ホセ入団と助っ人よもやま話

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昨日,最後の新規入団助っ人ホセ・フェルナンデス選手の入団会見がありました。

まずはフェルナンデス入団関連記事を



楽天戦はフェル封印!?オリックス大石大二郎監督(50)が13日,
 この日,入団会見に臨んだホセ・フェルナンデス内野手(34)について
 古巣の楽天戦には起用しない可能性を示唆した。
 助っ人砲の起用法を問われた指揮官は
 「楽天戦には使わない可能性がある。弱点を突いて来る可能性があるので」
 と冗談交じりに仰天プランを披露した。
 ノムさんに付け入るスキを与えない算段だ。
 助っ人砲が昨季まで3年間在籍した楽天の野村監督は百戦錬磨の名将。
 その上,攻守両面でフェルナンデスの弱点も知り尽くしている。
 昨季17失策など守備に難のあるフェルナンデスを三塁に起用した場合,
 ノムさんがあの手この手を尽くして“弱点”を突いてくることは明白。
 「昨年ウチも何度となくやったので」と昨季は何度もフェルナンデスの拙守を突き,
 勝機をつかんだ大石監督だからこそ,今季は相手にその機会を与えない考えだ。
 伝え聞いたフェルナンデスは「自分は毎日試合に出たい」
 とガッカリ!?した表情を見せたが
 「自分も相手のことがよく分かっている。フィフティー・フィフティーだ」と問題なしを強調。
 合流初日からアピールを開始した。
 指揮官の仰天プランが早くも効果を発揮した。』



攻撃面では頼りになるフェルナンデスも起用方法がイマイチ難しい選手ですね
今季は状況に応じてきめ細かい選手起用が必要になるでしょうね。


そして,昨日来日した2年目のカブレラ



『ローズと並ぶ主砲アレックス・カブレラ内野手(37)が13日,来日した。
 楽天からフェルナンデスが新加入し,V奪回も夢でなくなっただけに
 「今季は楽しみだ。2週間前までベネズエラでプレーしていたから体調はいい」と鼻息は荒かった。
 来週中には母国のWBC最終メンバー28人が決定する。
 「選ばれたらチャンピオンを目指して戦い,母国の強さをアピールしたい」と胸を張った。
 きょう14日,キャンプ地の宮古島に入る予定だ。』



頼もしい助っ人カブレラの来日でいっそうキャンプも活気づきますね

ちなみに最後のひとりローズについてはちょっと前にこんな記事が



オリックス・ローズの合流が予定より遅れる可能性が出てきた。
 当初は新加入する前楽天・フェルナンデスとともに12日に来日し,
 13日に沖縄・宮古島入りしてチームに合流する予定だったが,
 来日は早くても15日以降になることが濃厚となった。
 「ローズが遅れるかもしれない,ということです。個人的な事情が何かあるんでしょう」と指揮官。
 フェルナンデスは予定通り,カブレラも13日来日,14日合流の予定は変わらずだ。』



個人的な事情ということらしいですが
しっかり開幕に照準を合わせてもらいたいと願うばかりです。

ちなみにカブレラはこんな事情もあって



『小松に続きオリックスから第2のWBC代表候補だ。
 この日,カブレラベネズエラの1次登録選手に選出された。
 中村球団本部長は「私のところにはまだ報告はないが,選ばれるのは名誉なこと」と祝福。
 その上で「調整に問題はないでしょう。できる限り彼の要望に応えてあげられるようにしたい」
 と全面バックアップを約束した。』



