いい方向に転がってる?!

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コリンズ監督辞任後の大石監督代行の戦績は,未だ4勝4敗の5割ですが
いろんな事が変化してるのが試合振りからわかります。

そんな変化のひとつがこの記事



オリックスカブレラ内野手が徐々に調子を上げている。
 序盤から極度の不振に陥り周囲をヤキモキさせていたが,
 ここにきてチームバッティングに徹する姿勢が目立つ。
 28日の中日戦では11試合ぶりのアーチ(8号2ラン)など3打点で勝利に貢献。
 この変身ぶりを関係者は「TC(テリー・コリンズ前監督)辞任効果だ」と言い切る。
 コリンズ前監督とナインとの関係は必ずしも良好とは言い難かった。ある関係者はこう証言する。
 「練習方法や作戦などをほとんどの選手が否定。
 一緒に退団したディーバス,ブラウンコーチも浮いた存在だったし,おおむね今回の人事は歓迎されている」
 日本人選手ばかりでなくローズ,カブレラ,さらにラロッカ(右ヒジ手術で帰米中)らも
 前指揮官を支持していたワケではない。
 「TCは怖かったよ」とローズも認める。
 カブレラも前指揮官からあれこれアドバイスを受けた“被害者”の1人。
 「前監督はスランプに悩むカブレラをケアしているつもりだったが,逆効果。
 8年間,日本球界で輝かしい実績を残してきた男に,
 メジャー風を吹かせる指揮官のアドバイスなどうるさいだけだったのでは…」
 一時,カブレラは“ホームランを打てばいいんだろう”と大振りを繰り返し,
 打率2割前後であえいでいたが,TCが抜けた途端,広角打法を見せるようになっている。
 「バットを950グラムから930グラムに変えたのがうまくいったと思う。
 ボクは7年間,日本人監督の下でやってきたからやりやすい。
 まだ90試合も残っているし,タフィー(ローズ)とボクが頑張っていけば,優勝のチャンスはある」
 大石監督代行もカブ砲本格化の兆しを感じている。
 「打撃練習でライナー性の打球が多くなった。調子が戻ってきたようだ。
 今日も彼独特の右方面の飛球が伸びたし,もう大丈夫」。
 さらに米村トレーニングコーチも,
 「カブレラもタフィーも夏場に強く,汗をかくことで身体の切れも出てくるでしょう。
 これからさらに期待できる」と完全復活を保証する。
 低迷が続くオリックスにTC呪縛から解き放たれたカブレラが戻ってきた。』



日本では同じ外国人ということで昨年のカーターや今年のヤングなど
外国人選手びいきとも取れる行動は多かったのですが
そんなに好かれてなかったのはなんとも皮肉


ただシモヤマンのブログには
コリンズ監督になって初めてたくさん試合に起用してもらったりと
野球人生の転機となったことに感謝してると書いてありました。
コリンズ監督辞任後も勝って行く事が恩返しとも綴ってありました。


いろいろですねぇ・・・


ただ,そんな外国人選手が大きな後ろ盾を失ったのは間違いないようで



オリックスがケガの治療中のラロッカ内野手,デイビー投手と
 来季,契約を結ばない方針を固めたことが30日までに明らかになった。
 2人は今季,投打の主力として期待されたが,手術という想定外のアクシデントにフロントが断を下した。
 この強硬姿勢が39歳のローズ,35歳のカブレラには少なからぬ発奮材料となっている。
 コリンズ前監督の突然の辞意にもひるまなかったフロントが,外国人選手にも「NO」を突きつける。
 ラロッカは開幕から極度の不調で2軍落ち。
 4月17日に登録を抹消されるなどチームの不振の一因となった。
 同月29日復帰を果たしたが,今度は右ヒジ痛を訴え,アメリカで診断を受け手術に踏み切った。
 その後の経過の詳細は明らかにされていないが,
 「今季中の復帰は難しい」(球界関係者)状態のようで来季の契約継続は難しい。
 一方,デイビーは開幕直前に右肩痛を訴え,アメリカで手術に踏み切った。
 離日前,「ボクはクビね」とジョーク交じりに心境を語ったが,
 球団の方針転換に最近,焦りが見えていると中村球団本部長が語る。
 「デイビーと連絡をとっている者から連絡があり,
 “本人は8月に再来日してブルペンで投げると言っている”との報告があった。
 はっきりいって,あちらの市場でも投手は払底しており,デイビーに代わるような人材は少ない。
 本来なら(契約解除だが)…。一応,回復度を見てみようということになっている」
 8月の再来日は1軍選手ではなく,テスト生扱い。球団幹部の判定次第では契約解除もあり得る。
 コリンズ政権下では外国人選手もそれなりにワガママがまかり通ってきたが,
 今後はあくまで旧来の助っ人扱い。
 これはローズ,カブレラにも当てはまると球団関係者は言う。
 「1年契約の彼ら2人も年齢的な面があり,来年の保証はないでしょう。
 カブレラがコリンズ辞任後から全力疾走などでアピールしているのも,
 球団の雰囲気の変化を敏感に察知しているからでは。
 まあ,チームにいいことだけど,サバイバルを生き抜くしたたかさには恐れ入る」
 「助っ人」とは言い得て妙な語句である。』



カブレラもローズも過去にいた球団で聞くようなわがまま振りが心配されてましたが
コリンズの重しが効いてたのか非常に優等生でした。
(成績は別ですが・・・。)

重しがなくなっても優等生でしかも成績も優等生になってくれればCSは夢じゃない!!



さて広島の現在の天気は晴れになってますが今日のスカイはどんなでしょうか?
先発予定の小松くんは,



『大石オリックスのホーム初白星と3連勝をかけ,
 きょう31日のヤクルト戦に先発濃厚な小松聖投手(26)が
 30日,「とにかく低めに投げる」と“高め厳禁”を誓った。
 スカイマーク球場で汗を流した小松は,一番最後に球場を後にした。
 5連敗中とはいえヤクルトは粘りの野球が身上。
 しかもムードメーカーの青木が復帰したとあって,傾向と対策をしっかり頭に叩き込んだようだ。
 「青木は気になりますが,相手が誰であれ,低めに投げれば長打にはならないから…」
 清川投手コーチがバッテリーを非常招集したのは27日の夜。
 席上,低め狙いを今後のチーム方針にすると訴えた。
 これが功を奏し,中日に連勝した。「前回は勝負どころで球が高めにいってしまった」。
 23日の今季初黒星を猛省する小松がツバメ切りに燃えていた。』



昨年も青木に交流戦でHR打たれてますので不気味です。
せめて単発で抑えて高田ヤクルトにはまだ眠っててもらいましょう。


最後にうれしい話題を



『育成選手として入団した梶本達哉投手(21=四国アイランドL・愛媛)が,
 笑顔で支配下選手契約を結んだ。
 2日前に“昇格”を伝えられ「次の目標は1軍で投げて,早く1勝することです」と抱負を語った。
 2軍戦には10試合登板。
 0勝1敗で防御率5・02も球威のある真っすぐ,三振の取れるフォークで注目を集め,
 最近は先発起用が多かった。契約金なしの年俸490万円。背番号は94。』



トライアウトのふたりが不合格だった時にもしやとも思いましたが
サーパスでがんばってる梶本の支配下登録はうれしい話題でした。

まだまだ若いのでうまく育てれば十分1軍での活躍も期待できるでしょう。
梶本くんがんばって!!




【写真は,OP戦の広島で粘り強く指導中のテリーマン