補強の重点を見極める

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ある男の突然の大リーグからの帰還
この一方で色めき立つ各球団

無縁だと思っていた話に我がオリックスが一枚噛んだ



オリックス岡田彰布監督(51)は20日,
 現時点で阪神入りが最有力と見られる城島獲得へ一歩も引かない意向を示した。
 インドネシアのバリ島へ旅行中の指揮官はデイリースポーツの電話取材に対し,
 「そらもう力は今さら言う必要もないやん。すごいキャッチャーやからな。
 獲れるものならぜひ獲りたい」と声を大にした。
 マリナーズ移籍以降,城島の近況を直接は見ていないものの,今春のWBCをテレビ観戦。
 リードはもちろん,その打力に変わりがないことを十分に把握している。
 同時に岡田監督は,カブスから今月16日に解雇通告を受けた田口壮外野手(40)の獲得に
 全力を挙げることを正式に表明。
 「田口はまだまだやれる。ぜひ欲しい」と話した。
 田口自身は来季もメジャーでの現役続行が第一希望だが,
 「(古巣のオリックスに)恩返ししたい気持ちはある」とも打ち明けている。
 球団フロントは田口獲得を最優先に進めながら,城島獲りも検討に入る予定だ。』



城島獲り??

そりゃ加入すればキャッチング,リード,スローイングだけでもすごい戦力ですが
ほんとうにそんな話ってあるの??

田口の話は後にしてまずこの記事



オリックスの岡田新監督が21日,城島の獲得を希望した。
 「そらほしいわ。現場はなあ。みんなほしいと思うで。捕手を1人でまかなうのはしんどいしな」。
 村山球団本部長は「できる限り監督の意向は大事にしたい」としているが,
 別の球団幹部は「ローズ,カブレラとの契約を打ち切るくらいの資金が必要」とマネーゲームに否定的。
 球団は米大リーグ・インディアンスを退団した小林雅英投手(35),
 カブスから解雇通告を受けた田口壮外野手(40)の調査も進めている。』



岡田監督!ここはオリックスですよ!!
潤沢に野球にお金を使ってくれた阪神とは違いますよ!

昔は阪神も大阪2大ケチの吉本と阪神っていうくらいだったのですが
今や阪神マネーゲームの最大手になったくらいなので
同じ気持ちで監督してたらフロントが補強してくれないって愚痴るようになりますよ・・・


もうひとりの木星帰りならぬ米国帰りの小林は中継ぎ補強の現実的な話で聞けますが
聞き捨てならないのが田口壮の里帰り計画!

本人の大リーグ志望で毎年空振りに終わってますが
戦力になるかならないかは別として将来の監督候補として間違いなく必要な存在

田口に関しては岡田監督のコメントもさらにあって



オリックス岡田彰布新監督(51)が21日,旅行先のインドネシア・バリ島から帰国し,
 「24日からユニホームを着てやるし,そういう気持ちになってきている」
 と始動に向けて“戦闘モード”に切り替えた。
 また,編成面にも力を注ぐ方針の指揮官は,カブスから解雇された田口について
 「獲るとか,獲らないと言うより田口の状況次第。日本でやると言うなら即,行かんとアカン」
 と積極的に獲得に動く考えを示した。
 さらに,今秋ドラフトの目玉である花巻東・菊池についても言及。
 「普通に日本のドラフトを受けるのが当たり前。
 去年,先例(田沢)をつくって,2年連続でそういうことをやらせたらアカン」
 と逸材の海外流出阻止へ警鐘を鳴らした。』



ん~岡田監督になって番記者が常に監督のコメントを拾ってくるので
オフの情報不足が今年はなさそうな感じですね。

地味だった大ちゃんに比べると恐るべし人気球団上がりの岡田監督



編成の話ついでにドラフト情報も



『“第2の摂津”に熱視線だ。
 オリックスが29日のドラフト指名候補として
 日立製作所比嘉幹貴投手(26)をリストアップしていることが21日,分かった。
 球団関係者は「即戦力として期待できる逸材」と高評価。
 その上で「大卒5年目とプロに入る年齢としては高いが,
 今年の摂津(ソフトバンク)の例もある」と昨年26歳でプロ入りし,
 今季1年目からリーグ最多の70試合登板,最多ホールド,防御率1・47と
 即戦力として機能したセットアッパーの名前を引き合いに出し,比嘉への高い注目度を表した。
 課題である中継ぎ投手陣の強化。
 今季,チーム防御率4・58と投壊したオリックスは若手先発陣が充実している一方で,
 左右ともに中継ぎ陣の駒不足が否めないのが現状。
 そこで低迷打開には生きのいいセットアッパー補強を急務とし,
 即戦力として期待できる右腕に白羽の矢を立てた格好だ。
 比嘉は常時140キロ台を計測する直球にシンカー,スライダー,カーブを駆使する右サイドスロー
 クイック,けん制の技術が高く,走者を背負った場面での登板が多い中継ぎとしても適性は高い。
 球団は即戦力セットアッパーとして,上位から中位での指名を狙う。』



いいですねぇこういう存在
今季の西川とともに遅くからでもプロで活躍する選手が増えたら
ますます日本野球界が活性化すると思いますね。


最後に既存の戦力で個人的に期待してる存在が



オリックスは21日,迎祐一郎外野手(27)が20日に
 神戸市の病院で右ひざの半月板除去手術を受けたと発表した。
 全治は5~6週間で来春のキャンプには間に合う見込み。』



イースタンでブレイクしても昨季,今季といいところなしだった迎
来季は1軍での活躍を期待したい・・・その前にトレードが心配ですが・・・




【写真は,将来絶対に監督になってもらいたい田口壮の大リーグでの姿。まずは現役最後をオリックスで!】