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新聞,テレビなどマスコミ系の株主が多いセ・リーグに比べると
元来,鉄道系が主でマスコミと提携が少ないパ・リーグ

その中でも我がオリックスはマスコミ露出も少なく
残念だが言わば不人気球団である。


ソフバンや日ハム,楽天のように地域に根ざしてる訳でもなく
ロッテのようになぜか全国にファンが散らばってる訳でもなく
西武のように常にAクラスの常連でもない・・・


だからこそ自分の住んでいる広島では普段絶対に見かけることのないオリファンと
ブログであ~でもないこ~でもないと語り合えるのでしょう。


毎日更新はそんな一面と飽きっぽい自分への人生の願掛け(大げさですが・・・)

今日はそんなオリックスの人気に関する記事をふたつほど
まずは,営業サイドから



清原和博氏が昨年引退したが,オリックスの営業関係は,
 限定商品の販売が残っていた年明けまで記念関連グッズなどで懐がにぎわった。
 しかし,「今季のコトを考えると頭が痛い」と早くも泣きが入る。
 昨年ブレークした坂口,小松たち若手の独身組も人気沸騰とはいかず,
 「清原に続いてまたまたオジン路線か」と他球団の関係者に揶揄されようとも,
 今年8月で41歳になるローズの全国的な知名度に頼るしかないか。
 昨年10月1日,京セラドーム大阪で清原の引退式が行われたが,
 早くからの告知でファンの関心も高く,関連グッズは億単位を売り上げた。
 「彼の入団1年目(06年)もよく売れましたが,今回はサヨナラの付加価値がついたので,
 『飛ぶように』はオーバーにしても,球団を潤してくれたことは確か」
 清原も最後のご奉公と営業に協力的だった。
 万事めでたしながら,イチロー時代を知る関係者は“氷河期”を恐れる。
 「イチロー在籍時は清原以上に売れたので,
 高額な年俸(推定4億円)も観客動員やグッズなどで釣り合いは取れていた。
 だが彼がマリナーズ入りした途端に観客減,さらにグッズ関連はもっと悲惨。
 当時,田口(前フィリーズ),谷(現巨人)と人気者はいたけど,
 彼らに支払う関連グッズの年間ロイヤルティー(相場は価格の3%)が数万円ということも…」
 大ざっぱに言えば,ポスト・イチローたちが束になっても本家の足元にも及ばなかった計算だ。
 今回はポスト・清原探しになるが,飛び抜けた選手はおらず,
 「イチローだって当初は無名。注目を浴びたのは3年目あたりだし,
 若手からスターが生まれる可能性も」と関係者は待ちの姿勢。
 ただ,当面のつなぎは必要で,昨年40歳で40本塁打と「エージ・アーチ」を達成したローズ頼りか。
 「外国人選手のグッズはあまり売れないのがこの業界の常識ですが,
 ローズは“ボクはニホンジン”といっているように,老若男女に幅広く親しまれている。
 ただし,清原さんと比べるとグッズはン分の1で…。
 カブレラとコラボにするとか,付加価値を付けたいところです」(営業関係者)
 暗中模索のポスト・清原探しが進行中だ。』



