早期テコ入れ

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岩隈に完全に押さえ込まれた翌日は大量15得点で大勝

強いんやら弱いんやらどっちやねんという戦いをしながら5割をキープ中


そこでこんな記事を



『開幕から快調に飛ばすオリックスのタフィー・ローズ(40)が
 19日の楽天戦,巨人時代の古巣・東京ドームで先制6号,だめ押し7号ソロを放った。
 東京ドーム通算72本塁打に「この球場はボクのお宝」と笑顔。
 しかし,前日18日は楽天・岩隈に完ぺきに押さえ込まれるなど,
 「エースクラスは打てない」とのレッテルを張られようとしている。
 長嶋茂雄氏(巨人軍終身名誉監督,通算444本塁打)を抜き,
 史上12位の本塁打アーティストになったローズだが,
 昨年あたりから「一流投手を打てなくなっている」との評を受けている。
 「昨年,リーグを代表するダルビッシュ,岩隈,和田からは1本も本塁打を奪っていない。
 やはり寄る年波には勝てないのか。今のタフィーは長年培ってきた技術と研究熱心さで本塁打を放っている。
 ただ,速い球への反応が鈍くなっていることも確か」。
 ローズの全盛時代を知る大石監督はこう分析する。
 ローズは独自に“ローズノート”を作り,
 「相手投手をわれわれ以上に分析している」(チーム・スコアラー)が,限界点もそろそろ見え始めたか。
 「野球は若い人がやるスポーツ。
 でも金本さん(阪神)やボクのように40歳を過ぎても頑張っているのは,
 ファンを喜ばせているとも思う」とローズ。
 常々,もう個人的なタイトルには興味がなく,チームの勝利に貢献することが使命と言い続けている。
 この日は,ラズナーと渡辺恒から一発を放ったが,
 前日の岩隈のような一流投手を打ち砕くのも4番の責務だ。
 「タフィーを含め,長打がよく出る東京ドームということで外国人4人に期待していたが,
 フェルナンデス(2号2ラン)カブレラ(4号3ラン)もよく打ってくれた」と勝率を5割に戻して,
 大石監督はしてやったりの表情だったが・・・。
 ローズは「2本目のホームランは完ぺき。昨日(18日)は岩隈にやられ悔しい思いをしたが,
 今日は自分でしっかりとらえられるボールがきていた」。
 自打球を右足のくるぶしに当て途中退場とまさに大当たり。
 チームの勝利には貢献したものの今後,一流投手を打ち込めるかという課題も突き付けられている。』



という訳でB4に頼ってばかりでは勝てる試合も勝てなくなってくるので
早め早めの対処療法を



オリックスは20日,本柳和也投手(32)森山周内野手(27)の出場選手登録を抹消。再登録は30日以降。』



本柳は相次ぐリリーフの失敗で何回か2軍調整をした方がいいと書きましたが
代わりにこの人が上がってくるはずです。

まずは降格直後の記事を



『WBCの優勝メンバー,オリックス小松聖投手(27)が2戦連続のKOで11日に登録を抹消された。
 「この悔しさ,1年間忘れないように下で調整してきます」と再起を目指すが,
 今回の不調は,宮内オーナー以下,周囲の過剰な期待に押しつぶされた感も?!
 小松は昨年15勝を挙げ,新人王に輝くとともにチームの9年ぶりのAクラス入り(2位)に貢献。
 大石監督からも絶大な信頼を受け,昨秋のキャンプの段階で今季の開幕投手を告げられた。
 「プロ3年目で初めての経験。責任感と同時に喜びも感じます」
 ところが,3日の開幕ソフトバンク戦は5回7失点,
 さらに10日の本拠地・京セラドームでのオープニングゲームとなったロッテ戦も5回途中6失点で降板。
 2度の“開幕指名”に応えられなかった。
 WBCの2次ラウンド1位決定戦の韓国戦で中継ぎで登板し無失点と役目は果たし,
 金メダルを抱いて凱旋(がいせん)帰国。
 異例ともいえる宮内オーナーとの個別面談という華々しい名誉も吹っ飛んでしまった。
 「メダルもうれしかったでしょうが先日(6日),宮内オーナーに呼ばれ,
 1対1で面談したのも感激したでしょう。チームの看板と認知されたのですから」と球団幹部。
 経済界の重鎮で野球通の宮内オーナーは一流選手好み。
 かつて所属したイチローマリナーズ)が帰国するたびに会い,
 大リーグ談義に花を咲かせるのを楽しみにしている。
 また昨シーズン後,現役を引退した清原和博氏(評論家)もオーナー招待の形である雑誌で対談した。
 「野球選手のタニマチ感覚でしょうか。
 ビジネスでは冷静で厳しい方ですが,野球では周囲がびっくりするほど熱くなる。
 今回,小松を本社に呼んだのは“うちの選手も世界一に貢献した”との喜びから。
 イチロー,清原さんには実績では及ばないけど,小松選手も一流になると眼鏡にかなったんじゃ。
 それが,開幕早々に2軍落ちとは・・・ビジネス同様にプロの世界も厳しいですね」と本社関係者。
 身に余る高評価で小松にさらなる重圧が加わったのか。
 “2年目のジンクス”という壁にぶち当たったようだ。』



