中村の冬到来

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日本の夏はキンチョウの夏で蚊取り線香ですが

オリックスの冬は中村の冬で緊張の冬です。


そんな中村本部長を賞賛する記事が



オリックス中村勝広球団本部長(59)が5日,秋季キャンプ地・高知入り。
 すでに村松との交換トレードでソフトバンク大村直之外野手(32)を獲得。
 野茂英雄氏の臨時コーチ招へいなど“話題作”を連発する中,この日は実名こそ避けたが,
 新外国人投手との契約締結を公表するなど,すっかり“必殺仕掛人”と化している。
 中村本部長は2003年,元阪神監督の経歴を買われオリックス球団本部長・GMに就任。
 05年には監督復帰したが1年で辞任,その後シニアアドバイザーを経て,07年オフに現職。
 大砲・カブレラを獲得するなど手腕を発揮する一方,
 パウエル問題では契約寸前にソフトバンクに“横取り”される辛酸もなめた。
 「大村は若手の坂口,小瀬を刺激してほしい意味もあるし,
 相手投手が右なら左の3人を並べて機動力打線も組める」と自画自賛
 昨オフの怨念を引きずらずソフトバンクと商談成立。
 ビジネスライクに徹している。
 補強だけでなく主力選手の流出阻止にも素早く動く。
 1年契約のローズ,カブレラもすでに契約継続が内定している。
 「2人ともにチームに愛着があるようなので,スムーズにコトが運んでいる。
 カブレラは来年オフFA権(外国人枠から外れ日本人選手扱い)なので,そのあたりを考慮した契約に」
 今季2位躍進の一翼を担った年俸2億5000万円(推定)のカブレラには2年総額6億円を提示し,
 ほぼ合意に達したもよう。
 40歳のローズは1年契約ながら,カブレラとほぼ同額で,交渉はスムーズに運びそうだ。
 また,FA権行使に揺れ動く川越には6日に4回目の交渉。
 「大石監督も『来季も必要な戦力』と慰留している。
 当初は移籍を視野に入れていたようだが,かなり軟化しているよう」と手応え。
 あとは,大石監督の願いである「カブちゃんが控えになる強打者」の獲得か。
 現場の貪欲さに,中村本部長がどのような答えを出すか,今後の動きも注目される。』



こう書かれると敏腕本部長のような感じがしますが

ファンとしては場当たり的で将来にわたるビジョンが見えてこないというのが本音ですね。


高校生投手の育成が下手なオリックス
今回のドラ1の甲斐くんの才能を潰さないか心配されるくらいですから
特効薬みたいな補強ばかりじゃなく漢方のようにじわじわ効く補強もお願いしたいものです。


ちなみにこの記事で気になったのが新外国人投手との契約を済ませたという点


現在は

ローズ(日本人扱い)
カブレラ
ラロッカ
オルティズ
コロンカ
ヤング(退団)

ですから外国人枠に余裕があるので・・・おっちゃん保留のまま??

独立リーグのマーク・ケリー投手以外との契約なんでしょうか?

すごく気になりますね。
このための康介斬りだったのかな・・・。


前述の記事にもあったFA関連では



『◆川越,北川と残留で合意◆
 FAは円満終結-。
 オリックス中村勝広球団本部長(59)が6日,高知市内の選手宿舎で
 今季FA権を取得した川越,昨年オフから権利を保有している北川と相次いでFA交渉を行い,
 2選手と権利行使なしの残留で合意に達した。
 後日正式契約となる。
 球団トップは「めでたく宣言なしで残留。
 2人とも“来季このチームで日本一になりたい”ということだった」と胸をなで下ろした。
 4度目の交渉となった川越とは約600万円増の年俸6600万円(推定)に
 登板数などの出来高を盛り込んだ条件で合意に達した。
 一方の北川は今季9000万円から微減となる年俸8500万円で来季契約する見込み。
 また,ソフトバンクからトレード移籍した大村ともすでに交渉を済ませ,合意に達していることも分かった。
 これでオリックスはFA権保有全3選手との交渉を円満に終えた。』



川越残留!!!

AOKUさんブログにも本人ブログに報告があったというとおりめでたく残留です♪

登板回数に出来高がついてるということは来季も中継ぎエースを了承してくれたということ?


若手台頭著しい投手陣のよき兄貴分となって引っ張っていってもらいたいですね。



これも中村球団本部長の手腕?


なんでも獲りたがる中村さんに逆にこんな記事も



オリックスに投手チーフコーチとして,野球解説者・佐々木修氏(46)が新たに就任した。
 大石監督とは近鉄時代からの盟友だが,1軍には清川栄治赤堀元之両投手コーチがおり,異例の3人体制。
 しかも,12日からは野茂英雄氏が臨時コーチとして参加するだけに,役割分担に早くも懸念の声が-。
 編成を統括する中村勝広球団本部長も,佐々木コーチ登用については歯切れが悪い。
 「投手コーチが多すぎるとの声もあります。たしかに,イレギュラーな形です。
 監督と(住友)ヘッドコーチが調整してくれると思いますが…」
 ドラフトや外国人選手補強など編成面で権力を持たない大石監督が
 唯一,わがままを申し出たのがこの人事だ。
 「佐々木は頭の回転がよく,作戦面や投手陣の配置など総合的な役割をこなしてくれると期待している。
 投手コーチが多すぎるとの声もあるが“3人寄れば文殊の知恵”で
 いろいろな意見が出るのはいいことでしょう。むろん,最終決定はボクがやる」。
 大石監督は“船頭多くして船山に上る”との危惧(きぐ)は意に介さないが…。
 指揮官の調整能力が問われる。』



ここは大ちゃんのわがままを聞いた格好ですが
仲良し政権ではよかった試しなし・・・

苦言を呈する参謀を側近とした方がいいと思いますが


大ちゃんは,
昨年のコリンズ監督,ブラウン投手チーフコーチ,ディーバス打撃チーフコーチを見てて
何も感じなかったのかなぁ・・・。



中村の冬はまだ始まったばかり




【写真は,キャンプ地を訪れた冬の主役 中村球団本部長と現場の最高司令官 大石監督の会談の図】