ローズも今季か良くても来季までの在籍でしょう。
イチロー級とはいかなくてもニューヒーローの誕生が待たれるところですね。

たぶん来年のドラフトは自滅覚悟でハンカチ王子狙いに走る気がします。


とはいえ球団も選手任せというスタンスではなく
寄らば大樹の影的な戦略も練ってるみたいで



プロ野球人気再興へ,各球団の秘策をキーマンが明かすオフ企画の第6回。
 球界再編騒動の主役となってから5年,オリックス・バファローズが今季,「動員プロジェクト」を始動する。
 横田昭作経営企画室長(48)に人気復興策を聞くと,キーワードは「阪神」。大丈夫でしょうか?
 合併で旧オリックス,旧近鉄双方のファンを取り込めるかと思えたが,現実は厳しい。
 パは他の全球団が地域名を冠し,地域密着型運営に転換。
 時代に乗り遅れた形で,観客動員順位は年を追うごとに下落している。
 「今は『大阪,神戸,どっちなんや』と思われている。
 大阪を中心とした関西エリアに,いかに球団を浸透させるか。
 将来は,親会社の関係によるシーズンシート依存型から,
 一般入場収入を上げないとやっていけなくなる」と横田室長。
 昨年11月,自身がリーダーとなり「動員プロジェクトチーム」を立ち上げた。
 しかし,球春を直前にしても,「具体的なものは,まだ煮詰めている段階」という。
 一部で「阪急,近鉄時代の復刻ユニホームを採用」という報道もあったが,
 「クリアしなければならない問題が多くて…」と,実現への道は遠そうだ。
 そんな中,横田室長が期待しているのが,3月の『阪神なんば線』(※1)開業だ。
 神戸から奈良までが,京セラドーム大阪を経由して結ばれる。
 「大きなビジネスチャンスです」と,関西圏全体からの集客を図る。
 また同線は,甲子園球場とも乗り換えナシで結ばれる。
 阪神との交流戦が「関西版サブウェイ・シリーズ」として浸透すれば,存在感が増すのでは…。
 こちらも“阪神頼み”ながら,策を巡らせている。
 「阪神ファンはタイガースひと筋の人が多いが,野球に興味がないわけではないと思う。
 オリックスファンに取り込める可能性はゼロではない。
 『セは阪神,パはオリックス』と思ってもらうにはどうすればいいか,大きな課題です」
 昨季からプロジェクトのスタッフが他球場を視察し,ファンサービスの成功例を研究している。
 だが,オリックスの方こそが,革新的な場内演出やイベントの数々で,
 他球団から参考にされた時代もあった(※2)。
 かつての魅力を取り戻す日を,待っている野球ファンは少なくないはずだ。

 ※1 開通後は阪神線と近鉄線の相互乗り入れにより,神戸から奈良までが一本で結ばれる。
    阪神三宮~近鉄奈良間は約80分で,途中駅に「甲子園」,「ドーム前」(京セラドーム)の両駅もある。
 ※2 90年代の本拠地グリーンスタジアム神戸(現スカイマーク)は,
    メジャー風の男性場内アナウンスやCGを使用した選手紹介ビデオなど,
    斬新な演出を国内初披露。他球団が続々と追随した。

 横田 昭作(よこた・しょうさく)
 1960(昭和35)年10月27日,奈良県生まれ,48歳。
 近大卒後,米国生活中の92年に,オリックスが行った球団職員公募に応募し通訳として入社。
 94年から球団広報となるやイチローがシーズン210安打を放ち大ブレーク,
 「広報としてはイチローに育てられました」。広報室長を経て,昨年11月から現職。

 ★神戸から大阪主体へ
 昨年12月15日,球団事務所を京セラドーム内に移転した。
 06年11月に神戸から大阪・堂島のビル内へ引っ越したばかりだが,
 球場内に事務所を置くことで,より地域密着型の運営をアピールする。
 今季の主催試合は大阪48,神戸22,東京2の配分だが,今後はより大阪主体になりそう。
 横田室長も「今は何とも言えませんが,将来的にはあると思う」と否定しなかった。』



興味深い話です・・・
ニューヨークのようにサブウェイ・シリーズが定着するとは今は思えませんが・・・

今なら便利になってより青より黄色が占める割合が増えるだけですから・・・

それでも試合を見てもらってオリックスおもしろいじゃんって
思う人が増えたら将来的には・・・

関西オリックス○○っていうチーム名で兵庫,大阪,京都,奈良,和歌山と
幅広いファンを獲得してもらいたいですね。


そのためにはやっぱり弱くちゃ誰も見に来ないんで
今年はまず優勝を最低目標で日本一まで一気に進んでもらいたいですね!!




【写真は,今季もこんな笑顔のベンチがたくさん見れたらいいですね。】