厚い壁の隙間(新人編)

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磐石な外国人クリーンアップにレギュラーメンバーという布陣になりそうな今季のオリックス
若手や1軍半の選手にとってこの隙間に入り込むのは至難の業

スタメン争いを出来る選手はまだ恵まれている方だと思えるような層の厚みになってきました。

例年なら1年目から大引や小瀬の大抜擢があってチームを活性化させてくれてましたが
今年の新人はどうなんでしょうか?

そこでこんな記事を



オリックスの新人5選手の合同自主トレが神戸市の合宿所で始まっているが,
 大石大二郎監督(50)は「新人たちはまず,キャンプでケガのないように過ごしてほしい」
 とクールに接する構え。
 昨シーズン2位の主力に加え,移籍組や若手の台頭でポジション争いは激化しており,
 ルーキーが割って入る隙はなさそうで,新人たちは早々にプロの厚い壁に立ち向かうことになりそうだ。
 近年のオリックスは,ドラフト戦線で“勝ち組”となっており,
 05年入団の金子が昨季10勝を挙げ,07年入団の小松は昨季15勝で新人王に輝いたほか,
 野手でも07年入団の大引が遊撃の定位置を確保した。
 さらに,昨季中盤から頭角を現した08年入団の小瀬も,
 今季は移籍の大村や若手の成長株・坂口たちとレギュラー争いにしのぎを削ることが予想され,
 大石監督も「未知数の戦力に頼らなくてもいいほど,チーム内の競争は厳しい」と戦力の充実を感じている。
 昨年のドラフトでは,甲斐拓也投手(東海大三高,1位),伊原正樹投手(関西国際大,2位),
 西勇輝投手(菰野高,3位),高島毅内野手青学大,4位),西川雅人投手(四国九州IL・愛媛,5位)の
 5選手を獲得したが,即戦力としての注目株は不在。
 球団側も「投手では,昨年右ヒジの手術を受けた平野(06年希望枠)が昨秋から以前の力を見せている。
 昨年の10勝組の山本,近藤もいるし,並みの若手が食い込む余地はない。
 新人たちはまずファームで力を付けてということになると思う」(関係者)との見解で,
 新人たちには厳しい現実が立ちふさがるのだ。
 一方,戦力充実の余波は,ベテランにも押し寄せる。
 「北川はラロッカが復帰してくれば,守る場所がなくなり代打に…。
 塩崎,阿部らも,打つ方で結果を出さないととって替わる選手が控えている。
 大石監督は“名前だけでは使わない。
 競争に勝ち抜いた選手だけがグラウンドに立てる”を昨季以上に徹底させるでしょう」(球団関係者)
 指揮官も「現有戦力で上位争いができると思っているが,この世界は結果がすべて。
 クライマックス・シリーズに進出できない時には(辞任の)覚悟はある」と,
 自らを律するコメントを何度となく発している。
 さらに「ベテランたちは1年でも長くグラウンドで勝負できるよう肉体の衰えと闘ってほしい。
 若手はいつでもレギュラーに代われるとの気概で練習に打ち込めば,必ずチャンスはある」
 とナインを鼓舞する。
 今季のオリックスは,現場首脳陣も選手たちもまさにサバイバルになる。』



群雄割拠するスタメン争いに本当に今年のルーキーの入り込む余地はないんでしょうか?

昨日のコーチ会議でこんな記事が



『ドラフト4位の高島(青学大)と同5位の西川(四国九州IL愛媛)が1軍キャンプに抜てきされた。
 京セラドーム内で行われた監督・コーチ・スタッフ会議終了後,大石監督が示唆した。
 指揮官は「西川と高島は紅白戦に参加してもらいたい」と期待を込めた。
 1,2軍の振り分けは26日に発表される。』



高島は唯一の野手で実績もある大卒なのでなんとなく分かりますが
意外なのは西川

新人合同自主トレの際のコーチの評価が高いということでしょう。
これはうれしい話ですね。

ちなみに期待の野手高島の記事も発見したので



『奥さんもYAWARAちゃんをもらうぞ!?
  オリックスのドラフト4位高島毅内野手(22=青学大)が18日,
 かつてチームの中心選手で活躍した現巨人の谷佳知外野手(35)を目標に挙げた。
 新人合同自主トレ初日から顔や背格好が「谷に似ている」と評判。
 自主トレ第2クール2日目のこの日,本人も「谷さんの大ファン」と明かした。
 身長173センチの谷より3センチ大きいが,キャッチボールやトス打撃をこなす姿は確かに似ている。
 よく見れば顔も…。
 “発信源”の米村トレーニングコーチは「ホンマにそっくり。ただ谷の入団時より体ができている」
 と外見だけでなく,即戦力としての「谷2世」にも太鼓判を押した。
 06年までオリックスにいた谷は01年に日本記録の52二塁打
 03年にパ・リーグ右打者記録の189安打を樹立。
 そんな大先輩の活躍を高島はアマ時代からよく知っていた。
 「すごく好きなんでうれしいです。谷さんは二塁打の記録を持っている方。
 僕も安打や二塁打を狙うタイプなので,見た目だけじゃないところを見せたい」と意気込んだ。
 東都リーグで通算57安打と突出した成績ではないが,4年秋には首位打者を獲得。
 キャンプはとりあえず2軍スタートだが,年数ごとに成績を伸ばした谷のように,
 大輪の花を咲かせる可能性を秘めている。』



たしかに米村コーチの言うように谷にも似てますね
最初は小川コーチの現役時代に似てると思ってましたが
ふたりが合わさったような顔かも

高島の話題が結構多いのは将来性がある証拠かも?!ですね。


新人が開幕1軍そしてレギュラーとなるのも夢じゃない?かも??




【写真は,またも入団発表時の写真右から2番目のネッピーの隣が谷2世高島くんです。なんとなく似てる?】