元トラがオリックスに骨をうずめる

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FA権取得選手の動向がにわかに騒がしくなってきましたが
まずはこの話題から



『◆ 岡田新監督を胴上げする! ◆
 岡田監督を男にする-。
 今季,FA権を取得したオリックスの北川と浜中が17日,球団と下交渉を行った。
 2人は「貴重な戦力」という説明を了承。
 FA権を行使せずの残留が内定した。
 「岡田さんと一緒に野球ができるのは最高。来季はいい成績を残し,監督を男にしたい」
 シーズン途中,北川は大石前監督に「期待していない」と宣告され,
 不快感を持ってプレーを続けたが,その釈然としない思いは球団の謝罪で吹っ切れた。
 鼻息の荒さでは浜中も負けてはいなかった。
 96年に阪神に入団。
 98年から08年にオリックスに移籍するまで岡田門下生を自認してきた。
 「ファームの頃から世話になり,いまも野球ができるのは岡田さんのおかげ。胴上げできるよう頑張ります」
 不本意なままシーズンを終えた元トラ戦士の気持ちは来季に向けられた。』



プチ首脳陣批判の北川も落ち着き
岡田監督との縁の深さに心機一転の濱中も残留濃厚

北川も生まれがトラなのでトラの血が岡田監督との思い出に融合したみたいで



『早くも“岡田効果”だ。
 オリックス北川博敏内野手(37)が16日,
 保有するフリーエージェント(FA)権の行使に否定的な見解を示した。
 「このチームでやりたいのが一番。岡田監督も信頼している。
 最後はあの人の下で終えたいし,その野球に協力したい」
 阪神時代,岡田氏(当時2軍コーチ,監督)の下で3年間,基礎を学び,
 「今も教材で生きてるので」と話した。
 今季は103試合出場で打率・273,2本塁打,31打点。
 出場機会が減ったことでフロントなどへの不信感が募り,一時はFA権行使も考えた。
 しかし恩師と再び同じユニホームを着る機会を得たことで,残留に傾いた。
 17日に球団と会談。「岡田監督と一緒にできたらうれしい。そうなるように,気持ちをスッキリさせたい」。
 話し合いがもの別れに終われば移籍の道も探るが,今は岡田野球に貢献することを第一に考える。』



岡田監督効果で今季出場機会が激減したふたりが残留という結果だったみたいですね。


フェニックス・リーグでも好調な濱中は戦力として期待できますし,
長老北川は若手育成,代打の切り札として来季も期待してます!!


そして,今季不甲斐ない成績だったオリックス生え抜き選手ふたりもがんばってます。



『ナインが引き揚げた後も,加藤は小松と一緒にひたすら走り込んだ。
 昨年33セーブでタイトルを獲得したものの,今季は不振で夏場に抑えから中継ぎに転向。
 はぎ取られた守護神の座を取り返す第1ステップとして,下半身強化に打ち込んだ。
 「中継ぎに回ったのは仕方ない。ボクが首脳陣でもそうしたはず」と言いながらも
 「あの苦い思いを薬にし,同じ失敗は繰り返さないようにしないと」と汚名返上に燃えていた。』



