打撃のカギは気持ち

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4月に入り徐々にではあるが本来の恐怖の重量打線の片鱗が見えてきました。

でもまだまだ・・・

どうして打てないのか
どうして繋がらないのか


試合を観ててもやきもきするばっかりですが
決してキャンプの時期にしっかりとした練習をしなかった訳でもなく
選手の個々の技術力が向上しなかった訳でもないのです。



近鉄オリックスで主に二塁手として活躍した水口栄二(39)が昨秋,
 17年間の現役生活に別れを告げ,オリックスの打撃コーチに就任して半年。
 安定感あふれる攻守に犠打の名手と「いぶし銀」の輝きを見せた男は現在,
 熱血指導で貧打に泣く打線の強化に全力を注いでいる。
 「反射や,反射。これができたら,お前は復活できるんや」
 室内練習場に水口コーチの大声が響く。
 その視線の先は22本塁打を放った2003年以降低迷,今季横浜から移籍した古木。
 投手役の水口コーチは古木を相手に至近距離から全力でゴムボールを投げ続けた。
 投球に鋭く対応するのが狙いだ。
 水口コーチは準優勝した松山商3年の夏の甲子園で1大会個人最多となる通算19安打を記録。
 プロ入り後はタイトルにこそ恵まれなかったが,イチローマリナーズ)が「最高の2番打者」,
 阪神から移籍の浜中が「あの広角打法にあこがれていた」と絶賛するなど
 玄人好みの名選手としてファンの記憶に残った。
 松山商早大と名門で主将を務めるなどリーダーシップにも卓越したものがあった。
 その水口コーチが今,指導する立場で心がけているのは
 「選手の気持ちになって,それぞれの課題を考えること」という。
 キャンプでは,1番定着が期待される坂口には緩い球を打たせ,スイング軌道の修正に取り組んだ。
 昨季ウエスタン三冠王の迎,浜中には打撃の際,腰につけたひもを引っ張り,
 体の軸を安定させることを意識させた。
 全体練習終了後に続く,その光景はまさに“水口塾”。
 芯をきっちりとらえる感覚をつかむため,
 昨秋からゴムボールを打つ練習を取り入れたのも水口コーチのアイデアだ。
 浜中は「今まで知らなかったことがたくさんある。すごく刺激になっている」と目を輝かす。
 今季のオリックスの看板は外国人を軸とする破壊力満点の超重量打線。
 だが,その前後の選手の出塁が得点力向上のカギを握るのは間違いない。
 「現役の方がよっぽど楽」と苦笑いを浮かべる新米コーチは
 昨季の最下位から浮上を目指し,熱いげきを飛ばし続ける。』



水口新コーチがこのオフにずっと言ってきた事は
3,4,5番の重量打線の脇を固める選手がしっかりしないと
この構想も夢物語で終わるということ・・・

相手投手がラロッカ,ローズ,カブレラに集中できれば後は楽勝という状態では,
決してこの重量打線の真価は問えません。

しっかり練習してきたキャンプの成果を試すときです。
もうシーズンは始まってます。

交流戦までに苦難続きの投手陣を楽にさせる打撃陣の活躍に期待します。


水口コーチとしっかり練習したんだから
後は気持ち!!気持ちですよ!!



さてそのBB打線はというと



ラロッカ,ローズ,カブレラのB(ビッグ)B(ボーイズ)が決意新たに熊本に乗り込んだ。
 5日の日本ハム戦(京セラ)で待望の新天地1号本塁打を放ったカブレラ
 「状態は悪くない。これからだよ」と前を向けば,
 ラロッカも「僕は本塁打はいらない。安打が打てるように心がける」と力を込めた。
 好調のローズを含めたBBが,ソフトバンク投手陣相手に爆発の予感だ。』



アベック砲もトリオ砲も飛び出しそうな予感です。

フル回転の投手陣は,



『先発駒不足は中継ぎ総動員でカバーだ。
 オリックスはきょう8日に山本省吾投手(29),あす9日に小松聖投手(26)と中継ぎ2人を先発起用。
 初回から2番手以降の投手がブルペンに入る“スクランブル態勢”を敷き
 金子,近藤,川越以外の中継ぎ総動員で非常事態を乗り切る構えだ。
 平野,デイビー,岸田が故障離脱し開幕ローテに名前を連ねた中山,光原が不振降格。
 当初予定の6投手のうち5人が離脱した“先発崩壊”の現状では
 “オール中継ぎ”での勝利を目指す以外に手はない。
 赤堀投手コーチは「2人とも先発というより中継ぎの1番手という感じ。
 初回から次の投手が準備することになると思う。総動員?でないと勝っていけない」と説明。
 3年ぶりに先発する山本も「中継ぎの意識で投げたい」と話した。
 開幕16試合目で早くも中継ぎ陣にムチを入れざるを得ない状況だ。
 ただ,光明もある。背筋痛の岸田がきょう2軍の中日戦(北神戸)に先発予定で,
 早ければ15日のソフトバンク戦(京セラ)からの復帰が濃厚。
 正念場となるきょうからの6連戦。
 中継ぎ陣の力で戦い抜くことができれば,上昇気流に乗るきっかけともなる。』



現在1軍の投手の疲労が心配ですが
徐々に駒が揃ってくるのでそれまで持ちこたえてもらいたいですね。

特に今日からの3連戦は・・・



『パウエルの二重契約問題後,オープン戦を含め,
 初の対戦となるソフトバンク戦に,中村球団本部長も闘志を燃やした!?
 「号令?そういうのはないが,何もないと言ったらウソになる。ただ選手たちにも意識はないと思うし,
 逆に意識して硬くなってもらっても困る。」
 その上で「ただチームを勢いに乗せるには格好の相手ではないかな」と
 “因縁”のタカ狩りによる士気の向上に期待を込めた。』



あんなやり方で上位にいるSBに一撃喰らわせたいですね。
しかも奇しくも因縁の新垣にも・・・。

緒戦が大事ですよ!!
今日の試合も目が離せませんん!!




【写真は,2番打者の期待のもと,水口コーチの特訓を受けた大引
               2年目のジンクスなんか吹き飛ばせの練習風景】