苦悩の末に

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スカイでの試合が雨天中止だったのでなんだか拍子抜けな一日でしたが,
せっかく連敗ストップといういい感じで勝った次の日は試合がしたかったですね。


ここまで金子や近藤,小松といった投のニューヒーローは誕生してますが,
打の方では本来の下馬評と大きく違った結果となってます。



『8年連続Bクラスのオリックスが,今季も序盤から苦戦を強いられている。
 平野,デイビーら先発投手陣が長期離脱した誤算に加え,
 肝心の「超重量打線」が期待を裏切っているためだ。
 得点力と集客力を同時に上げるため,昨オフに長距離砲のカブレラ阪神で人気者だった浜中を獲得。
 だが,開幕から23試合の結果を見ると,連敗ばかりが目につく。
 カブレラの打率は1割台。
 追い込まれてからも一発狙いの大振りが目立ち,「あれではね…」と首脳陣も困惑の表情を浮かべる。
 浜中は先発から外れる試合も多く,規定打席にさえ達していない。
 ローズは好調だが,さすがに独りでは勝てない。
 監督の意見も聞いた補強だったため,
 就任2年目のコリンズ監督の采配(さいはい)にも焦りが見える。
 打順の入れ替えや短期の休養で奮起を促すが,打線の低空飛行は続いたまま。
 ラロッカも不調で,あるコーチは「上半身の使い方がおかしい。
 昨年,左かかとを痛めて打てなくなった時期にも似ている」と危機感を募らせる。
 主軸が打って打点を稼がなければ勝てないのは当然ともいえる。
 「現有戦力で戦うしかない」。敗戦後にコリンズ監督が漏らす嘆きが,最近は口癖のようになってきた。』



という感じの危惧ばかりされる記事が多いですね。

そしてとうとうこういう日がやってきました。



『BBの一角が崩れた。
 オリックスグレッグ・ラロッカ内野手(35)が17日,打撃不振のため登録抹消となった。
 負傷以外での降格は来日5年目で初。
 開幕から欠場なく23試合に先発出場していたものの,打率・162,本塁打0と不振にあえいでいた。
 抹消についてコリンズ監督は「彼は本来のスイングができていないので下でリラックスして練習して,
 スイングを取り戻してほしい。気分転換?その通り」と説明。
 代わって牧田を昇格させることを明かした。
 ラロッカ本人も降格は納得済み。
 「抹消?今の状態なら外れるのがチームのため。気持ちを切り替えてスイングのチェックをしてくる。」
 昨年136試合に出場し打率・286,27本塁打,79打点を記録した打線の核が,
 痛恨の離脱を余儀なくされた。
 ローズ,カブレラとともに3人が揃ってこそ脅威のBB打線。
 だが開幕から中核を担ってきた助っ人砲降格により打線の組み替えが必須となる。
 あす19日のロッテ戦(東京ド)からはローズ,カブレラを3,4番に固定し5番に浜中,古木らを起用。
 助っ人砲が復調するまで,日替わりクリーンアップで戦い抜くしかない。』



不動のサードだったラロッカが外れると言うことは,木元,塩崎,牧田あたりがスタメンでしょうか。
迫力は確実に落ちますがなんとか持ちこたえてもらいたいです。

他の記事ではちょっと悪意的に書かれてました。



オリックスラロッカが17日,打撃不振(打率.162)で出場選手登録を抹消された。
 コリンズ監督は「本来のスイングができていない」と説明したが,
 故障以外では初の2軍落ちに
 「1本でも多くヒットを打ちたい。だから試合に出たいんだ。ガッカリするよね」と不満タラタラ。
 今春キャンプでは,練習時間をめぐってファンが見つめる中,指揮官と約10分間,ののしりあった。
 新たなしこりとならなければいいが…。』



ラララは登録可能期間になったらすぐに上がってきてもらいたいです。

相手にとって不振でもラロッカがいる方が脅威なのか
もっと調子のいい選手を使う方がいいのか分かりませんが,
実績のある選手なのでもう少し試合の中でスイングを取り戻してもらっても良かったのではないかと思います。




【写真は,最近笑顔が見れないさすらいの勇者ララララロッカ