虎を捕らえよ!

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関西のプロ野球と言えば
昔から阪急(オリックス),近鉄,南海そして阪神と鉄道系4球団がひしめく
野球熱の熱い地域です。

人気の面で言えば阪神>阪急(オリックス)+近鉄+南海のような数式で

現在のように阪神オリックス(阪急)と関西球団が2つになった今でも
その勢力図は変わりませんというかもっと差がついてます。


3チームでもかなわなかったのに
南海が西国へ遷都し,
いくらオリックス近鉄を吸収してもかなうはずもなく

交流戦と言えばスタンドがビジターのはずの黄色い勢力に青い勢力が飲み込まれるという構図になります。


そんな悲哀を感じる記事がずっと前にあったのを引っ張り出してみると



オリックスは同じ関西エリアの阪神をライバル視するが,相手は歯牙にもかけない状態が続く。
 2004年オフ,近鉄との合併チームが誕生した際の「トラに追いつけ追い越せ」のスローガンを
 「関西で共生」に方針転換したものの変化ナシ。
 打倒・真弓阪神に闘志を燃やす大石監督に秘策はあるのか。
 関西一円ではなく,今や全国区となった阪神
 今季,リニューアルした甲子園球場という舞台もあり前人気は上々。
 真弓新監督の下,昨年2位からの巻き返しが期待されるが,
 近鉄時代(03,04年),ともにコーチとしてグラウンドに立った大石監督はそっけない。
 「真弓さんの印象といわれても,あまり話し合った記憶がないから…。コメントは控えさしてもらう」
 近鉄時代の大石,真弓両コーチをよく知る関係者はこう振り返った。
 「大石監督はソフトな顔に似合わず頑固一徹。一方,真弓さんは八方美人。
 互いに肝胆相照らすという関係ではなかったですね」
 当時,近鉄は「いてまえ打線」が売りだったが,大石監督は
 「あの頃の野球はあまり好きではない」と切り捨てる。
 当時の真弓ヘッド兼打撃コーチを言外に批評する。
 「リーグの違いこそあれ真弓野球には負けられない-が大石監督の真情でしょう。
 その心意気にわれわれも後方支援する」と球団関係者。
 オリックスは今季,約1600万円の経費を捻出して自前のチアチームを結成。
 また若者に人気のあるヒップホップのグループを球場に呼ぶ企画も進行中だ。
 昨年の観客動員は113万人余で,阪神の297万人余の半数にも満たないだけに
 「今季は140万人が数値目標。現在の経済情勢ではかなり厳しい数字と言わざるを得ないが,
 チームが昨年の後半のように活気付けば結果は出せる」と営業関係者は見る。
 せめて阪神の観客動員の半分に到達しないことには,「関西で共生」は絵空事になる危機感が潜む。
 「1試合1試合に全力を注げば共感していただけるファンも増える。
 われわれの仕事はそれに尽きるでしょう」と大石監督はいうが…。
 大石オリックスが,交流戦で真弓阪神と雌雄を決するまでに,
 成績はむろん人気面でも肉薄できているか興味深い。』



開幕当初は観客動員30%増の記事もありましたが
経済不況の深刻化,カブローの離脱に新型インフェルと続いて
9連敗から最下位転落と観客動員の伸びる要素は全く無い状態


今季は観客動員の面では虎の尻尾も見えない状態になりそうです。


ではではせめて実力で見返してやりましょうと言いたいところですが
前述のとおり3番カブレラ,4番ローズの離脱や
防御率を見て分かるとおりの投壊状態


あとは意地で競り勝つのみ!!

しかし予告どおり



オリックスは4日,近藤一樹投手(25)の出場選手登録を抹消した。再登録は14日以降。』



こうなるといくら間隔の緩い交流戦期間中でも先発の駒が足りなくなり
結局こうなっちゃう感じです。



『ボーグルソンが緊急先発起用されることとなった。
 3日の中日戦(京セラドーム)で3回7失点と炎上した近藤が2軍に降格し,
 きょう5日から始まる4連戦の先発が足りなくなったため,先発経験が豊富な助っ投に白羽の矢が立った。
 2月の入団会見から先発起用を希望していた右腕は「すごく興奮している」と気合十分。
 早ければ,あす6日の古巣・阪神戦(甲子園)に先発する可能性が高い。』



でたぁボギー?!
150キロを超える速球も単調な球筋のため
目の慣れる2順目にはつかまるという阪神時代の反省が活かせるかが見ものです。


不確定要素の多いボギーの前にどうしても先勝しておきたい今日は



『◆ 昨季19打数12K ◆
 新助っ人の出はなをくじく。
 きょう5日の阪神戦(甲子園)先発が濃厚のオリックス・金子千尋投手(25)が4日,
 きょうデビューする“ブラゼル封じ”に自信を見せた。
 「苦手なイメージはない」。
 自信はデータが裏付けている。
 金子はブラゼルと西武時代の昨年,6試合対戦して19打数3安打の打率・158,12奪三振と好相性。
 新助っ人を勢いづかせないためにも,格好の“ブラゼル・キラー”というわけだ。
 もちろん油断もない。
 「対戦するなら」と前置きした上で
 「去年のブラゼルではないと思うので,去年のイメージでは投げないようにします」。
 慎重な姿勢を示す一方,攻めの姿勢は不変。
 「インコースは(ブラゼルが)苦しいから怒る。対戦したら多分そういう攻めになる」。
 強気の投球で,ねじ伏せる算段だ。
 首脳陣も“ブラゼル封じ”に自信ありだ。
 清川投手コーチは「彼はローボールヒッターだが,得意な場所付近に穴がある」と指摘する。
 「そこまで意識していないが(ブラゼルが)打てばチームの状態が良くなると思うので(注意)」と金子。
 長野商2年時のセンバツ以来9年ぶりとなる甲子園のマウンドで,6勝目を狙う。』



西武時代もチャンスで打席に立ったブラゼルをうまくさばいてた印象の強いち~ちゃん


今日もうまく料理してあげてくださいね。




【写真は,新天地オリックスに夫婦で再来日した時のボギー!!同じ轍は踏まない??】