頼りになる漢(おとこ)

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BBが核となり,戦国パリーグの目玉になると
開幕前は意気揚々とブログを書いてましたが,
始まってみると意外や意外・・・
6球団で一番の貧弱打線という感じになってます。

こんな中で今のオリックスを支えているのが若手ではなくベテラン陣なんです。
ちょっと古い記事ですが



オリックス自慢の「ビッグボーイズ」がローズを除いて鳴りを潜める中,
 ベテランで構成される「スーパーサブボーイズ」の村松,下山,塩崎がその存在感をアピール。
 「打線は生き物。コリンズ監督は好調な彼らを多用すべき」とチーム内から支援の声が挙がっている。
 【村松ら存在感アップ】
 今季のオリックスビッグボーイズを前面に押し出すとともに,
 若手の坂口,迎をレギュラーに据え足技も絡める野球を目指していた。
 しかし15試合を消化してビッグボーイズ3人で4本塁打
 坂口,迎もチームを牽引(けんいん)するには至っていない。
 「ローズらはおのおのキャリアと技術を持っているのでいずれ本領を発揮する。
 ただ若手は…。坂口はまだゲームで学ぶことが多く,迎も状況判断に欠ける面が」とコリンズ監督。
 そうした物足りなさをカバーしているのが,村松らベテランだ。
 当初は控えに位置づけられていたが,チーム不振の間隙をついて結果を出している。
 「彼らは,キャンプから危機感を持ってトレーニングを積んできた。
 村松は早出トレに志願参加して身体をいじめ抜き,
 対照的に塩崎はケガをしないようじっくり仕上げてきた」(球団関係者)
 まだまだ若手には負けないとの執念が成績に表れている。
 村松はスタメン起用8試合で29打数11安打,下山は5試合で20打数5安打,
 塩崎も2試合と少ないものの,1本塁打を含む8打数5安打とスーパーサブ以上の働きをこなしている。
 【優柔不断な指揮官】
 「彼らが好調なので,毎日誰を使うか,どのような打順にしようか,
 朝5時半に起きて頭をひねっている」とコリンズ監督。
 結果を出しているベテランを優先起用するとの決断ができないあたりに指揮官の優柔不断さがうかがえる。
 ともあれ,若手並みに一塁へのヘッドスライディングまで敢行する村松
 「(元同僚で現阪神の)平野に刺激された面も」と笑いながら,
 「とにかく与えられたチャンスを逃さないようにプレーする」と意気軒高。
 塩崎,下山も「結果を出すことに尽きる。監督が使わざるを得ない結果をね」と口をそろえる。
 ベテラン勢の想定外の活躍と若手の伸び悩み。
 先発陣,ビッグボーイズの不ぞろいも合わせ,コリンズ丸の迷走は続く。』



坂口はどうやら最初の壁を越えた様子ですが,
確かに迎なんかはまだまだ打つ時に迷いがある様子
使い続けて経験を積むのが理想ですが・・・


コリンズ監督もさすがに2年連続最下位になる訳にはいかないので必死のスタメン作り
迷走とこき下ろされようとも勝つ野球のできる好調選手を探す毎日ですね。

仰木さんならこのようなキャラ揃いの今年なんか上手に打線を組んでくれたのかなと思います。
投手陣でもきっとニューヒーローを探してくれてたと思うし・・・。

どうこう言っても監督はコリンズですから
あきらめずに応援して行きますよ。

村松は,中村球団本部長の監督時代にもスタメンとして評価されなかった年に3割打ってますよね。
今年もそんな年になって村松アニキここにありを見せてもらいたいです。

阪神の金本アニキのように派手さはないですが,
オリックス村松アニキも魅力たっぷりの選手ですよ。

序盤戦は昨年の引き続きのような試合が多いですが,
交流戦前のここらで巻き返しを期待です。


巻き返しへの布石かリードで貢献のこの人が



オリックス前田大輔捕手(28)が14日,出場選手登録を抹消された。再登録は24日以降。』



打つ方の不振が響いたのかなという感じです。
代わりに上がってくるのが誰かというと



『左背筋を痛めて出遅れていた岸田が,きょう15日のウエスタン・ソフトバンク戦(京セラ)に先発し,
 昇格へ向けての最終調整登板に臨む。
 右腕は「背筋?全然,大丈夫です」と問題なしを強調した。
 順調にいけば22日の日本ハム戦(札幌ドーム)からの1軍昇格が濃厚だ。
 また,ヤングと辻がきょう15日に昇格する見通しとなった。』



好調の辻ちゃんと待望のヤング昇格の見通し,
そして岸田の復活間近という感じです。

ほんと今年は派手にやけくそ気味に入れ替えをしてますね。

もう一人の待ち人も



『2月3日に右下腿部肉離れを起こして別メニュー調整中だった北川が,
 きょう15日のウエスタン・ソフトバンク戦(京セラ)から2軍本隊に合流する。
 近鉄時代の2003年以来,5年ぶり,オリックス移籍後は初となる2軍戦。
 選手会長は「やっと野球ができることに関して喜びを感じています。
 体調は100%に近い状態。後は実戦勘ですね」と話した。』



ここで代打の一撃という場面もこの20試合くらいで多々ありましたから
スマイルボンバーの復活もうれしい話題ですね。


何より今日の目玉は・・・・



『◆ 中村本部長「叩いてほしい」 ◆
 因縁の相手を返り討ちだ。
 オリックスは,きょう15日のソフトバンク戦(京セラドーム)で
 オリックスソフトバンク両球団との二重契約問題を起こした
 ジェレミー・パウエル投手(31)を本拠地に迎え撃つ。
 1月29日の問題発覚後,コミッショナー提訴してまで争いながら,結局は獲得断念。
 オリックスにとって,意地でも負けられない一戦となる。
 図らずも二重契約問題の“当事者”となった中村球団本部長は
 「パウエルが先発?個人的には叩いてほしい。
 ただ選手たちには自然体で臨んでほしいね」と静かな闘志を燃やした。
 叩きたい-。口には出さずともその思いは問題発覚時に
 「同じアメリカ人として恥ずかしい」と話していた“闘将”コリンズ監督はじめ現場の選手も同じはずだ。
 パウエル撃ちはこの男に任せろ。
 カブレラは過去56回パウエルと対戦して打率・304,12打点,4本塁打
 以前から「日本で7年間一緒にやってきたが苦手意識はない」と自信をのぞかせていた。
 開幕直後は不振続きだった主砲も,最近10試合は29打数10安打の打率・345,3本塁打,5打点と
 本来の姿を取り戻しつつある
 。さらに目下,日本通算276本塁打と,あと1本でブーマーに並ぶ外国人選手歴代3位に躍り出る。
 好調の今なら,メモリアル弾の可能性も大だ。
 グラウンド外では涙をのんだオリックス。グラウンド内では因縁の相手に“一敗”食わせてみせる。』



もうあえて何も言いません。
よろしく!!




【写真は,まだまだ全力疾走オリックスのアニキ村松ここにあり】