五月雨の日の話

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五月雨をあつめて早し福田川(注:スカイマークスタジアム付近の川)

という訳で雨天中止だった昨日の記事を何点かまとめてみました。
まずは,ラララショックで出たお話



『◆ 突然の指名にも「チャンスです」 ◆
 右ひじ痛検査のため一時帰国していたオリックスラロッカ
 10日,スカイマークで中村球団本部長やコリンズ監督に診断結果を報告した。
 2,3週間後に米国で再検査を受ける予定で,17日前後に帰国する。
 手術も視野に入れており,長期離脱が決まった。
 「1日も早く直して戻りたい。残念だ」とラロッカ
 現在,球団は新外国人投手の獲得に動いており,
 中村球団本部長は「野手の補強は考えていないし,トレードも」と現有戦力で乗り切る構えを示した。
 これを受け,コリンズ監督はラロッカに代わる三塁として,北川の起用を明らかにした。
 「一塁手としてグラブさばきがしっかりしている。サードもいける」
 突然の指名を受けた北川だが驚きはなく,むしろ歓迎のポーズだった。
 阪神時代の1996年に6試合,三塁を守った経験があり,普段の練習でも三塁でノックを受けているからだ。
 「試合に出られるならどんな格好でも,これはチャンスです」と,北川はやる気満々だった。』



後藤を回したらいいとか岡田をサーパスから呼ぶとか以前書いたけど
北川の線もあるなと思ってました。
ただ守備はいいとしても肩の弱さのためこの話はないなと思ってただけに驚きです。

今季のオリックスは元々守備力捨ててるので打ち勝つ野球に専念してもらいましょうか。


打ち勝つためには残りふたりのBB打線がこれ以上迫力を欠くわけにはいきません。



オリックスアレックス・カブレラ内野手(36)が,古巣の西武に対し,
 「カブレラ地蔵」の譲渡を求めていることが10日,分かった。
 “獲得”に消極的なオリックス球団を,どこまで動かせるか。
 すべては打棒復活のためだ。西武関係者が,度重なる“催促状”の存在を明かした。
 「試行錯誤が続いているようです。地蔵にはかなりいいイメージを持っているようで,
 何度も『返してくれ!』と言ってきますよ」
 「カブレラ地蔵」は,02年にプロ野球タイ記録となる1シーズン55本塁打を放った記念として建立された。
 だが,移籍に伴って今年3月に撤去され,現在は所沢市内の西武球団事務所の倉庫に保管されている。
 ユニホームは変われどカブレラと古巣とのきずなは強い。
 先月上旬,西武のスコアラーから計154本塁打をマークした01-03年のDVDを入手し,
 今季1号を放った。だが,打率は2割台前半に低迷。だからこそ,今度は地蔵に賭けてみる。
 「配送料などは自分で負担するみたい」と前述関係者。
 重さ600キロの地蔵の移動には数十万円の費用が予想され,覚悟のほどがうかがえる。
 ところが,オリックスの球団幹部は「置く場所がない」と,いたって冷静な判断を下している。
 本拠地・京セラドームの広報も「依頼があってから判断する」。
 助っ人の荒い鼻息にすぐに応えられないのも,最下位低迷の原因か!?』



この記事ではオリックス球団難色を示しているように書いてありますが
他の記事では西武球団が難色を示してるという記事があります。



『地蔵を返してくれ!西武がオリックスカブレラから開幕前に撤去した
 「カブレラ地蔵」の“返還”を要求された。
 球団関係者は「カブレラから“地蔵をくれ”と言われました。何で今さら…」と困惑気味だ。
 地蔵は02年に石材会社が約50万円で製作し,球団へ寄贈するも“本家”は昨オフにオリックスに移籍。
 地蔵の去就をめぐり,本人やオリックスへの譲渡を打診したが,色よい返事がなく
 3月17日,神主を呼び「御霊払い」で魂を抜くとクレーン車で撤去。
 600キロの“石の塊”は球団事務所内の倉庫に保管されている。
 魂を抜かれたカブレラはここまで打率・228,7本塁打と低迷。
 西武戦に限っては打率・163,1本塁打,15三振と散々だ。
 球団関係者は「地蔵ののろいが怖くなったんですかね」とその理由を説明する。
 球団としては譲渡の予定はなく,このまま打撃同様に倉庫で眠らせておく考えだ。』



