指名選手のその後

イメージ 1

ドラフト会議以後に正式契約の話はまだのようですが
小出しに出てた情報を古いものも含めてまとめてみました。



《ドラフト1位 甲斐》


まずは指名後のコメント


オリックス1位指名の甲斐(東海大三高)は「高い評価を受け,光栄に思っている」
 と緊張気味に喜びを語った。
 ドラフト会議の時間帯は生物の授業中。
 「失礼な話ですが,緊張して内容は覚えていない」と笑わせた。
 真っすぐが持ち味の右腕は
 「速球だけで通じる世界ではない。制球を磨かないと」と早くもプロ入り後の課題を口にした。』



その後,熊野輝光スカウトG部長があいさつに



オリックスの熊野スカウトグループ部長らが10月31日,東海大三高を訪れ,
 ドラフト1位で指名した甲斐に指名あいさつ。
 140キロ台後半の直球と鋭いスライダーが武器の甲斐は
 「1位指名なりのことはしないといけないという使命感がある」と決意を語った。
 熊野部長は「慌てずじっくり鍛えてほしい。将来うちの柱になると思う」と期待した。』



別の記事でも



『「信州の怪腕」甲斐が長野県茅野市内の東海大三で指名あいさつを受けた。
 熊野部長から「将来の柱と思っています。ぜひ入ってください」というラブコールとともに,
 大石監督からの「一緒に戦いましょう」というメッセージを手渡された151キロ右腕は大感激。
 「すごくうれしい。(長野商出身の)金子さんにプロの世界を聞きたい」
 と今季開幕投手を務めた同郷の先輩への弟子入りを志願した。』



プロでやっていくには優しすぎないか心配するくらいいい子ですが
金子にベビーフェイスでも内角グイグイのえぐい球を教えてもらって
早く活躍する姿が見たいですね。



《ドラフト2位 伊原》



即戦力というより素材に期待という評価の伊原
スカウトあいさつでもそのあたりを自身で語ってくれました。



関西国際大のMAX144キロ左腕・伊原が新球マスターを誓った。
 この日は編成部の堀井スカウトグループ担当部長ら3人が指名のあいさつに訪れた。
 引き締まった表情を見せた伊原は
 「上の世界でやるために,シュートとスクリューを投げられるようにしたい」と話した。
 変化球の持ち球はカーブ,スライダー,フォーク。
 ここに球種が2つ増えれば,開幕1軍もグッと近づくはずだ。』



確かに変化球がTの字タイプになれば使い方も増えそうですね。

ちなみにオリックスのマークは井原と共に関西国際大のWエースの榊原狙いだったんですが
榊原はハムに先に指名されてしまいました。

そんな2人の指名の時の記事を



『キャンパスが歓声と笑顔に包まれた。
 先月30日に行われたプロ野球のドラフト会議で2人のエースが名前を呼ばれた。
 榊原諒(4年)は日本ハム,伊原正樹(4年)はオリックスにそれぞれ2位指名を受けたのだ。
 会議が始まる前からあわただしかった。
 これまでドラフト会議とは無縁だったため,大学の広報担当者が会見場の設定,
 選手登場の段取りなどマニュアルを報道関係者から「逆取材」。
 手探りの状態だったが,それでも大学初のプロ野球選手の誕生に「うれしい悲鳴」といった様子だった。
 まず榊原が日本ハムに決まり,ほどなく伊原のオリックス指名の知らせが飛び込んできた。
 約50人の報道陣を前に,2人は満面の笑みでひな壇に並んで座った。
 榊原は「即戦力とみられていると思う。開幕から,試合に出られるように頑張りたい」,
 伊原は「指名していただいて光栄。けがをしない体をつくり,開幕1軍をめざしたい」と抱負を語った。
 そんな2人の晴れ舞台に感無量の表情だったのが鈴木英之監督。
 「野球部がこれだけ急成長したのは榊原と伊原のおかげ。本当に功労者といえるでしょう」。
 野球部の創部は1998年。
 2001年に阪神大学野球連盟に加盟し,1部で戦うようになったのが05年春から。
 そのときに入学した2人の力で,神宮に3季連続で進む強豪チームに成長を遂げた。
 鈴木監督は続けた。
 「部にひとつの伝統ができた。2人を見てきた下級生たちが『おれも』と頑張ってほしい」。
 東北福祉大九州共立大などは選手をプロへ送り出すことで「新興チーム」から「名門校」へ脱皮した。
 その流れに乗れるかは後輩たちに託された。
 会見が終わり,2人は他の部員らに胴上げされた。
 一般の学生,職員も集まり,携帯電話で写真を撮る姿があちこちで見られた。
 それを見つめながら,濱名篤学長は「彼らの頑張りが大学を活気づけてくれた。
 1軍で投げ合う姿を楽しみにしたい」と話した。
 「10・30」は野球部はもちろん,大学にとっても忘れられない日になった。』



