清原はそして伝説になる

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10/1に涙の引退試合を終えた清原

近藤が手渡したラストゲームのウイニングボールも近藤へ渡し,

杉内から最後の打席で三振した球も
「杉内へ 最高の球をありがとう 清原和博
とサインして渡し,


改めて懐の大きさを知ることが出来ました。


以前,浜中が折れたバットを無造作にゴミ箱に捨てた時に
「捨てるんじゃなくサインをして誰かにあげるといい。それを喜んでくれる人がいる。
 打者としてバットだけは大事にしないといけない。」
と諭したというエピソードもあるくらいファンや周りの人を大切にしてる清原



ちょっとゲスなお金の話で恐縮ですがこんな記事が



『本拠地・京セラドーム大阪で1日行われた,オリックス清原和博内野手(41)の引退式。
 大入りのファンを前に「オリックスのユニホームを着たことを誇りに思います」と感涙にむせび,
 自他とも陶酔の一夜となった。
 球団側も今季最大の懸案を済ませ安堵したが,在籍3年間で支払った年俸総額は5億円(推定)。
 出場は89試合で,1試合あたり約560万円,1打席190万円弱とメジャー並みの待遇になったが,
 球団は「プラスαで収支はトントン」と鷹揚。果たして,キヨ様から球団は5億円を回収できたのか。

 プロ23年間で得た年俸は30億円を下らない。
 今も運転手付きの英国製高級外車(オプション込みで5000万円ともいわれる)で
 球場入りするなど芸能人顔負けのスターぶりだ。
 この日駆けつけたイチローらに比べれば,スケールは小さいが,
 オリックスは入団当初から専属広報を付け,
 2度の左ヒザ手術のリハビリ後は専属のトレーナーも配置するなど,超VIP待遇を続けた。
 「かつてロッテが,名投手・村田兆治さんの復活を援護するなど,他球団でも生え抜きには手厚く擁護した。
 清原のように西武,巨人を経てきた選手に,そこまでやるかとは思う」とは他球団関係者。
 巨人を追放される形で退団した清原に救いの手を差し伸べたのが,当時監督だった故仰木彬氏,
 それを容認したのが宮内義彦オーナーだった。
 「仰木さんは,イチローなき後のチームの人気回復に腐心。
 そこで『男の花道を作ってやる』との名セリフで口説いた。
 宮内オーナーも,球界の盟主を自任する巨人が見放した名選手を庇護した…
 との殿様気分もないとはいえない」(球界関係者)
 グラウンド内外のトップが採算を度外視し,清原のネームバリューに飛びついた側面は十分ある。

 「清原入団の初年度(2006年)は主催68試合で139万余と上々の動員。
 グッズの売り上げやマスコミの登場回数などで,年俸分(2億円)は十分回収できた。
 ところが,2年目はケガでサッパリ。
 チームの不振もあるが,『清原がいないんじゃ』で,動員は前年比18%減。
 グッズ関連もガタ減り。オフには本人が大減俸(1億円)を飲んだが,大赤字です」(球団幹部)
 今年も中盤まで観客動員が伸び悩んだが,清原復帰が取り上げられるようになった7月以降は,
 チームも上昇機運に乗った。
 「清原グッズが7月あたりから,昨年の3倍以上の伸び。
 8月3日の1軍復帰以降は,観客も1試合につき2000~3000人増。
 引退試合の3万175人を加えて130万人を突破。効果は数億円と見込まれます」(営業担当者)

 現場もキヨ様効果を認めざるを得ない。
 「彼がベンチに入ってから成績が伸びた。その結果は事実ですね」と大石監督。
 ローズ,北川らも「キヨさんはベンチで常に声を出して,われわれを励ましてくれた。
 クライマックスシリーズに進出できたのも清原さんのおかげです」。
 チームは9年ぶりのAクラス。その一翼を担った番長はこの日の式典で,CSに出場しないことを明言。
 任意引退扱いとなり,球界復帰を目指してしばらくは充電するという。』



