ふたつの会見
昨日はオリックスでふたつの会見が行われました。
まず何より大きく取り上げられたのが清原
『「こんな状態では,来年はグラウンドに立てないと思う。
あす(同)からの1打席,1球1球が野球人生の最後だと思ってバットを振りたい」。
まずは代打で出場だが,左ひざをかばってプレーするつもりはない。
「玉砕の精神で向かっていきたい」と力を込めた。
プロ23年目。18日には41歳になる。リハビリ中には右ひじも痛め,満身創痍の状態だ。
しかし「心技一体だとしたら,最後に残った心で向かっていきたい」とまだまだ気持ちは燃え尽きていない。
1軍出場は2006年9月8日以来となる。
「ひざが持つ限りは何とかチームに貢献したい」。清原にとって,野球人生をかけた最後の戦いになる。』
この言葉を事実上の今季限りの引退宣言と受けとったマスコミ各社は,
『番長引退-。オリックス・清原和博内野手(40)が2日,今季限りでの現役引退を事実上表明した。
2度の手術をした左ひざについて「こんな状態では来年グラウンドに立てない」と語り,
プロ野球人生を23年で終止符を打つことを示唆。
695日ぶりの1軍復帰戦となる3日のソフトバンク戦(京セラドーム)から,悲壮な決意を抱いて臨む。
あふれそうになる涙を必死にこらえた。
華々しい思い出よりも,故障に苦しんだ日々が脳裏を駆けめぐった。
清原が今季限りの引退を決意した。
「こんな(左ひざの)状態では,来年グラウンドに立てないと思う。
明日,つぶれてしまうかもしれないし,いつ壊れるかわからない」
歯を食いしばりながら,昨年2度手術した左ひざをそっとなでた。復活したものはいない-。
そういわれた左大腿(たい)骨関節軟骨移植手術から1年が過ぎた。
単純な歩行練習から始めたリハビリ。野球をやりたいのか,野球ができるのか-。
自問自答する中で心を奮い立たせたのが,自宅に飾った仰木彬氏(享年70)の遺影。
「何ひとつ貢献することができずにここまできた。恩返ししたい」。
巨人から戦力外通告を受けた際に拾ってくれた恩人の笑顔に決意し,復活を目指した。
先月29日。
元大リーグ,パイレーツの桑田真澄氏(野球評論家)が打撃投手となって練習をしたときに限界が見えた。
38球の“KK対決”。
その日の夜,本屋敷コンディショニングコーチに激しいひざの痛みを訴え,病院に走った。
2軍戦では腫れもしなかった患部が真っ赤に腫れ,水が通常の倍までたまっていた。
実家に帰って先祖の墓参りをする際,母・弘子さんをおんぶしながら,“引退”を告げた。
面と向かって言えなかった。
1985年の運命のドラフトで,「巨人を見返してやれ」と西武入りをすすめた気丈な母はなかった。
静かに泣いていた。
後半戦開幕となる3日のソフトバンク戦は代打で約1年11カ月ぶりに1軍の打席に立つ。
この日のフリー打撃では35スイングでサク越えなし。
「清原らしい打撃ができるのか,という不安でいっぱい。ぶざまな姿をさらけ出すかもしれない。
何とか,どんな形であれ,“玉砕の精神”で魂をこめて,
1打席,1球を自分の野球人生の最後だと思ってやる」。
球界の至宝が,最後の恩返しをする。』
栄光の状態のまま終わっても誰も責める者なんかいなかった大打者清原
会見で涙を浮かべてまで今日に望む姿に熱いものを感じます。
野球の神様はこの孤高の大打者に微笑むのか・・・
豪打・・・清原復活の一撃は見れるのか・・・今日の試合必見です!!