話題作り大好きなオリックスとしては飛びつく話なのかと思いましたが,
カブレラ退団後の処遇まで考えての難色なのかなとも思いました。

でも地蔵で爆発してくれるなら欲しいですよね。


もうひとりのBBを封じ込めようとやっきなのが



『11日のオリックス戦(スカイ)に先発する西武の帆足和幸投手(28)が,
 後輩の涌井に教わった“限定魔球”で,昨季カモにされたローズ斬りに挑む。
 帆足は10日,神戸のオリックス室内練習場でキャッチボールを行い,
 「ローズ用の魔球を確かめてました」と明かした。
 昨季6打数3安打3本塁打と打たれ,「なんとかせんといかんと思って涌井に聞きました」。
 具体的には「魔球なので言えません」と隠したが,
 「投げ過ぎると握りがおかしくなってしまうのでローズにしか投げません」とおびえる“禁断の魔球”。
 正体はフォーク,チェンジアップに近い沈む変化球のようだ。
 04~05年に2年連続で2ケタ勝利しながら昨年は2勝に終わった左腕。
 好調な今季は早くも3勝を挙げているが,苦手を抑え込んで5連勝中のチームを加速させる。』



追い込んでからの沈むボールはローボールヒッターのローズが苦手とするところ。
ローズとしては追い込まれる前に勝負していきたいですね。


雨天中止でも話題が豊富と言えば



『左ひざ手術から再起を期すオリックス清原和博内野手(40)が
 10日,福岡・西戸崎ソフトバンク室内練習場で汗を流した。
 実戦復帰後初の2軍遠征初戦は雨のため中止となったが,代わりに115スイングのフリー打撃を敢行。
 数種類の前足の踏みだし方を試した。
 本屋敷コンディショニングコーチは「どうしても依然と同じ動きはできない。
 それに対応するため,いろいろなことを考える必要がでてきているのでしょう」と説明。
 11日には福岡ヤフードームで行われる同戦に出場予定だ。』



御大が積極的に練習してます。
復活にかける意気込みが各スポーツ雑誌にも載ってますが
個人的にはオリックスファンじゃなく野球ファンとしても期待してます。


御大の指導者としての資質を感じさせるのが



『◆ 大先輩の“金言”に康介感激 ◆
 2軍で調整中のオリックス・清原が即席“番長塾”を開いた。
 ソフトバンク西戸崎室内練習場での練習中,相談を受けた左腕・康介に親身なアドバイスを送ったのだ。
 「何でも納得した上でやった方がいい,と。打者は高低(の使い分け)の方が嫌がる,とも…」。
 大先輩の“金言”に康介も感激の面持ちだった。
 “本職”の調整ピッチも上がってきた。
 グリップの位置や左足の踏み込みを確認しながら35分間のフリー打撃。
 ウエスタン・ソフトバンク戦(春日)を雨で流したこともあり,
 ブルペンの打席に立ち,康介,吉川,梅村,仁藤の“生きた球”での目慣らしも怠らない。
 さらには左足を上げるタイミングの取り方について平下に聞くなど,精力的に動いた。
 きょう11日のソフトバンク戦は降雨中止の心配がないヤフードーム。
 清原は「5番・DH」での出場が予定されている。』



巨人時代に2軍にいた頃の清原とは全然違いますね。
人間的にも成長した清原の指導者の道も興味あります。


今日は試合が観たいなぁ~。
雨天中止はさみしいです。




【写真は,打撃復活のカギは,地蔵でカブでカブで地蔵なややこしやぁ~な状態の一枚】