大石監督の功績(シーズン前)

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WBCでのまさかのキューバに完勝や
6/7のマツダスタジアム新広島市民球場)での
オリックス戦のチケット(ビジターパフォーマンスシート)ゲットという
個人的な話題はありますが


関東遠征の合間に古い記事を編集して
大ちゃんの球団貢献を野茂TAと絡めてまとめてみました。

まずは,オリックスの人気と大ちゃんの監督としての知名度の現状



オリックスのテクニカル・アドバイザー(TA)に就任した
 元メジャーリーガーの野茂英雄氏(40)が8日,
 沖縄・宮古島キャンプでの4日間の指導を終えた。
 取材陣が殺到する中,野茂氏は黙々と業務をこなしチーム内外に多大な足跡を残した。
 このノモ旋風に“脱イチロー&清原”の序曲はひとまず成功と,安堵の表情を浮かべたのが大石監督だ。
 大石監督は17年間の現役生活で新人王,4度の盗塁王に輝くなど俊足・好打で
 近鉄では初の1億円プレーヤーになったキャリアを持つ。
 ただ関西エリアでは,もてはやされながら,全国区の知名度は今イチで,
 自ら「口下手だし,カリスマ性はない」と卑下する。
 現役時代なら“野球が分かる人はワカル”でプレーに磨きをかけていればよかったものの,
 指揮官となればナインに目を向けさせる統率力も不可欠に。
 日本人メジャーリーガーのパイオニア,野茂氏をスタッフとして傘下に加え
 「球界の実力者」との“ハッタリ”も必要になってくる。
 「宮内オーナーは球界の“ブランド”が大好き。
 マリナーズイチローは帰国すれば必ずオーナーの元へあいさつに出向く。
 そして古巣の球場(スカイマークスタジアム)などオリックスの施設で自主トレ。
 巨人を自由契約になった清原に対しても“球界の宝をわがチームに”との鶴の一声で獲得。
 その2人と濃密な関係を築いていたのが仰木元監督(故人)で,
 その人脈が長期政権への基盤となった」(球団関係者)
 今オフ,契約が切れる大石監督はチーム成績もさることながら,
 オリックスグループ全体を盛り上げる人物の発掘も政権維持への要素となる。
 「清原,イチローに匹敵する人物となれば同じグラウンドでプレーした野茂となる。
 新任の佐々木(投手)コーチが近鉄時代から野茂さんと親しいので,
 昨秋の高知キャンプに臨時コーチとして招いたら,ファン,マスコミから予想以上の反応があった。
 むろんオーナーも大喜び。で,アドバイザーとして野茂さんと専属契約を結ぶことに。
 大石監督としては“してやったり”でしょう」
 昨年の現役引退後,なりを潜めていた野茂を表舞台に引き上げた大石監督の手腕は
 “金も出すが,口も出す”との宮内オーナー路線に沿うもので,ひとまず長期政権の礎はできたか。
 なお野茂TAは24日からの高知での2次キャンプでも指導する予定だ。』