清原関連のそれぞれのコメントも
『西武時代の同僚の西武・渡辺監督の話
「同世代の選手には1年でも現役をやってもらいたいけど,
あれだけの選手だからそれ(引退)は自分で判断すること。さみしいけどしようがない」
巨人・長嶋茂雄終身名誉監督の話
「辞めるの? そういう考えはあると思うけど,そー。
指導者になるの? いい指導者になってもらいたい」
ソフトバンク・王監督
「来年のことをいま,言ってもしょうがないだろ。やってみて,できると感じるかもしれない。
球界のスターだし,必要な選手。活躍されても困るけど,自分のバッティングさえすればファンも喜ぶんだ。
ヤンキース・松井
「頑張ってほしいです。何度も復活している方ですからね。また派手に復帰してほしいと思います」』
いろんな人のコメントもつくくらいの引退騒動で一番慌てたのが
『清原の突然の引退発言に球団は対応に追われた。
中村球団本部長は「悲壮な決意で(今後)臨んでいくだろうけど,まだ何も聞いていない。
これからもサポートしていくし,頑張ってほしい」。
球団広報は「引退宣言をしたのではなく,(引退)覚悟で臨むということ」と説明した。』
という訳で大騒動になった清原復活と言う全国イベントの影でもう一つの会見が
『◆ 8年連続Bクラスからの脱却を期す ◆
正真正銘“大石オリックス”誕生。
5月21日のコリンズ前監督辞任後,チームの指揮を執っていたオリックス・大石大二郎監督代行(49)が
2日,正式に監督に就任した。来季終了までの1・5年契約で年俸は5000万円(推定)。
1日に大阪市北区のオリックス大阪本社で梶原オーナー代行から就任を要請され,快諾した。
就任会見に臨んだ大石新監督は
「基本的に変わることはない。一戦一戦全力で戦っていきたい」と決意を新たにした。
その上で「監督をやってみたいという気持ちはあった」と笑顔を見せた。
宮内オーナーは球団を通じ
「前監督の辞任という混乱の中,苦労しながらもチームをまとめ勝利を重ねてくれた。
チームにさらに一丸となって戦ってもらうため大石監督代行に監督就任をお願いし,快諾いただいた」
と経緯を説明した。
大石新監督は5月23日の広島戦(京セラドーム)からチームを指揮。
くしくも前監督と同じ49試合を戦って26勝22敗1分けで
借金「7」の5位から借金「3」の4位まで巻き返して前半戦を折り返していた。
きょう3日から後半戦が開幕。“新生”大石オリックスで,8年連続Bクラスからの脱却を期す。』
大ちゃんおめでとう!!
1.5年契約ですので来季は例え清原が引退してもネット裏で修行か
王ソフバンの秋山みたいに禅譲前提のヘッドコーチや監督補佐かな?!
しっかり国家百年の計を築く礎として大石監督にはがんばってもらいましょう!!
大石監督第1戦目!
そして清原がどの場面で登場するのか?!全国的に注目の一戦!!
後半戦開幕楽しみです♪
(おまけ)
吉良くんフレッシュオールスターでのHRよくやった!!
一輝に続いて上がって来いよぉ~!!
【写真は,涙をこらえての会見を行う清原。「最後の花道を飾って欲しい!!」
いちプロ野球ファンとしてそう思います。】
まず何より大きく取り上げられたのが清原
『「こんな状態では,来年はグラウンドに立てないと思う。
あす(同)からの1打席,1球1球が野球人生の最後だと思ってバットを振りたい」。
まずは代打で出場だが,左ひざをかばってプレーするつもりはない。
「玉砕の精神で向かっていきたい」と力を込めた。
プロ23年目。18日には41歳になる。リハビリ中には右ひじも痛め,満身創痍の状態だ。
しかし「心技一体だとしたら,最後に残った心で向かっていきたい」とまだまだ気持ちは燃え尽きていない。
1軍出場は2006年9月8日以来となる。
「ひざが持つ限りは何とかチームに貢献したい」。清原にとって,野球人生をかけた最後の戦いになる。』
この言葉を事実上の今季限りの引退宣言と受けとったマスコミ各社は,
『番長引退-。オリックス・清原和博内野手(40)が2日,今季限りでの現役引退を事実上表明した。
2度の手術をした左ひざについて「こんな状態では来年グラウンドに立てない」と語り,
プロ野球人生を23年で終止符を打つことを示唆。
695日ぶりの1軍復帰戦となる3日のソフトバンク戦(京セラドーム)から,悲壮な決意を抱いて臨む。
あふれそうになる涙を必死にこらえた。
華々しい思い出よりも,故障に苦しんだ日々が脳裏を駆けめぐった。
清原が今季限りの引退を決意した。
「こんな(左ひざの)状態では,来年グラウンドに立てないと思う。
明日,つぶれてしまうかもしれないし,いつ壊れるかわからない」
歯を食いしばりながら,昨年2度手術した左ひざをそっとなでた。復活したものはいない-。
そういわれた左大腿(たい)骨関節軟骨移植手術から1年が過ぎた。
単純な歩行練習から始めたリハビリ。野球をやりたいのか,野球ができるのか-。
自問自答する中で心を奮い立たせたのが,自宅に飾った仰木彬氏(享年70)の遺影。
「何ひとつ貢献することができずにここまできた。恩返ししたい」。
巨人から戦力外通告を受けた際に拾ってくれた恩人の笑顔に決意し,復活を目指した。
先月29日。
元大リーグ,パイレーツの桑田真澄氏(野球評論家)が打撃投手となって練習をしたときに限界が見えた。
38球の“KK対決”。
その日の夜,本屋敷コンディショニングコーチに激しいひざの痛みを訴え,病院に走った。
2軍戦では腫れもしなかった患部が真っ赤に腫れ,水が通常の倍までたまっていた。
実家に帰って先祖の墓参りをする際,母・弘子さんをおんぶしながら,“引退”を告げた。
面と向かって言えなかった。
1985年の運命のドラフトで,「巨人を見返してやれ」と西武入りをすすめた気丈な母はなかった。
静かに泣いていた。
後半戦開幕となる3日のソフトバンク戦は代打で約1年11カ月ぶりに1軍の打席に立つ。
この日のフリー打撃では35スイングでサク越えなし。
「清原らしい打撃ができるのか,という不安でいっぱい。ぶざまな姿をさらけ出すかもしれない。
何とか,どんな形であれ,“玉砕の精神”で魂をこめて,
1打席,1球を自分の野球人生の最後だと思ってやる」。
球界の至宝が,最後の恩返しをする。』
栄光の状態のまま終わっても誰も責める者なんかいなかった大打者清原
会見で涙を浮かべてまで今日に望む姿に熱いものを感じます。
野球の神様はこの孤高の大打者に微笑むのか・・・
豪打・・・清原復活の一撃は見れるのか・・・今日の試合必見です!!