記事の出所から相変わらずアンチオリックスっぽく書いてありますが
清原という男の価値がよくわかる記事でもあります。

この記事以降に出た別の記事では伝説の一つになるようなお金にまつわる記事がありました。



『◆全選手の1年分の働き◆
 たった1日で1年分の“働き”だ。
 今季限りで現役引退したオリックス清原和博内野手(41)の引退記念グッズが,
 発売開始となった1日だけで約5000万円の売り上げを計上したことが2日,分かった。
 売り出された全24商品のうちTシャツ,タオルなど,半数に迫る11商品が早々に完売。
 清原人気のすさまじさを,あらためて証明する数字となった。
 驚異的な売り上げとなった。
 何と,清原引退グッズ1日の売り上げ約5000万円は,
 昨年1年間のオリックス全選手グッズの総売り上げと,ほぼ同額。
 さらに京セラドーム2階にある球団直営店「Bs Shop」の年間総売り上げの5分の1に匹敵する数字だ。
 「普段の1日のグッズ売り上げがいくらか,ということは言えないですが,
 やはり清原選手はケタ違いですね。あらためてスゴイの一言です」
 球団関係者も嬉しい悲鳴を上げた。
 まさに“清原フィーバー”。
 発売開始前日の9月30日の昼間から先頭が並びだし,
 当日午前10時の発売開始時には約600人が長蛇の列をつくった。
 台車に商品を満載して持ち帰ったファンもいたほどだった。
 球団公式ホームページ上のネット販売でもアクセスが集中しすぎてネットがパンク状態となったという。
 前日1日に感動の引退セレモニーを終え,2日に任意引退となった清原。
 グラウンド内のみならず,グラウンド外でも“伝説”をつくった。』



売り上げひとりで5000万円とはびっくりです!

23年間の野球人生のたった3年しかオリックスのユニホームを着てないわけですが
強烈なインパクトをファンの中に残してくれたのは事実です。


少しでも長くオリックスのユニホームを着ててもらいたかったのですが
昨日オリックスを任意退団し大きく羽ばたいて行きました。



『◆1日の自身現役最終戦を前に任意引退の手続き要請◆
 オリックスは2日,1日のソフトバンク戦(京セラドーム)後に
 引退セレモニーを行った清原の任意引退手続きを取り,同日公示された。
 清原は1日の自身現役最終戦を前に,自ら球団に対してCS出場の意思がないことを伝えた上で
 「任意引退の手続きを取ってほしい」と要請していた。
 中村球団本部長は「彼ほどの人物ですから1球団に縛りをかけるのは,いかがなものか」と話しており,
 清原は現役引退と同時にオリックスも退団することとなる。』



本日,緊急特番で清原が生出演する番組が夜9時からあります。
一応録画しておきましたが楽しみに見てみたいと思います。


最後に清原の引退あいさつの全文を



『皆さん,本日は清原和博のために,そしてオリックスバファローズのために来てくださり,
 本当にありがとうございました。
 プロ入りして23年間,いろいろありましたけれども,
 きょう子供のころ,いつもテレビで見ていた世界の王さんから花束をいただき。
 心から感謝しております。
 そして11年間,僕を育ててくれた西武ライオンズ…。
 昨日(実際は29日),渡辺監督,西武ナインにファンの前で胴上げしていただき,
 この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
 西武ライオンズの皆さんありがとうございました。
 そして,自分の夢であったジャイアンツで9年間お世話になり,
 つらいこと,悔しいこと,たくさんありました。
 それでも一番の僕の心の支えは,球場に帰ってきたとき,ファンの皆さんの温かい声援と拍手でした。
 ジャイアンツファンの皆さん,9年間どうもありがとうございました。
 そしてオリックスバファローズに入団しましたが,思うように活躍できず
 大阪,そしてオリックスバファローズの皆さん,申し訳ありませんでした。
 でも今年はクライマックスシリーズに進みます。
 僕は出場できませんが,オリックスの若い選手が必ずやってくれると信じています。
 そして…,このユニホームを着させてくれた…………天国の仰木監督!!(声をうわずらせながら)……。
 きょうはイチローもシーズンを終えてすぐ来てくれました。ありがとうございます。
 阪神タイガースの金本選手は僕が足をけがしたらファンの中に交じって治療器を持って立ってくれるような,
 そんな男でした(再び男泣き)。金本選手…,カネもっちゃん!! ホンマにありがとう!!
 本当に大阪そして,オリックスのユニホームを着たことを誇りに思い,きょう引退させてもらいます。
 全国のプロ野球ファンの皆さん,23年間応援どうもありがとうございました。』




【写真は,清原の見つめる先には何が映る・・・・】