大輔の苦労ジングタイムがなければ最下位に沈まなかったかもしれないだけに
今季の乱調は本人が一番良く分かってるはず

絶対に復活して35セーブ以上あげる活躍をしてもらいたいですね。

そして,小松・・・昨オフの多忙とWBCに合わせた調整は結局修正できないままでした。
ぜひ15勝の輝きを取り戻してもらわないといけませんね。



最後に今日の菊池くんのコーナー

16日の菊池詣での続編記事を



『虎が松坂なら,うちはイチロー! オリックスは16日,長村裕之編成部長(50)をはじめ,
 3人が花巻東高・菊池雄星投手(18)と面談。
 「オフにはイチローも田口も(神戸の室内に)練習にくる」と,
 あのマリナーズイチロー外野手(35)を引き合いに出して猛アピール。
 新生岡田オリックス阪神に負けてはいられない。
 18歳の海の向こうへのあこがれをくすぐった。
 オリックスで育った世界の天才打者の名を出した。
 イチローに会える! 長村編成部長が,“神戸のススメ”を説いた。
 「寮生活や,環境面の話をさせてもらった中で,『イチローもここで練習して育った』と話しました。
 オフになると,イチローも田口(カブス)も練習に来るよ,と説明しました」
 まさに“必殺技”。
 佐々木監督と菊池に「力ではナンバーワンの評価をしている」と評価した上で,
 他の球団には真似できない,お得な情報を伝えた。
 岡田監督が就任したばかりの新生オリックスも,なかなかやる。
 神戸市内にある寮「青濤館」には,いまだにイチローが使用した部屋が,そのまま残っている。
 新人がその部屋を見学するのが恒例行事だ。
 さらに,オフにはそこへイチロー本人が自主トレに訪れる。
 オリックスに入団した選手のみが得られる貴重な体験。
 これを伝え,好奇心を刺激した。
 阪神が松坂データを使うなら,こちらはさしずめ“生イチローに会える権利”。
 負けてはいられない。
 「岡田監督が就任したばかりですが,最高の評価をしているので,
 ご縁があればよろしくお願いしますと話をしました」
 長村編成部長は,日本が誇る安打製造器だけでなく,新監督の名前も出した。
 イチロー&岡田新監督の魅力を武器に,剛球左腕の心をくすぐった。』



阪神の松坂との比較データでの口説きに比べると他力本願ですが
まあアピールポイントが何もないよりはましというくらいですかね。


加熱する菊池フィーバーもみんなが踊らされてるわけではなく



花巻東菊池雄星投手(18)と国内12球団,メジャー8球団との面談が16日から始まった。
 初日は西武,阪神オリックス,巨人の4球団だったが,
 今後の大きな見どころは,内心争奪戦から降りたい球団がどうやって“名誉ある撤退”をするかだ。
 ホンダ・長野久義外野手のドラフト1位指名を明言している巨人までが面談したのは,
 OB,ファンの手前もあるのだろう。
 「長野は2位でも取れる。なぜ菊池を1位指名しないのか」というのが世論だからだ。
 巨人以外にも,本音では菊池の1位指名を回避し,確実に単独1位指名でいきたい球団もあるだろう。
 野茂英雄小池秀郎の史上最多の8球団重複を上回るかどうかで注目されているくらいだから,
 当たりクジの確率は低い。
 それならば他の有望株を一本釣りという手がある。
 センバツ優勝投手の清峰今村猛,ハマのゴジラと呼ばれる横浜高・筒香嘉智内野手
 法大のエース・二神一人らが候補になる。
 ただし「20年に1人」の逸材といわれる菊池だけに,ファンが納得できる理由がないと撤退しにくい。
 「なぜチャレンジしないのか」とバッシングされるのは目に見えているからだ。
 菊池本人が日米計20球団との面談を終えた後にメジャー行きを宣言すれば,争奪戦から降りやすくはなる。
 だが,国内選択を表明したら,そう簡単には撤退できない。
 ただ,菊池には意中でない球団があるといわれる。
 「確かに2,3,行きたくない球団があると聞いている」とアマ球界関係者。
 30分間限定の今回の面談では,菊池,佐々木監督が相手の話を聞くだけだろうが,
 国内を選択した場合,意中でない球団にはそれとなく伝わるはずだ。
 菊池には佐々木監督以外にも影響力のある相談役の存在がささやかれている。
 当事者よりも第三者の方が本音を伝えやすいという面もある。
 いずれにしろ,面談終了後に指名球団の“振るい落とし”が本格化する。』



巨人に続き広島も指名しません通告して清峰の今村に行くみたいですね。
ソフバンも今村

うちは二神で行ってくれた方が現実的なんですけどね・・・




【写真は,残留濃厚な元トラの北川,濱中の笑顔!来季もこのオリユニで二人が見れることになりそうです♪】