★CS第1ステージ対日ハム第2戦

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Bs 2-7 F
(京セラドーム:26,703人)

勝:藤井1勝
敗:小松1敗
S: -

HR:ボッツ1号



くやしい!
くやしい!くやしい!!


くやしい!くやしい!くやしい!くやしい!くやしい!くやしい!くやしい!くやしい!
くやしい!くやしい!くやしい!くやしい!くやしい!くやしい!くやしい!くやしい!



どんな試合で負けるよりもくやしい一戦でした。



『試合終了の瞬間,ナインはベンチに座ったまま動けなかった。
 大石監督に促されてようやく立ち上がり,ファンへあいさつ。
 9年ぶりにAクラス入りし,初のCS進出を果たした大石オリックスの戦いが終わった。

 「小松はよく投げてくれた。守備に乱れはありましたがそれは使った方が悪い。決めたのは僕なので」。
 今季15勝の先発・小松で必勝を期した一戦。
 攻撃的布陣が裏目に出た。左の藤井対策として1番に二塁・一輝,5番に左翼・浜中を起用し
 普段は二塁の後藤を遊撃に回した。だが,その守りからほころびが出た。
 まずは2回だ。2死満塁から9番・金子誠の一打は二塁への小飛球。
 だが打球は,ダイビングキャッチを試みた一輝のグラブをかすめたのみ。
 8月18日以来の二塁での先発となった一輝は「完全に目測を誤りました」と肩を落とした。
 思わぬ適時内野安打で2失点。
 さらに2点を追う5回1死満塁ではショート後方への飛球を浜中と交錯しかけた後藤が落球。
 普段なら考えられない失策で,さらに1点を失った。
 「味方のエラーをカバーしないと周りからの信頼を得られない」。
 小松は敗因の責を一身に負った。
 だが,肝心の打線も日本ハム投手陣の前に6安打2得点と振るわず。
 逆にハム打線には計13安打を浴び7点を失った。
 投打の歯車は最後までかみ合うことなく,無念の終戦となった。

 「悔いはない。結果的に2連敗となったが全員がいい経験ができた。
 どうやったら勝てるのか,ということは勝たないと分からないので」。
 連敗で終戦も,大石監督は一定の手応えを口にした。
 9年ぶりにAクラス入りし日本一への階段を一段上った大石オリックス
 今年の経験と悔しさを,来年につなげてみせる。』



エース小松を擁しての敗戦
苦い経験となった小松は



『後がない第2戦を託された小松だったが,味方の守備にも足を引っ張られ,6回3失点。
 勝利を引き寄せることはできず「粘って投げることはできたが,短期決戦では粘るだけでは意味がない。
 勝ちたかった」と唇をかんだ。
 それでも,2年目の今季はチームトップの15勝と一気に飛躍。
 新人王も確実にしている。
 「足りないことをこのオフに考え,また来年です」と視線を先に向けた。』



ここ最近で2年目でこれだけの経験を積めた選手がいただろうか。
若手が伸び盛りのオリックスにとって無駄な一戦ではないはず,


勝利の味や方法を知るふたりも



『55発コンビが来季の日本一を誓った。
 試合後,大石監督に「来季も頼むよ」と声をかけられた2人は「頑張るよ」と口を揃えた。
 ローズは「オールスターの後はみんなめちゃ頑張った。来年は初めからその調子でいけるようにしたい。
 このチームで日本一?もちろん!」ときっぱり。
 またカブレラは「今年はプレーオフに出られて良かった。来年の目標は日本一」と上を見据えた。』



オリックス史に名を残す最強助っ人コンビにありがとうと言いたい。
そして来季もお願いします!!


自らの身を引いて見守ってくれた御大は



『初戦に続いてスタンドから観戦した清原氏はチームの成長を確かに感じ取っていた。
 試合後は悔しさもにじませながら,熱いエールを送った。
 「よく頑張ってくれたと思う。
 日本シリーズが甲子園の決勝なら(今回は)県予選決勝の舞台に初めて出たという感じ。
 この経験はすごく重要なこと。
 シーズンで負ける1敗とは悔しさが違うし,体に染みこめば,その悔しさが秋の練習から出てくる。
 やっと一歩階段を上がれたと思う」
 清原氏がバッティング・グローブを贈った一輝がこの日2安打。
 小松,近藤ら若手の台頭も躍進につながったが
 「“ヒーローになってやる”“オレがやるんだ”という選手が出てきて欲しい」と新たな注文も忘れなかった。
 さらなる飛躍を期す来季。
 「きょうの苦さを味わって,来年はビールかけの苦い味を味わって欲しい」と話した。』



カブレラ,ローズだけでなく勝利の味を知る男からのメッセージを
秋季キャンプ以降にも活かしてもらいたい。



大躍進の原動力のひとつになった指揮官も



『(自ら切り出して)
 「ファンに勝つところを見せられなくて申し訳なかった」

 --小松は守備に足を引っ張られた
 「ピンチはありましたけど,彼なりに頑張った。(守備難は)織り込み済みですから,使った方が悪いですね」

 --六回一死一塁で,下山の右前打で三塁を狙って憤死した一輝の判断は
 「いつも先の塁を狙っていますから,しようがない」

 --今季が終わった
 「悔いはない。また,挑戦者のつもりでいい試合ができるという手応えはあります。
 選手にも(指導してきた)先を狙う積極性,失敗してもいいから狙おうという気持ちは伝わっていると思います」』



大石監督ありがとう!!
本当にありがとう!!!

そして,気持ちはすでに来季です。



『新風を吹き込んだオリックスの躍進は,第1ステージ2連敗で歩みが止まった。
 波乱に富んだシーズンが今終わったばかりだ。
 もうひと踏ん張りを求めていた,とは言いたくない。
 上を望めばきりがないし,それよりも2位浮上への健闘に喝采(かっさい)を送るべきだろう。
 あれはまだ5月の出来事だった。
 49試合を消化し21勝28敗。
 コリンズ監督が意欲を失って辞任した。
 これがカンフル剤になったのか,立ち直りへの道が開けてきた。
 気持ちの持ちようひとつでの変化,新たなリーダーとなった大石監督のハンドリングも
 沈んだチームを機能させるものだった。
 戦える態勢も整いつつある。
 小松の15勝を筆頭に4投手が2けた勝利を記録した。
 これが原動力となって巻き返しを現実のものにしている。
 まだ守備力の熟達や,バント,走塁といった細かい面にも磨きが必要だろう。
  今季のオリックスには西武以外のチームが大崩れした幸運も味方した。
 この2位は勢いに後押しされたものが多かったのかどうか。
 答えは来季に持ち越されている。』



強かった楽しかったうれしかった今年のオリックス観戦!

知り合えたブロガーの皆さんと歩んだこの1年
本当に勝利の喜びが倍増した1年でした。

本当に今日京セラドームに行きたかった。
みんなと騒ぎたかった。

この想いは来年にとっておきます。


今日は録画しておいたこの2戦を見直してみたいと思います。




【写真は,ベンチでこんな顔してちゃだめです!!来季は最後まで笑顔で!!!
                    今年1年お疲れ様でした!そしてありがとうございました!!】