別記事では大ちゃんのこんな算段も



オリックスアレックス・カブレラ内野手(37)が,
 ベネズエラ代表候補に選ばれている3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場を免罪符に,
 沖縄・宮古島キャンプをボイコットする可能性が濃厚になってきた。
 この事態に球団幹部は「母国のために頑張ってほしい」とエールを送り,
 大石監督も「真剣勝負の場で戦うのだから,
 (シーズンへの)ちょうどいいウオーミングアップになるでしょう」
 と従来通り外国人選手は放任との構えだ。
 肩の仕上がりに時間がかかる投手は別として,外国人野手の大半は日本の1カ月近いキャンプにはウンザリ。
 オリックスでも,過去に「パスポートを紛失した」などの言い訳でキャンプインを遅らせる選手もいた。
 昨年もローズ,カブレラらは,契約の2月10日を過ぎても来日せず関係者をヤキモキさせた。
 「タフィー(ローズ)はある程度約束を守ってくれたけど,
 カブちゃんはカリビアン・リーグに出場していると報告があっただけで,1週間も来日が遅れた。
 それでも『オレは実戦練習を積んできた。いまからでも試合出場はオーケー』とイケシャアシャアだった」
 と球団関係者は苦笑い。
 今年は,2月10日に来日との契約条項が交わされているようだが
 今回,ベネズエラの代表選手候補に選出されたことで,日本式キャンプ拒否の材料ができたことになる。
 現場としては主力がキャンプ不参加となればチームの士気にかかわると頭を悩ませるところだが,
 新人選手たちの自主トレを視察した大石監督は21日,こう言い放った。
 「彼がキャンプでやることは連係プレー程度。細かいサインなどは覚える気もないし,
 キャンプに来てもらう必要も・・・。
 ただ,昨季序盤は2割に満たない打率だったように,調整不足は明らかだった。
 その点,今回はWBCという真剣勝負の場だし,彼なりに調整するでしょう。
 良い結果に繋がるように期待したい」
 自己管理を尊重し,結果がすべてとの大石監督の外国人掌握術を今回のカブレラの件でも貫く。
 「個人主義が強い外国人選手たちにとっては,うちの球団は居心地がいいのでは。
 その分,実力は発揮してくれると思う」(球団関係者)
 ローズ,カブレラ,フェルナンデス,さらにラロッカを擁するオリックス打線が
 リーグNo.1の威力を発揮するには,大石監督の忍耐と寛容が不可欠なのだ。』



何はともあれ無事に来日してくれたカブレラにホッと一安心ですね。

最後に大ちゃんのこの手の助っ人の人心掌握術について



オリックス宮古島キャンプでは,大石監督Vs外国人選手のバトルがキャンプ初日からぼっ発した。
 注目の第1ラウンドは,阪神から新加入のライアン・ボーグルソン投手(31)が勝利?!
 オリックスの今季の陣容は「外国人選手が頼りのチーム」(関係者)と助っ人が悲願のVのカギを握っている。
 野手はローズ,カブレラ,フェルナンデス(前楽天),ラロッカと,
 どのチームにいてもクリーンアップを打てる強者ぞろい。
 投手はボーグルソンとメジャー経験のないジョン・レスターの2人で,
 実績は野手陣と比べてやや劣るが,我の強さは変わりはなかった。
 前日(1月31日)来日したボーグルソンはこの日,記者会見を行い,
 阪神時代同様,先発としての起用を訴えたのだ。
 同席した大石大二郎監督(50)は苦笑いを浮かべながら「この後,彼と話し合う」。
 情報公開をモットーとする大石監督は,コトの顛末(てんまつ)を淡々と振り返った。
 「彼は中継ぎと決めていたけど,今日の話し合いでオープン戦でチャンスを与えるコトに。
 ただ,あくまでこのチームは先発6人は内定しているとは伝えた」
 昨年も,くせ者たちを相手にしてきた大石監督だけに,役者は一枚上だ。
 「彼は(阪神時代から)150キロと球は速かったけど,(球数の限界は)50~60球の投手でしょう。
 それに契約を結ぶ際“中継ぎで”で合意している。
 ともかく“中継ぎ,先発の両方の準備をしておいてくれ”で合意した」
 外国人選手たちに“絶対服従”を強制しないのが大石監督の操縦術で,
 昨年もローズ,カブレラを巧みにコントロールした。
 「日本人の審判にブーイングを鳴らし続け“野球をやめたい”と言い続けたローズをなだめ,
 コトあるごとに“休みたい”というカブレラをおだてて使うなど,
 彼たちにほえさせるだけほえさせて・・・が監督の方針。
 一歩間違うと助っ人との亀裂が生じるけど,昨年はうまくいってチームは2位。
 今回のボギー(ボーグルソンの愛称)の自己主張もカに刺された程度のかゆみぐらいでしょう」(関係者)
 今回のボギーの要求は遠吠えぐらいにしか聞こえていないよう。
 “負けた格好で勝つ”との大石流が,キャンプ初日から発揮されたと見るのが正解か。』



昨年のキャンプではコリンズ監督とラロッカの大口論がありましたが
今年の大ちゃんは一味違う?!

大ちゃんがストレスで胃潰瘍にならないといいのですが・・・。




【写真は,新たなる曲者?!ホセ・フェルナンデス入団!!!】