メンタル的な問題だけならWBCで燃えた心も再び闘志が宿ったはず



『◆ ミニキャンプ調整完了,きょう1軍合流 ◆
 満を持して,エースがマウンドに帰ってくる。
 オリックス小松聖投手(27)が,きょう21日から1軍に合流し,
 24日の日本ハム戦(スカイマーク)で復帰先発することが決定的となった。
 今季は開幕投手を務めたものの,WBCでの調整不足も響き2試合に先発して
 計9回13失点,防御率13・00。
 不振のため11日に登録抹消となり,13日から1週間のミニキャンプを張って再調整していた。
 「かなり追い込んできました。(2試合)打たれた悔しさもあって1週間,体をいじめました」
 雑念を捨て,とにかく汗を流した。
 1週間で3度も投げ込みを敢行し,1日最高170球を投じるなど一から肩をつくり直した。
 そしてノースロー日は走り込みで下半身を鍛え直した。
 「酸欠になるくらい走りました」。充実感ただよう表情で,1週間を振り返った。
 体を鍛え直した小松に精神的にも一回り大きくなるチャンスが訪れる。
 きょう21日からの西武3連戦(京セラ)を野茂テクニカル・アドバイザーが視察予定。
 佐々木投手チーフコーチは「自然の流れで2人は会うでしょう。
 野茂から体験談を聞き出すことができたら,小松の次の登板に役立つかもしれない」と,
 経験豊富なトルネードの“手腕”に,エース再生の後押しを期待した。
 「先発の中6日は崩さない」という大石監督の方針もあり,
 復帰登板日は小松が入ることによって先発全員が中6日となる24日が決定的だ。
 「やってやろう,という気持ち」と小松。
 心機一転,エースが2度目の開幕を迎える。』



中継ぎを強化するのではなく先発でしっかり試合を作って勝つ道を選びました。
今季の勝ちは先発次第の面が大きいので小松が復活すれば
先発の層はより分厚くなるはずです。

次の登板は期待できそうですね。


そして,もうひとり降格したのが森山

外野で2番起用のチャンスをものにできなかったので
2軍で好調の小瀬が昇格するとにらんでたらこの記事が



『左足小指骨折のため2軍調整中だった小瀬が,きょう21日から1軍昇格する。
 小瀬は3月11日,日本ハムとのオープン戦の9回に自打球を左足に当てて負傷後,
 治療,リハビリなどに励んでいた。
 2軍では5試合に出場して19打数8安打,打率・421と好調をキープしている俊足巧打の2年目は
 「調子は上がってきていますね。打撃練習中に“これだ”という感覚をつかみました。
 あせらずボチボチやります」と話した。』



スタメン起用以外に森山のように代走としても使えるし,
ローズの後の守備固めの起用も考えられる小瀬

いよいよ2年目に更なる進化を期待される小瀬の登場です!!


今回のテコ入れで安定しますように・・・




【写真は,まずは味方の援護をもらってリハビリ的登板で今季1勝を目指せ!!の小松】