早くもストーブリーグ化？？？
結構来季の体制についての記事を目にします。
いくら今シーズンが借金９で５位の現状といえども
交流戦も終わり後半戦への巻き返しをと言う時期ですので
もっと試合に集中したいのが正直なところです。
ですが載っている記事は気になるので大ちゃんがらみの記事を
まずは，大ちゃんの戦いぶりの記事
『大石監督代行に指揮権が移ってからチームが活性化したオリックス。
フロント幹部はしてやったりだが，当の指揮官は
「来年もここにいるかどうかは分からないけど，とにかく上も下も見ず日々全力で戦っていく」
といたってクール。
現役時代，「大ちゃん」の愛称でファンの注目を浴びたが，その素顔はなかなかシニカルだ。
コリンズ前監督は「瞬間湯沸かし器」と陰口を浴びたが，
大石監督代行は現役時代と変わらない甘いマスクとソフトな語り口で，
チーム内外にさわやかな風を送り込んでいる。
ある関係者は「ペレストロイカだ」と称賛するが，ナイン，フロントら関係者のそれぞれの思惑は別にして，
大石政権がすんなり受け入れたことだけは確かだ。
これらの声に対して，指揮官は感情を押し殺しながらも適切なコメントを連発している。
印象に残る語録を再現すると－
「理想のチーム？ 理想をいえる立場じゃない。
ボクは（監督として）途中参加で，今はこの戦力で戦っていくしかないでしょう」
「ローズが大石野球を分かりやすいと言っている？ 彼は打つ（だけの）人でしょう」（苦笑）
「北川がサードで８失策？ （一塁からのコンバートで）急造だし，エラーはあるものとして使っている。
浜中もたまにいい守備をするが，ミスがあるのは想定内。
このチームは守り重視なら打てない，打を重きに置けば守備が…。
投手にとってどちらがいいかとなれば打ってくれる方が，と思う。
毎回，守備のミスが出るわけではないからね」
「コリンズ野球からの変化？ あまり意識していない。
ちょこちょこ作戦面をチェンジしているぐらいかな」ｅｔｃ…
現役時代，４度の盗塁王に輝き近鉄史上，チーム初の１億円プレーヤーの栄光をつかんだ浪速のスターだが，
往年の名選手にありがちな「黙ってオレに付いてこい」といった，お山の大将的な雰囲気はない。
「勝つも負けるも選手次第。われわれは彼らに明確な指示を出すのが仕事で，
責任は起用した者にあると肝に銘じている」
２軍監督を経て１軍ヘッドコーチ，そして今回は監督代行。
シーズン終了後，２軍，代行の“肩書”が取れるかどうかの長～い戦いが続く。』
堅実な戦いぶりやチームの雰囲気も向上したからか比較的肯定的な内容ですね。
そのせいか来季の代行外しを予感させる記事が
『来季も大石オリックスが本線。
大石大二郎監督代行（４９）について複数の球団関係者が
２４日「よっぽどのことがない限り来季は大石さん」と来季の“大石監督”誕生を示唆した。
宮内オーナーも代行就任直後に「（成績を残した場合）変な判断はしない」と話しており，
もちろん今後の成績次第となるがオリックス次期監督は“大石監督”が極めて濃厚となった。
２４日，都内で取材に応じた宮内オーナーは「今年は最後まで監督代行のままでいく」と明言した。
その真意について球団関係者は「あくまで個人的意見」とした上で
「今のチームは大石さんが最初から作ったチームではないのに
代行を外すと責任を大石さんが取らないといけなくなるからでは？
監督と代行の差は大きいので」と推察した。
目下１０勝１２敗と健闘する大石体制。
２７日から再開するリーグ戦一戦一戦の積み重ねの先に新生・大石オリックス誕生が待ち受けている。』
どの球団関係者の話か分かりませんが確信に近い記事になってますね。
その一方ではこんな記事も
『オリックス本社の「第４５回定時株主総会」が２４日，東京・丸の内で開かれた。
総会後，宮内義彦オーナー（７２）は，大石監督代行について
「今年は『代行』のままでいく」と明言した。
来季以降も指揮をとる可能性には「１０，２０試合ではまだ何ともいえない。
（コリンズ前監督時と）変わらないと意味がない。
今後“専門家”の意見も聞いたりしながら，決めたい」とした。
清原が現役引退を決意した場合，監督就任を要請する方針だが，
清原の進退問題など今後の状況を見ながら結論を下す。』
オーナーの取材の感触からはこんな記事の書き方になっていました。
個人的には宮内オーナーの今までからしてこの記事が有力のような気もします。
関西のオールドファンの人気者より全国区の人気者を優先させるような気がします・・・
個人的にはどっちにも指揮を執ってもらいたいのですが
ストーブリーグでいい話題は寒くなってきてからゆっくり考えよっと。
２７日の再開までまだ長いので寂しい日々になりそうです。
【写真は，大ちゃんの叫び「わたしはここにいるよ～。どこにも行かず待ってるよ～。」】
