★10/9(金)楽天最終戦

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Bs 3-4 E
Kスタ宮城:19,419人)

勝:藤原5勝4敗
S:福盛7勝1敗10S
敗:高木1勝2敗

HR:(オ)下山13号2ラン(2回,藤原)

2009年通算:144戦中56勝86敗2分 勝率.394
パ・リーグ順位:6位
楽天:4勝19敗1分

交流戦成績:24戦中8勝16敗0分 勝率.333
交流戦順位:11位



有終の美を飾りたい最終戦
目的意識の差が1点となって表れ惜敗

来季への期待からか最終戦の先発マウンドは高木
しかし,先制するも途中に逆転を許しそのまま決着



『「大石オリックス」最終戦を白星で飾ることはできなかった。
 2回に下山の13号2ランなどで3点を先制したものの,
 先発・高木が2,3回に計4点を失って逆転を許して試合の流れを相手に渡すと,
 打線も3回以降は楽天投手陣の前にゼロ行進。
 高木は「先に3点を取ってもらったのに,申し訳ないピッチングになってしまった」と肩を落とした。』



そして,これで大石監督の指揮する試合のすべてが終了いたしました。



『長く辛いシーズンが終幕を迎えた。
 最下位に沈んだオリックス
 今季限りでの退任が決定している大石監督は試合前,淡々とした口調で1年を振り返った。
「長く感じた? そうでもないですよ。自分のやれることはやったつもり。
 こうしておけば良かったというのは,まったくない」
 56勝85敗2分けで迎えた最終戦
 今季を振り返りはしても,後悔はしなかった。
 主軸として期待したカブレラ,ローズ,後藤が相次いで故障。
 昨季成長したと思われた投手陣も今季は大乱調だった。
 想定外の事態があまりにも多く「こうしておけば…」と思えること自体が少なかった。
 この日も勢いに乗る楽天の前で,思うような試合運びはできなかった。
 二回に下山の13号2ランなどで3点を先制したが,先発の高木が5回5安打4失点。
 簡単に逆転を許し,重苦しい空気がベンチを包んだ。
 今季の楽天戦はここまで4勝18敗1分け。
 「その結果が今の成績です」と指揮官。
 最後まで意地を見せることなく,終戦を迎えた。』



相次ぐ故障者・・・そこから来る若い投手陣の焦り
悪循環の一言でした。


今季優勝を狙える戦力だとの前評判だっただけにショックが大きかった。
4月の快進撃を見てただけに失望も大きかった。


でも思えばいつも大ちゃんは前を向いて「一戦一戦です。」と言っていた。
コリンズ前監督からもらったバトンをうまく繋いでの2位
それがほころんだ最下位

この1年半で結論を出すことが正しかったのか?


今は誰も分かりませんね・・・。



話を昨日の最終戦に戻して活躍した二人の記事を



オリックスの下山が二回,藤原から右中間へ13号2ランを放った。
 今季最終戦で,チームにとって実に13試合ぶりの一発が先制点となった。
 今季は昨季より少ない99試合の出場にとどまったが,
 33歳にして本塁打と打点は自己最多をマーク。
 それでも,チームは早々に最下位が決まり
 「今季は悔しい思いをしたので,この打席は何とか打ってやろうという強い気持ちで打ち返した」
 と控えめにコメントした。』



ここで自己最多を更新のシモヤマン
外野戦争が熾烈を極める中,苦しい時によくやってくれたと思います。
来季も貴重な右の外野手として期待してます。

そして,不動の中堅となったグッチ



オリックスの坂口が今季の最終戦でも2安打を放ち,
 これで1試合2安打以上は今季57度目となった。
 オリックスでは2003年,谷が記録した60試合以来となる高い数字となった。
 球宴時に2割9分1厘だった打率を,最終的に3割1分7厘まで上げた。
 「前半戦はチームに貢献できなかったけど,我慢して使ってくれた監督やコーチに感謝したい」
 と充実のシーズンを振り返った。』



