2/24(日)の試合(OP戦阪神2回戦)

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Bs 9-5 T
高知市営)

勝:小松1勝
敗:能見1敗
HR:関本1号,田中1号

2008年OP戦通算:2戦中1勝1敗0分 勝率 .500
阪神:1勝1敗0分



昨日の試合,まずは何と言っても田中彰の満塁サヨナラHRでしょう。
何度も追い付きながら同点で迎えた9回裏柴田の安打,相川の四球,吉良の安打と満塁のチャンスを迎え,
田中の豪快な一振りで勝負を決めました。

お膳立てから仕上げまで昨年のサーパスのメンバーですね。
住友監督もうれしかったんじゃないでしょうか。



『4年目のオリックス・田中が9回2死満塁で左越えにサヨナラ満塁弾。
 オープン戦のサヨナラ満塁本塁打は2000年福留(中日)以来8年ぶりだ。
 過去3年間で1軍出場わずか12試合。昨年8月15日には右手親指を骨折し戦線離脱した。
 「秋のキャンプに行けず,春も2軍スタートだったので悔しかった。
 まだ2軍なのでこれからもアピールしていきたい。」
 即1軍合流とはいかなかったが「若い選手がチャンスをもらって結果を残すところを見ることができて,
 すごく嬉しい」とコリンズ監督。
 曾祖父の第24代横綱・鳳から受け継いだパワーを武器に,田中がアピールを続ける。』



なかなか昇格のチャンスに恵まれなかった田中にとって絶好のアピールになったことでしょう。



昨日の誤算は岸田の乱調
3回を投げて4点を失う内容でした。

ただコリンズ監督は,岸田は全体的にはよかったとしており
先発ローテーションの一角は揺るがないみたいです。

本人は収穫ゼロとのコメントでしたがこれがOP戦でよかったと思って再調整がんばってくださいね。



下山も猛打賞,後藤もマルチヒットの活躍でしたが,
同じ猛打賞でも期待の大きい坂口の絶好調ぶりがうれしい試合でした。

昨日の大引もマルチヒットを放って調子もいいし,
坂口,大引の1,2番コンビが超強力クリーンアップまでにきっちりチャンスメイクをしてくれるでしょう。

坂口は足でも魅せてくれたらしく



『開幕1番へ大きく前進。「1番・中堅」で先発した坂口が3安打1盗塁の活躍で猛アピールした。
 「初戦にしてはよかったですね。満足?まだまだですよ。今はアピールが大事な時期ですからね。」
 特に初回は左前打で出塁すると,すかさず次の後藤の打席で盗塁。
 先制のホームを踏み,切り込み隊長の役割を果たした。
 指揮官は「しっかりとスイングできていたね。1番の最有力候補として考えています」と目を細めた。』



念願の俊足,巧打の1番バッター誕生でしょうか?!
そして,広島の地元紙にも写真付きで大きく記事が載ったのはこの人



『新天地での第一歩を軽やかに踏み出した。浜中が古巣との一戦でオープン戦初登場。
 「4番・右翼」で先発出場し,移籍後初打点初安打を記録した。
 「(対戦した時には)成長したところを見せられたら」と話していた岡田監督の目の前で,
 しっかりと結果を残したニュー浜ちゃん。
 古巣との“決別”を終え,あらためてオリックスの一員としてのスタートを切った。
 「自分ではもう少し力が入ると思っていたんですが以外と冷静でした。
 球も見えていたしヒットも出てホッとしました」
 力みはなかった。無死一,二塁で迎えた初回の第1打席は2-3まで粘り,相手先発・正田の球を見極めた。
 2死満塁で入った第2打席でも四球を選び,対外試合での移籍後初打点を記録。
 4回の第3打席は2死二塁の場面で中前にオープン戦初安打を放った。
 「“まあ頑張れよ。肩は大丈夫?”と言われたので“大丈夫です”と答えました。」
 試合前には岡田監督の下へあいさつに向かった。
 お互い,終始笑顔。昨年末「今のままやったらアカン」と辛口ゲキを飛ばされたが,それも今は昔。
 エールに応える活躍が恩師に対する最高の答えとなった。
 「阪神ファンからも声をかけてもらい嬉しかった。でも阪神には帰れない。もう踏み出したので…。
 同じ関西のチームとして応援してほしい」。過去に別れを告げたニュー浜ちゃん。
 身も心もオリックス一色で,まずは開幕スタメンに狙いを定める。』



オリックスのユニホームもしっくりと馴染み始めた浜中
本人の言葉どおりにオリックスの中心打者への道を歩み始めてます。
スタメン右翼も確定でしょう。



最後にうれしい話題をもうひとつ



『<地元・明徳義塾高校出身のルーキーが凱旋デビュー!>
 「昨日の夜は,ゲームに出たらどうしようかと不安で一杯でしたがゲームが進むにつれ雰囲気にも慣れ,
 出番があれば自分のできることを精一杯やろうと準備していました。
 終盤で同点の場面だったので,何とか抑えて次の回につなげようと必死のリードでした。
 今までテレビで見ていたタイガースの藤本選手が打席にいるのは不思議な感じがしました。
 ピッチャーの小松さんが配球を任せてくれたのですが,
 僕のミスで打たれたので反省しなければいけないし,本当にいい勉強になりました。
 それでも何とかゼロに抑えサヨナラ勝ちにつながったので,とても思い出に残るゲームになったと思います。
 キャッチャーというポジションは,なかなか1年目からすぐ結果が出るとは思いません。
 コツコツと前向きに色んなことを経験しながら,
 ピッチャーに信頼されるキャッチャーになっていきたいと思います。
 1イニングだけの出場でしたが,高知でたくさんの方が応援に来てくれてとても嬉しかったし,
 これからも応援してくださるファンの人たちのためにも頑張っていきたいと思います。」』



次世代の正捕手としてかなり期待してます。
ミニラ土井との競い合いが楽しみです。




【写真は,俊足坂口くん!!頼むぞ今季の核弾頭!!】