Pの行方

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そろそろ決着しつつあるP問題について経過をまとめてみました。



1/11にオリックスがパウエルの獲得を発表
  背番号50 年俸5500万円+出来高

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 1/29日ソフトバンクがパウエル獲得を発表
  年俸1億円

ぁ.僉Ε蝓璽芦馗垢藁省?侶戚鵑僕効性があるとの見解

ァ[昭塒効なら先着手のオリックスが有利とソフトバンクの態度軟化

Α。个梁緲?佑オリックスを断ってソフトバンクと正式に契約したと公言
  オリックスの文書へのサインは就労ビザ取得のためと強調

А。佶椰佑緊急来日しソフトバンクでのプレーを希望


時系列に並べるとこんな感じでしょうか。
そして,昨日の記事を



『◆ 二重契約問題 ◆
 パ・リーグ小池唯夫会長(75)は4日,ジェレミー・パウエル投手(31)が
 ソフトバンクオリックスと二重契約している問題で,ソフトバンクとの契約が優先するとした上で
 支配下選手登録は6月22日まで認めず,同23日以降にソフトバンクから申請があれば受け付けるとした。
 しかし,オリックスは小池会長の「強い勧告」に猛反発。ソフトバンクも納得していない。
 渦中のパウエルはきょう5日,都内で会見する。

 ◆ 宮内義彦オーナー「私も球団も納得できるものでない」 ◆
 パウエル投手の二重契約問題に小池会長が“強い勧告”を行った。
 午前中,電話による事情聴取でパウエルからソフトバンクとの契約優先の主張を聞いた小池会長は
 村田繁事務局長とともに午後2時から3時間,都内のホテルで
 ソフトバンク角田雅司球団代表,オリックス・機谷俊夫球団代表を交え,収拾に当たった。
 パ・リーグ事務局で午後6時過ぎから行われた会見で,
 小池会長は「連盟会長として,いつまでも放置はできませんので,会長の見解を両球団に伝えました」
 と解決の道を切り開いたことを強調した。
 具体的な解決策は(1)6月22日までは支配下登録申請を預かる
 (2)6月23日から30日までにソフトバンクから申請があった場合は受理する
 (3)6月22日までに両球団で話し合いがつけば,ソフトバンクの申請を受理する,というもの。
 申請を6月22日まで受理しない理由について
 小池会長は「いろいろ大変混乱した。ペナルティーの意味を含めまして,こういう結論になった」と説明した。
 今回,ソフトバンクの契約を優先させた理由について
 「パウエルから事情聴取したという意味で理解してもらいたい。ある意味で政治的解決。
 ベストの選択ではない」と苦渋の表情を浮かべ“勧告”の背景を語った。
 しかし,オリックスは猛反発。中村勝広球団本部長(58)は
 「二重契約の後出しを尊重した提案は何ら解決策にはならず,大いに疑問を感じています」と断言。
 今後の対応については「球団として検討したい。今後,呼び出しなどもあると認識している。
 今の段階では,はっきり何も言えない」としたが,すんなりと勧告を受け入れるつもりは毛頭ない。
 また,都内で取材に応じた宮内義彦オーナーも「私も球団も納得できるものではない。
 契約が両方正しければ先の方が正しくなるべきだし,高い金を出せば後出しジャンケンが許されていいのか。
 これはオリックスソフトバンクの問題ではなく,日本球界と外国人選手の契約のあり方だ。
 とことん究明し,球界としてきちんとしたルールを作らなければならない」と反論。
 ソフトバンク側も納得はしておらず,解決に向けて,まだ予断を許さない状況だ。』



3ヶ月のペナルティーですか・・・。
追放までは英断できないですよね。


今回の発端はオリックス側が日本球界の慣習で仮契約的な段階で獲得を公表し安心してた点にあり,
値段を吊り上げたいPの代理人ソフトバンクの思惑と孫マネーが合わさって,
一転してソフトバンクと正式契約に至ったというとこだろうか。


オリックスファンだから身内びいきになりますが
故障して巨人をクビになったPを入念なメディカルチェックの上で
本契約したかった球団の考えには理解を示せます。


セラフィニの苦い経験からもひとつ勉強したかなという感じです。


ただ,記事にもあるとおり,オリックスが気にしてるのは面子以上に球界の慣習についてであろう。
先着手であっても,仮契約的なものがあっても横から他球団にさらわれるなら
そんな球団と同じリーグで仲良くできますか?


米国の法律まで詳しくありませんが
日本の民法では口約束でも契約は有効で
代理人だけならまだしも本人も就労ビザの関係とはいえ
オリックスでのプレーを楽しみにしてると直筆でサインまでしてる始末。


ソフトバンクはパウエルを獲得しても3ヶ月は登録できないとの裁定があっても獲るんでしょうか?
まあ孫マネーがふんだんにあるから王監督の花道を派手に飾るため獲得するんでしょう。
現場に責任はないとはいえ王さんってフロント権限みたいのも付与されてなかったっけ?


他球団の事はいいとして,
Pはもういらないから,将来のためにも球団はまたひとつトラブル回避の方法を学んで
成熟してもらいたいです。




相変わらずシーズン前にゴタゴタが多くて,こんなイメージがファンが減る要因かもしれませんが,
選手が春季キャンプでがんばってる姿を見てると元気が出てきます!



今こそファンの思いをひとつにして
One Heart Beatですよ!!




【写真は,SBをにらみつける中村はん】