同大学は,元球団代表の井箟重慶球団アドバイザーが
客員教授を務めているなど,絆も深いのでこれからも要チェックですね。



《ドラフト3位 西》



特に記事なし・・・交渉難航という話も聞かないので続報あり次第



《ドラフト4位 高島》



松山コーチ,川越,小林の後輩となる青学の高島の仮契約の記事を



オリックスは12日,ドラフト4位指名した青学大の高島毅内野手(22=大阪桐蔭)と
 大阪市内のホテルで仮契約を結んだ。熊野スカウト部グループ長らが訪問。
 契約金4500万円,年俸1000万円。
 今夏の世界大学野球選手権で日本代表主将を務め,銀メダル獲得に貢献した右のスラッガー
 「巨人の谷選手のように,長打も打て,率も残せる選手になりたい」と意気込みを語った。』



ビッキーと同世代の内野手獲得に
ゴッツ,ビッキーのコンビの後は高島が割って入るのかもしれませんね。



《ドラフト5位 西川》



今年も独立リーグの好素材を指名しましたが西川へのあいさつの記事を



オリックスは,5位指名の西川雅人投手(愛媛マンダリンパイレーツ)に対して,
 流スカウトグループ部長と谷スカウトが愛媛県松山市内で指名あいさつを行った。』



そして順調に



『オリッックス・熊野,流の両スカウト部長と谷スカウトが
 松山市内の愛媛マンダリンパイレーツ本社で同球団所属の西川雅人投手(26)と入団交渉を行い,
 契約金1000万円,年俸500万円(金額は推定)で仮契約を終えた。
 西川は「身の引き締まる思いです。最初からアピールできるよう頑張りたい」と抱負を語った。』



無難に話が進んでいるようで一安心



この逸材たちが全て契約完了した暁には



『ドラフト1位右腕の甲斐(東海大三)が,
 沖縄・宮古島で行う来春キャンプで1軍スタートすることが“内定”した。
 大石監督が「新戦力ということもあるので1,2クールくらいまでは1軍で見てみたいですね。
 紅白戦にも登板してもらおうと思っている」と見通した。
 加えて指揮官は2位・伊原(関西国際大)以下の4選手についても
 「全員1度は1軍キャンプで見てみたい,という気持ちはある」と話した。』



素材枠の選手も積極的に大ちゃんは見ていく方針に少し安心しました。

外ばかりに目を向ける冬の主役の某本部長とは違いますね。


ただ,最後に残念な情報も



『北川が骨折していたことが判明した。
 15日のシートノック中に打球を処理した際,右手薬指を強打。
 練習終了後に高知市内の病院で検査した結果,右手薬指先端の亀裂骨折と診断された。
 井筒チーフトレーナーは「全治1カ月程度」と説明。
 この日,別メニュー調整した北川は「ヒビが入っただけ。大したことはない。大丈夫」と軽症を強調した。
 秋季キャンプ最終日の21日までチームに帯同し,ランニング中心のメニューをこなす。』



守備練習中のケガだけにやはりサードはきついのかもしれないと思ってしまいました。

この出来事で某本部長が補強にやっきにならないことを祈ります・・・。




【写真は,オリユニで投げる姿が見たい甲斐くん!かなり前評判が高いです♪】