オリックスの切り込み隊長は坂口だと誰もが認める働きでした。
カープファンの知人も坂口だけは絶賛してくれてました。


もう一度話しを大ちゃんに戻して



『◆ 「1年半,監督をやってきてよかった」 ◆
 涙の最終戦となった。
 試合終了後,満員の球場全体から「大石コール」がわき起こった。
 一度は監督室に退いた大石監督は敵地ファンの声を耳にすると,すぐさまグラウンドへ戻った。
 「すごくビックリしましたし,感激しました」。
 球場全体に向けて頭を下げると,こみ上げる涙をこらえながら,球場を後にした。
 そして,仙台市内のホテルに移動後に会見。
 球団が今季限りでの辞任を発表した。
 指揮官は「悔いがあったら悔いが残る。1年半,監督をやってきてよかった」
 と56勝86敗2分けで最下位に終わった今季を振り返った。
 大石監督は昨年5月のコリンズ前監督辞任の後を受けて監督代行就任。
 同8月には監督に正式就任し,チームを9年ぶりAクラスとなる2位に導き,
 初のクライマックスシリーズ進出を決めた。
 だが今季は4月こそ健闘したもののカブレラ,ローズ,後藤,岸田らの相次ぐ故障離脱に
 投手陣の不振も重なって5月上旬に最下位に転落。
 そのまま最後まで浮上することはできなかった。
 だが,指揮官は「一番の(低迷)理由は監督が悪かったということ」と,最後まで責任を負った。
 「大石オリックス」が終止符を打った。
 そして,きょう10日からは「岡田オリックス」への移行が始まる。
 球団は,11日にも次期監督就任が決定している
 岡田彰布氏(51=野球評論家)に正式要請を行い,
 14日に正式発表を行う方針。
 最近10年間でBクラス9度という低迷からの脱却へ向け,新体制づくりを始めることになる。』



別記事でも



『今季限りで退任するオリックス大石大二郎監督が最終戦を終えた9日,
 仙台市内のホテルで記者会見し「自分なりには全力でできた。悔いはありません」と語った。
 球団は後任候補で前阪神監督の岡田彰布氏に11日にも監督就任を正式要請し,
 受諾されれば来週中に発表する。
 大石監督は昨季途中にヘッドコーチから監督に昇格し,
 2位で初のクライマックスシリーズ進出に導いた。
 しかし,今季は主力が相次いで故障離脱し,56勝86敗2分けで最下位に終わった。
 今季最終戦となった楽天戦の後,
 敵地にもかかわらず起きた「大石コール」に応えて目を潤ませる一幕も。
 これには「感激した。この1年半,監督をやってきてよかった」と率直に話した。

 宮内義彦オーナーの話
 「今季は主力選手のけがや不調もあり,
 満足な形で戦っていただけなかったことを残念に思います。
 最後までチームをよくまとめ,
 若手育成などに頑張っていただいたことをあらためて感謝いたします」』



ほんと労苦の多い1年半でした。
改めてありがとうございました。そして,お疲れ様でした。


またいつか,オリックスのユニホームを着てくれる日を待っています。


最後にもう一度オリックスのユニホームを着るふたりの記事を



『9日に今季の全日程を終えたオリックスは,
 11日にも前阪神監督の岡田彰布氏(51)に監督就任を正式要請する。
 岡田氏も受諾に前向きで,14日までに正式発表される。
 また,2軍監督には新井宏昌氏(57)が内定した。
 今季最終戦を終えたオリックスが新体制への移行に着手。
 いよいよ“岡田監督”が誕生する。
 「シーズンが終わったら,すぐに来季に向けて取り組みたい。
 まずは監督をきっちり固めないといけませんので」と村山球団本部長。
 すでに岡田氏から内諾を得ている。
 来季のスタッフもほぼ固まり,2軍監督は近鉄OBの新井氏の招へいで一本化。
 オリックスでは故仰木彬監督のもとでコーチを歴任しており,今回は育成面を支える。』



この件については正式に発表があってからまた




2009年戦績 56勝86敗2分 勝率.394
借金30

パ・リーグ6位


これが今年の結果です。

そしてこれが今年の全てです。



悔しさは絶対に明日へのバネになる!!!




【写真は,退任会見の大ちゃん!いつか再び蒼いユニホームを着て名将へと!!!】