ドラフト戦略はいかに

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シーズン中に貯めていたドラフトネタをまとめてみます。

夏の終わりくらいまでは競合覚悟でこの人狙いでした。



『社会人NO.1右腕に狙いを定めた。
 オリックスが今秋ドラフトの1巡目指名候補に,
 新日本石油ENEOSの田沢純一投手(22)をリストアップしていることが26日までに分かった。
 昨年の大学・社会人ドラフトでも大場(ソフトバンク),長谷部(楽天)とともに
 田沢を上位候補にリストアップ。
 だが,直前に社会人残留を決断したため,獲得を断念していた。
 田沢は1メートル81,81キロの恵まれた体格から投げ下ろす最速156キロの直球が武器の本格派。
 今年3月のスポニチ大会では準々決勝のJFE東日本戦で18奪三振で完封し
 1974年に山口高志松下電器)が樹立した16奪三振の大会記録を34年ぶりに塗り替えた快速右腕だ。
 球団関係者は「最大の魅力?直球ですね。上位候補であることに間違いない」と,
 昨年と変わらぬ熱視線を注いでいる。
 今月29日から都市対抗野球(東京ドーム)が開幕。
 9月1日に予定される新日本石油ENEOSの試合には,
 中村球団本部長をはじめ複数のスカウト,球団関係者らが視察に訪れる予定だ。
 田沢は社会人で先発の経験も豊富だが球団は中継ぎ,抑えとしての働きを期待している。
 「中継ぎか抑えの方が向いているようですね。即戦力として期待できる」と球団関係者。
 横浜など他球団も注目する逸材。オリックスは競合覚悟で“大物釣り”を狙うこととなる。

 田沢 純一(たざわ・じゅんいち)
 1986年(昭61)6月6日,神奈川県生まれの22歳。
 小学3年から野球を始めて以来投手。
 横浜商大高では1年夏からベンチ入り。
 2年夏に甲子園出場も登板なし。
 3年夏はエースで神奈川県大会4強。
 05年に新日本石油ENEOSに入社。
 昨秋のW杯で156キロをマークした。
 家族は両親と弟。1メートル81,81キロ。右投右打。』



田沢に熱烈ラブコールでしたが
他の選手にも注目していました。



『ドラフト戦略も着々だ。
 オリックスは,今年10月30日のドラフトで,
 151キロ右腕の関西国際大・榊原諒投手(23)を1巡目候補としてリストアップ。
 「制球もよく,スタミナもある。スライダーも鋭い。即戦力投手として,評価しています」と球団関係者。
 5月の阪神リーグ最終節では,小林編成部長ら球団首脳が7人集結した。
 元球団代表の井箟重慶球団アドバイザーが同大学で客員教授を務めているなど,絆も深い。
 同じく上位候補にあげている,新日本石油ENEOS・田沢純一投手とともに,
 他球団の動向をみながら,戦略を練っていく。』



この時期は田沢と榊原という絞り込みになってきて
シーズン終了間際には田沢のメジャー挑戦発言を受けて



大阪市北区の球団事務所で9月30日,スカウト会議が開かれた。
 榊原諒投手(関西国際大),赤川克紀投手(宮崎商)らの候補選手を絞り込んだ。
 「だいぶ絞られているが最後の最後までどうなるか分からない」と中村本部長。
 メジャー挑戦を表明している田沢純一投手(新日本石油ENEOS)については
 「結論は出ていないが微妙」と指名に消極的な姿勢を示した上で
 「今年の指名は5人もいかないんじゃないかな」と話した。』



榊原,赤川という路線に変更していき



『◆直々視察 貫禄8Kに評価揺るがず◆
 “オリの恋人”が貫禄の8K快投だ。
 阪神大学野球連盟の秋季リーグ戦第8節1回戦が15日,豊中ローズ球場で行われた。
 関西国際大はドラフト上位候補,榊原諒投手(4年)が8奪三振の完投。
 勝ち点4で並んでいた大産大を3-1の逆転で破って先勝,4季連続優勝へ王手をかけた。
 評価は揺るがない。
 春からマークを続けるオリックスは中村球団本部長が直々に榊原を視察。
 中日,阪神,巨人ら8球団14人のスカウト陣を前にMAX151キロ右腕は輝きを放った。
 初回の3者連続三振を含む8K1失点完投。
 中村球団本部長は「まとまっているね。(ドラフトでは)早いうちに消えるだろう」と賛辞の言葉を並べた。
 大体大時代の上原(巨人)が持つリーグ記録の通算無失点勝利13に並ぶチャンスを今一戦では逃したが,
 今季6勝を含む通算32勝で4季連続Vに王手。
 強い日差しの中で121球を投げ切ったエースは
 「最少失点に抑えるのが僕の仕事。優勝したい」と涼しげに話した。』



榊原投手にロックオン!


ドラフトになるとくじ運が全くないオリックスではありますが
今年はなんとなくついてるような気がします。


でも,去年もずっとマークしていた関学の宮西は結局獲得せず
ルーキーながら日ハムで貴重な左の中継ぎになってるし
ドラフト当日近くなってどうなるか分かりませんが
昨年の高校生BIG3や大社BIG3などの盛り上がりはなく
統一ドラフトに戻った今年は静かな感じですね。


もうしばらく情報収集を続けてみたいと思います。


それから,指導者に戻るミスターオリックス藤井の最後のスカウティングにも期待です。
昨年の小瀬に続くいい選手を獲得できるか??




ただ,オリックスの基本路線は地元スターと即戦力だそうです。
育成計画は相変わらずない感じなのでしょうか・・・



となると今年も大型補強で生え抜きの選手流出?!?!




【写真は,オリックススカウト陣熱視線の榊原くんです。どうぞごひいきに☆】