たしかに現役時代から派手さが無いイメージの大ちゃんだけに
監督の威厳となるとなかなかついてこなかった印象が強いですね。

昨季も世間的には途中交代の代行監督のイメージが強く
選手の監督に対する畏敬の念も薄かったんじゃないかと心配してました。

それならあっさり西武の渡辺監督のアニキ的路線でいくかとといえば年齢的に無理があり
正式な投手コーチより一目置かれる野茂TA起用はナイスアイデアだったと思います。


さらに宮内オーナーを始め球団関係者を喜ばせたのが経済効果



オリックス野茂英雄テクニカル・アドバイザー(40,TA)は,
 25日も高知キャンプのブルペンに陣取り,投手陣をじっくり観察しながらアドバイスを送った。
 マスコミの目は,選手より野茂TA。
 それでも「テレビや新聞紙上でかなり取り上げてもらっている。
 野茂さん効果に尽きると言い切ってもいいでしょう」と球団関係者はニンマリ。
 この不況下オリックスグループも厳しい環境に置かれているようで,株価の下落は著しい。
 明るい話題として球団が連日,マスコミに大きく取り上げられることは喜ばしい出来事だろう。
 オリックスではマスコミによる宣伝効果を数値で表すように専門家に依頼している。
 その算定によると今年の球団の宣伝効果は,
 球団の1年間の赤字額(推定30-40億円)を上回る価値はあるとの意見も出ているそうだ。
 【年間赤字上回る】
 「やせても枯れてもプロ野球。スポーツ紙にオリックスという名が出ない日はない。
 もし,オリックスという名を連日,広告費で出すとなると莫大な費用がかかるんですから,
 球団を持っている意味はあると思う」と球団関係者は胸を張る。
 今年は清原和博氏(現役引退)というビッグネームがなく,
 どの程度マスコミに注目されるかと,球団サイドは戦々恐々としていた。
 大石監督,佐々木チーフ投手コーチが近鉄時代の深い縁で野茂氏に“特別コーチ”就任を依頼したことで,
 注目度は再び上がっている。
 「野茂さんのネームバリューはすごい。球団のホームページへのアクセスも増えました。
 “広告宣伝費”として換算すれば数億の値がでるでしょう」と球団幹部。
 野茂氏との1年契約(推定1000万円)は,キャンプ中は約8日間,
 シーズン中は数試合観戦するという程度の内容。
 契約金を大きく上回る“野茂効果”に,オリックスグループ全体が期待する。』



下衆な話ですが野茂TAの契約料は安い買い物だったというところでしょう。

野茂もそれくらい承知で協力してくれるくらい大ちゃんと親交が厚い証拠でもありますね。

さらに協力的だと思ったのがこの記事



オリックス野茂英雄テクニカル・アドバイザー(TA,40)が26日,
 2次キャンプ地の高知で打撃投手を務めた。
 沖縄・宮古島での1次キャンプに続くパフォーマンスだが,
 今回は「重度の花粉症」をおして,8打者に99球の敢投を演じた。
 杉花粉の飛散真っ盛りの高知は,野茂TAにとっては最悪の環境。
 同じ症状に悩む大石監督は「今回は(野茂TAの)登板機会はナシ」とあきらめていたが,
 「打撃投手の絶対数が足りないので,今日はボクが投げようと思っていたら突然,
 野茂が『行けます』と言ってきたので,任すことに」。
 まさに,飛び入りの“ノモ・ショータイム”。
 スタンドのファンは拍手喝采(かっさい),打席に立った北川ら8選手は感謝感激だ。
 しかし,野茂TAは,花粉症のうえ「前夜(25日),気の合う仲間と結構飲んだみたい」(大石監督)
 でヨレヨレ状態。
 マウンドから2~3メートル前での投球ながら,球道が定まらず,現役時代同様の?ノーコンぶりを見せた。
 ボール球を投げる度に「アッ,ごめん」と打者にあやまりながら,なんとか務めを果たした。
 それでも,ファンも打者も胸キュンで野茂と相対したのだから・・・。
 中村球団本部長の一言がすべてを言い表している。
 「世界一のバッティングピッチャーやな」
 花粉症でも二日酔い?でもマウンドに登った野茂TA。
 技術指導もさることながら,そのプロ魂にチーム内での評価が上がったことは確かだ。』



脱清原で今年のキャンプは例年どおり静かな感じだと思ってましたが
(なぜか毎年オフに起こる数々の事件は別として・・・)
結構マスコミに注目されたおかげで広島でも選手の動く映像が見れてうれしかったりしました。


ここまでは大ちゃんの副次的な功績

いよいよシーズンの開幕まで3週間を切りました。

ファンとして一番の功績はやっぱり優勝,日本一!!


大石監督よろしくお願いしますよ!!



そこで最後に最新記事を



『開幕ローテーションが確定した。
 4月3日から始まるソフトバンク3連戦は小松が開幕投手を務め,
 2戦目に昨年から同カード4連勝中の近藤,そして3戦目が岸田。
 同7日から始まる西武3連戦は昨年西武に3勝1敗と勝ち越した金子が初戦で
 2戦目に山本,3戦目に平野を起用する。
 対戦球団に早い段階から先発が読まれてしまうが,
 球団首脳は「相手のことを考えるより,先に自分たちのことを考えているので」と話した。』



ソフバン3連戦:小松-近藤-岸田
西武3連戦:金子-山本-平野

表ローテ,裏ローテが決まりましたので開幕が待ちきれなくなってきました♪




【写真は,ちっちゃい大ちゃんの威厳は常勝が育てるはず!!期待してますよ!!!】