興奮冷めやらぬ間に

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金子が涌井に勝ったということで
一気に各紙が金子を取りあげてくれてますね。

久々のニューヒーローの誕生に喜びを隠せませんが,
今日は,変則3連戦の2戦目の試合展望なんかを


勝ったといえご自慢の打線がたったの3安打だった開幕戦
ただこんな記事がありました。



『開幕西武戦に勝ったオリックス。相手投手は昨年,0勝4敗とカモにされた涌井だっただけに大きな勝利だ。
 ローズ,ラロッカカブレラの「ビッグボーイズ」は
 ラロッカの活躍(1安打2打点)だけに終わったものの,その存在感は十分に見せつけた。
 「今後,3人が全開すればすごい打線になる」とコリンズ監督は自信満々だ。
 チーム初勝利は金子の好投に助けられた面が多々あるが,攻撃陣もたった3安打で効率よく2点をもぎ取った。
 「金子もよかったが,涌井も素晴らしいピッチングを見せていた。
 ただうちの打者はじっくり球をみて数多く投げさせていた。
 だからベンチで見ていてあまりフラストレーションはたまらなかった」とコリンズ監督。
 その象徴がローズの3四球だった。
 西武バッテリーはローズの第1打席から勝負気配がほとんどなかった。
 「昨年のタフィーなら四球を嫌って少々のボールでも打ちにいっていただろう。
 でも今年は後ろにカブレラがいる。自分が出塁すれば得点になるケースも増える。
今日のカブレラはいい日じゃなかったが,これからは打点をどんどん稼げるはずだ」と
 コリンズ監督は感触をつかんだよう。
 ローズも「今日のような日は我慢,ガマンだよ。とにかく勝ててよかった」と笑顔を見せた。
 開幕直前,平野,岸田,デイビーと先発陣が次々とリタイア。
 チームの雰囲気は必ずしもよくなかったが,
 今季のテーマである「打線がキャリアのない投手を育てる」がなれば展望も見えてきそう。
 ローズ,カブレラの本格化が待たれる。』



やはり誰が考えもラロッカ,ローズ,カブレラが3人並ぶことに意味があると思いますよね。
目に見える活躍以外でもこのような精神的なプレッシャーをかけてくれると
相手チームにはたまらない脅威になるはずですから。



開幕戦の打の英雄ラロッカが今日もやってくれるか?



『開幕戦で全打点を叩き出した好調ラロッカが,きょうの第2戦で“石井一撃ち”をもくろむ。
 助っ人砲は「石井一?彼はすごくいい投手。1本ヒットが打てればいいね」と話すにとどめたものの,
 昨年は交流戦2試合で対戦して本塁打も放っており,印象は悪くない。
 指揮官が「すごくいい球を持っているので相手が思い通りに投げることができれば手がつけられない投手」と
 警戒感を強める敵を,助っ人砲が打ち砕く。』



予告先発は,オリックス中山,西武石井一

確かに石井はいい時と悪い時の差が激しい投手
今日はどちらの顔が出るかで勝負が変わってきます。

対する中山は,



『きょう先発の中山が,レオ狩りによる今季初勝利へ向け“投志”満々だ。
 06年9月16日に挙げたプロ初勝利の相手も同じく西武という左腕は
 「思い切り,腕を振って投げたい。西武打線の印象?早打ちですね。
 とにかく試合で早く投げたい」と腕をならした。
 昨年参加したハワイウインターリーグでは最多勝にも輝いた3年目左腕。
 20日の開幕戦で快投を披露した金子に続く活躍を期す。』



先週,広島で見た中山は思うところに球が行かないジレンマが
打ち頃の甘い球となってましたが,
今日はきっとやってくれるでしょう。

とはいえ開幕戦のように投手戦にならない予感がする今日の一戦
新生オリックス打線の真価を発揮してもらいましょう。




【写真は,打たれた次の日の広島市民球場の中山。
    うつむく中山にこの後励ましの声をかけてみました。】