清原関連のそれぞれのコメントも
『西武時代の同僚の西武・渡辺監督の話
「同世代の選手には1年でも現役をやってもらいたいけど,
あれだけの選手だからそれ(引退)は自分で判断すること。さみしいけどしようがない」
巨人・長嶋茂雄終身名誉監督の話
「辞めるの? そういう考えはあると思うけど,そー。
指導者になるの? いい指導者になってもらいたい」
ソフトバンク・王監督
「来年のことをいま,言ってもしょうがないだろ。やってみて,できると感じるかもしれない。
球界のスターだし,必要な選手。活躍されても困るけど,自分のバッティングさえすればファンも喜ぶんだ。
ヤンキース・松井
「頑張ってほしいです。何度も復活している方ですからね。また派手に復帰してほしいと思います」』
いろんな人のコメントもつくくらいの引退騒動で一番慌てたのが
『清原の突然の引退発言に球団は対応に追われた。
中村球団本部長は「悲壮な決意で(今後)臨んでいくだろうけど,まだ何も聞いていない。
これからもサポートしていくし,頑張ってほしい」。
球団広報は「引退宣言をしたのではなく,(引退)覚悟で臨むということ」と説明した。』
という訳で大騒動になった清原復活と言う全国イベントの影でもう一つの会見が
『◆ 8年連続Bクラスからの脱却を期す ◆
正真正銘“大石オリックス”誕生。
5月21日のコリンズ前監督辞任後,チームの指揮を執っていたオリックス・大石大二郎監督代行(49)が
2日,正式に監督に就任した。来季終了までの1・5年契約で年俸は5000万円(推定)。
1日に大阪市北区のオリックス大阪本社で梶原オーナー代行から就任を要請され,快諾した。
就任会見に臨んだ大石新監督は
「基本的に変わることはない。一戦一戦全力で戦っていきたい」と決意を新たにした。
その上で「監督をやってみたいという気持ちはあった」と笑顔を見せた。
宮内オーナーは球団を通じ
「前監督の辞任という混乱の中,苦労しながらもチームをまとめ勝利を重ねてくれた。
チームにさらに一丸となって戦ってもらうため大石監督代行に監督就任をお願いし,快諾いただいた」
と経緯を説明した。
大石新監督は5月23日の広島戦(京セラドーム)からチームを指揮。
くしくも前監督と同じ49試合を戦って26勝22敗1分けで
借金「7」の5位から借金「3」の4位まで巻き返して前半戦を折り返していた。
きょう3日から後半戦が開幕。“新生”大石オリックスで,8年連続Bクラスからの脱却を期す。』
大ちゃんおめでとう!!
1.5年契約ですので来季は例え清原が引退してもネット裏で修行か
王ソフバンの秋山みたいに禅譲前提のヘッドコーチや監督補佐かな?!
しっかり国家百年の計を築く礎として大石監督にはがんばってもらいましょう!!
大石監督第1戦目!
そして清原がどの場面で登場するのか?!全国的に注目の一戦!!
後半戦開幕楽しみです♪
(おまけ)
吉良くんフレッシュオールスターでのHRよくやった!!
一輝に続いて上がって来いよぉ~!!
【写真は,涙をこらえての会見を行う清原。「最後の花道を飾って欲しい!!」
いちプロ野球ファンとしてそう思います。】