清原からの苦言

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次の第2クールの休みにはどうなるのか楽しみな出来事が,
といっても1軍の宮古島組の選手のオフの過ごし方ではありません。
事の発端は,この記事



オリックスの清原が6日,番長流“超激辛愛のムチ”を振るった。
 休日返上練習なしの2軍組に「最下位のチームで,2軍やで。もう下はないで」と猛省を促した。
 この日も「減量編や」と2台の石油ストーブを前にほおかむり姿で自転車にまたがるなど,ご機嫌だった。
 「あした(7日)は移動するからな。病院に行く。チャーター機で500万円ぐらいや!」と豪語もした。
 それが若手の話になると口調が変わった。午前9時からウエートトレーニング。
 打撃練習では本屋敷2軍コンディショニングコーチの球を30球打った。
 この間,2軍選手の姿は皆無だった。
 「誰か2軍の選手が来るかと思ったが,誰も来いへんかったな。
 アピールしようと思わないのかな?こりゃ,アカンで」
 1軍にある休日練習禁止指令も2軍にはない。
 「12球団でうちぐらい違うのん,休みの日にきっちり休むのは。それで一番弱いんやから,世話ないわ。
 追いつくどころか,引き離されるわ。」
 8年連続でBクラスに低迷するオリックス。番長が投じた一石,軽くはない。』



別の記事でも



『左ひざ手術からの復活を目指すオリックス清原和博内野手(40)が6日,2軍選手に喝を入れた。
 第1クール5勤のチームはこの日がキャンプ初の休日。
 完全別メニュー調整の清原は第2クール2日目だったが,休日返上で練習した若手選手はゼロ。
 「休みの日にきっちり休んで,それで一番弱いんやから世話ないわ。
 ひそかに期待しとったのに残念です」と嘆いた。
 意識の低さを嘆かずにいられなかった。
 練習をしていた清原の前に,休日返上で姿を見せた若手選手は1人もいなかった。
 「だれも来んかったな。だれか来るかと思ったけど。
 他のチームの2軍選手は休みでも出てきて打つんと違うの。寂しいなあ」。期待は見事に裏切られた。
 「ましてや最下位のチームで2軍やで。もう下はないで」と厳しい現実を指摘した。
 1軍が宮古島から合流する18日まで,高知は若手が清原と接触する絶好機だ。
 質問に来たら「何でも答えるよ」と協力を惜しまない。
 しかし,遠慮してか寄って来る若手はいないという。
 例に挙げたのが今季6年目の巨人・矢野だ。新人時代に「トレーニングやってますか?」
 といきなり近づいてきた逸話を披露。
 「こいつはちょっとおもろいと思ったら,そういう選手になった」とオリックスの若手にも積極性を求めた。
 この日の清原は室内練習場で計150スイング。
 ランニングのピッチも徐々に上げているが,左ひざは腫れもなく良好だ。
 報道陣にはストーブ2台の前でエアロバイクをこぎながら応対。
 時折笑顔を見せていたが,若手の休日の話題になると表情は一気に険しくなった。
 「去年日本一の中日が一番練習してるというのに,追いつくどころか,引き離される。」
 清原はオリックスが強くなることを心の底から願っている。』



このふたつの記事を読むとオリックスに寄せる清原の気持ちも強さを感じますね。
回復の順調さを表わす口の軽やかさもあるのでしょうが,
この発言を受けて今回の休息日の2軍選手の動向が気になります。

しかも,誰がこの清原に話しかけて弟子入りするのか?
1軍が来たらもう近づけないですよ~~。


なんだか最近よく思いますが,清原は本当にオリックスの選手になったんですね。
P問題でも熱かった清原ですが,
チーム愛を語る姿に感動すら覚えてしまいます。



本当にすごいと思った清原の昨日の様子を



『◆ これがプロのサービス精神 ◆
 これがファンサービスや!オリックス清原和博内野手(40)が
 10日,自らの発案でファン150人に打撃練習を公開。
 さらには150人全員との握手会まで行った。
 遠く離れた沖縄・名護ではニューヒーロー,日本ハム・中田がプロ1号を放ったが,
 ファンの期待に応えることにかけては,番長も負けてません。
 ◆ 人気は絶大!男気見せた! ◆
 今春キャンプで“絶好調”の清原は,ファンサービスでも周囲をアッと言わせた。
 この日は自らの発案でファン150人に打撃練習を大公開するとともに,150人全員との握手会まで行った。
 3連休中日で大勢詰めかけたファンを見て,即断即決した。
 「急に『バッティングを見てもらおう』と言い出した。」
 初めて“貝”になった清原に代わって,熊谷広報が舞台裏を説明した。
 午前10時30分,熱心に“清原ウオッチング”していた150人が室内練習場へ招き入れられた。
 15分後,置きティーを始める。計100球を打ち終えると,
 報道陣をシャットアウトして30球のマシン打撃も披露した。
 「終わった瞬間,大きな拍手がわき起こり,『ありがとうございます』の声も飛び交いました」
 これに気を良くしたのか「ネットから出る時,『皆,握手しよう』と声をかけた」(熊谷広報)という。
 老若男女や小さな子供とも,大きな体をかがめて握手した。
 2軍の高知キャンプに初日の300人を上回る600人が来場した。
 熊谷広報が「こんなに埋まったのは初めて見た」駐車場には
 四国4県,鹿児島,島根,神戸,大阪,京都,松本,相模ナンバーなどの車が所狭しと並んだ。
 清原人気は相も変わらず,凄い。グラウンドに立てば動員力もアップする。
 復帰へ向けて,ファンサービスをも意識しながら,手術した左ひざとの闘いに全力投球する。』



昨年1打席も立たなくても年俸1億円という嫌味が各方面から聞こえてきましたが,
清原の広告効果やグッズの売り上げははるかにこれを越えてるし,
このようなファンサービスとカリスマ性を見ると
オリックスファンとして応援せざるをえません。

そうは言っても野球選手は試合に出てナンボの世界ですから,
今年はグランドでの清原の勇姿を拝みたいですね。




【写真は,記事にもあった減量中の清原。何を着ても似合う?!】