の権威と利益を確保するため
 不適当と認めたものを支配下選手とすることはできない。』


根来コミッショナーもお怒りですなぁ。
個人的には,こんなにこじれた状態でも両チームとも欲しがるのか,
お互いのためにも両方引いた方がいいのではとも思います。



現場を預かるコリンズ監督の意見としては,



『◆ コリンズ監督“来る方がいい” ◆
 パウエル問題についてコリンズ監督は「来れば,来なければという想定は今の段階ではできない。
 早急に決断してもらって,そこからどういうふうにしていくかを決めたい」と早期解決を希望。
 その上で「パウエルがいることによってチーム状況がいい方向に向かう可能性は高い」
 と日本通算67勝右腕への期待の言葉も口にした。
 二重契約については「どうしてそんなことになるのか」と首を傾げた。』



監督からしたら計算できる駒はいくらでも欲しいのが本音でしょうね。
ただ,SBの半額の提示でのオリックスでモチベーションが上がるかどうかは疑問ですね。

そしてオーナー的にはどうかというと



『横取り許さん! パウエル投手がオリックスソフトバンクと“二重契約”と
 パ・リーグ連盟から判断された内容を受け,オリックス宮内義彦オーナー(72)は1
 歩も引かない構えを見せた。
 都内で,話し合いの内容を伝え聞き「日本球界をプロテクト(守る)するためにも
 (強奪は)許されてはいけないし,引くつもりはない」と明確に話した。
 日本球界への警告でもあった。
 今後,同様の事態が起これば,代理人の思うままで,日本球界がおかしくなる。
 1球団だけの話ではないという見地に立った。
 「パウエル自身がやっていることではないと思うが,
 外国人選手は日本の選手にないような契約もしていると聞いている。
 今まで日本球界で何十年もやってきたルールがある。
 ソフトバンクも日本の球界のことを考えれば,分かっていただけると思う。」
 キッパリとルールを守るべきだと説明した。
 単年契約の年俸5500万円という提示を変えるつもりもない。
 ソフトバンクとともに連盟から事情聴取を受けた中村球団本部長は,
 条件提示の上乗せの可能性について「アメリカの代理人になめられる事態になる」と否定した。
 統一契約書のサインがFAX送付されたコピーであっても有効であることは認められた。
 同本部長は「ウチは1歩も引かない。道義的なものを訴えるしかない」と,
 球界のためにもパウエルと契約する考えを強く示した。
 今後は球団内で意思の再確認を行い,連盟の英断を待つ。』



オーナーも全軍進めの号令をかけているので,
オリックス側はこんな対応を



オリックスは1月31日,ソフトバンクとの前巨人・パウエル投手の契約をめぐる問題で,
 同投手の支配下登録選手の承認を得るため,パ・リーグ連盟に統一契約書の写しを発送した。
 前日30日にパ・リーグから再検討を促されていたことから,
 この日,中村球団本部長ら首脳が約2時間の会議を開いて対応策を協議。
 中村球団本部長は「ウチは一点の曇りもないので,正規の手続きを踏んで申請しました。
 次の一手を打たないと前へ進まない」と説明した。
 パウエル側とは連絡を取っていないものの,
 昨年住居があった都内から既に神戸市内の新居に荷物を移したことを明らかにした。
 ソフトバンクについては「直接話し合える雰囲気ではない。第三者に委ねるしかないのでは」とコメント。
 オリックスが契約の正当性を訴える姿勢に変化はない。』



中村さんも本気モードですねぇ。
このままでは,受理してもらえないだろうなと思ってたら
案の定,不受理でした。



この騒動で個人的に一番の記事はこれ



『◆ あいつの登録名は「お金」や! ◆
 番長,大噴火-。オリックス清原和博内野手(40)が
 1月31日,二重契約のパウエルを痛烈に批判した。
 キャンプ地・高知へ出発する直前の伊丹空港
 「信じられへん。ナメとんで。あれはアカンやろ!」と怒りを爆発させた。
 キャンプに懸ける意気込みなどを語っていた清原がパウエルの話題を振られた瞬間,
 一気に『戦闘モード』に突入した。
 「登録名はお金や。マネー?マネーやなくて,お金や。マネーならカッコ良すぎるで!」
 二重契約問題,清原は「選手から言われんと,代理人も動かへんやろ」ととらえている。
 「パウエルは仰木さんの時も金で巨人に行ったやろ。」
 05年オフにオリックスから巨人へ移籍した決め手も『お金』と断じた。
 「(仮に)ソフトバンクに行ったら,お金君と対戦するのが楽しみや。
 バットのシンのところに1万円札巻いたるわ」
 超過激発言を連発した清原だが,冷静さも失ってはいなかった。
 「その前に,グラウンドに立てるようになっておかんとな…。」
 昨年7月の「厳しい」左ヒザ手術からの復活を期して今,苦闘のまっただ中にいる。
 「なんとかグラウンドに立ってほしいと,両親も願っていると思う」
 その両親が岸和田の実家から芦屋市内の自宅マンションを訪れ,
 「お母さんがタイと赤飯で送ってくれた」という。
 「こう言っておいたら,お客さんも注目するし…。」
 痛烈なパウエルで自らにプレッシャーをかけ,清原が苦難の道に挑む。』



清原の言葉が一番ファンにとってうれしかったですね。
代理人もSBと契約したがってるみたいだし
あげればいいんじゃないですか?

オリックスが慎重に2回もメディカルチェックをしたがってたのは,
故障の不安があるからなんだから,
無理して獲ってセラフィニさんと同じ結果になっても困るでしょうし。


AOKUさんに教えてもらったけど
一番すごいのは球団公式HPの選手一覧にすでにPちゃんが出てることかな・・・。

あぁ~,やっぱまとめきれないので続報は後日



【写真は,激怒の清原高知入りの図】