意表をついたドラフト戦略
ドラフト総括の前に昨日の記事から
『オリックス・岡田彰布新監督(51)が28日,
東京都内のオリックス本社で宮内義彦オーナー(74)に就任あいさつ。
その後のスカウト会議で,花巻東高・菊池雄星投手(18)を1位指名の筆頭候補に確認した。
「左投手は欲しい。一番の即戦力は菊池。そら,引くよ。ドラフトはだまし合いなんで。
何とかいい選手を獲りたい」
パ・リーグ最下位で真っ先に引ける一番クジで,交渉権獲得を狙う。
1995年に当時の近鉄・佐々木恭介監督が紅白のふんどしを締めて7球団競合の
PL学園高・福留孝介(現カブス)を当てたが「ふんどしを持ってへん」と苦笑。
「絶対に当たる超能力者を雇えって言うた」と阪神監督時代の幻の秘策も明かした。
それでも最終決定はきょうへ持ち越し。
外れ1位で狙うトヨタ自動車の左腕,中沢雅人投手(24)が他球団と重複しそうなら,
一本釣りへ転換する可能性も残した。
宮内オーナーから「腰を据えてやってもらう」と長期政権を期待された指揮官が,大仕事に臨む。』
菊池指名,外れ1位で中沢路線かと思いきや
なんと単独指名で古川
『オリックスは菊池(岩手・花巻東高)を回避し,4人の左腕を含む5投手を指名した。
前日まで左投手の指名を公言してきた岡田監督は「前から決まっていたことで予定通り。
(菊池とは)ひと言も言ってない」と説明した。
村山球団本部長によると,古川(日本文理大)の1位指名はこの日の会議で決まったという。
狙い通り“一本釣り”に成功し,岡田監督は「百点じゃないけど,90点くらいかな」と総括した。』
もうひとつ岡田監督のコメント記事を
『◆ 2位でも比嘉を指名,課題の中継ぎ強化に成功 ◆
弱点を重点補強した。
オリックス・岡田監督は5人総て投手を指名し,特に補強ポイントに掲げていた左腕は4枚の獲得に成功。
新天地での“初仕事”を終え「最初からとにかく左を獲るつもりやったからな。
本当は野手も1人獲りたかったけど,狙っていた(投手)4人とも獲れたし。
100点はないけど90点くらいにしといて」と満足げに振り返った。
いの一番の1位指名から“タクト”がさえた。
12球団最初の指名で,花巻東・菊池に目もくれることなく,日本文理大の即戦力左腕・古川を単独指名。
「始めから菊池は考えていなかった。オレは一言も言ってないやろ。
菊池に行っていたら2人獲れたかどうか。古川なら(希望の選手を)2人獲れると判断した」と,
してやったりの表情で話した。
その上で「先発より中継ぎが欲しかった。(古川は)即戦力で使える投手。予定通りやな」と笑顔。
そして2位では日立製作所の26歳サイド右腕・比嘉を指名し
「中継ぎは今のチーム状況で一番足りない部分。2人とも1軍の戦力として考えている」と,
上位2人で早くも中継ぎ陣の補強に成功した。
そして3位以降も順調に希望選手を指名した。
前日から「やっぱり左。左が欲しい。先発を見ても中継ぎを見てもな」
と話した通り3位は将来性を見込める高校生左腕の山田(敦賀気比)。
4,5位もともに左腕を指名。
「オレの希望や。最初からな」。
徹底した戦略で“左強化”に成功し,自らが掲げる「守り勝つ野球」の土台づくりにも成功した。』
完全に今季の敗因だった弱投補強路線でのドラフト戦略
5人全員投手指名で4人が左と長年の懸案をカバー
そして,社会人,大卒の即戦力3,高卒の将来性1,独立リーグの隠し玉1とバランスもGOOD!
打つ方はリーグ2位で申し分なかったので故障さえしなければ打線は大丈夫との判断プラス
岡田監督の目指す投手力,守備力で勝つ野球のために投手補強最優先だったのでしょう。
個人的には名前を挙げた二神や藤原が取れなかったですが
岡田監督の言うように90点のドラフトになったんじゃないでしょうか?
それではひとりひとりの指名選手の情報を
<1巡目>古川 秀一 (フルカワ シュウイチ)
【生年月日】1987年7月15日 (22歳)
【身長・体重】175cm/80kg
【位 置】投手
【投 打】左投左打
【学 歴】清峰高校-日本文理大学
◇スカウトコメント
「先発,救援と経験豊富で,ストレート,変化球,制球力ともにレベルが高く,
ピンチになっても冷静な投球ができる精神力も持ち合わせ,即戦力として期待の大きい投手。」
◇寸評
小1から野球を始め,清峰3年の夏にはチームを初の甲子園に導き16強入り。
大学では,最速150キロの直球,キレあるスライダー,カーブで三振の山を築く。
1年の時に九州東海大戦で1試合20奪三振も記録。
今秋は九州地区大学野球選手権大会決勝・別府大戦に延長13回16奪三振完封の好投を見せ優勝に貢献。
先発,救援と経験豊富で,ストレート,変化球,制球力ともにレベルが高く,
ピンチでも冷静な投球ができる。
そんな古川の指名後のコメントを
『日本文理大の古川はオリックスから1位指名を受けた瞬間,驚きの表情を浮かべた。
今ドラフトで最初に名前を呼ばれ「びっくりし過ぎて…。頭が真っ白」
と記者会見でも信じられない様子だった。
大学屈指の左腕は最速151キロの直球に加え,切れのあるカットボールが魅力の即戦力候補。
先発も救援もいけそうだ。
「任されたところで頑張りたい。最終的にはローテーションを守れる投手になりたい」と意欲的に話した。
理想の投手はソフトバンクの杉内。
古川は「杉内さんと投げ合いたい。新人王が取れたら一番いい」。
岡田新監督とともに,今季最下位に沈んだオリックスの救世主になれるか。』
中継ぎから始めるのかもしれませんが夏くらいには先発ローテの一角を担ってもらいたい存在ですね。
<2巡目>比嘉 幹貴 (ヒガ モトキ)
【生年月日】1982年12月7日 (26歳)
【身長・体重】177cm/77kg
【位 置】投手
【投 打】右投右打
【学歴・球歴】コザ高校-国際武道大学-日立製作所
◇スカウトコメント
「社会人トップレベル。全ての球種で空振りがとれ,
フィールディング等,投手として必要なものを兼ね備えている投手。即戦力として期待。」
◇寸評
国際武道大でリーグ通算29勝。
日立製作所で1年目から主戦として活躍。
09年の都市対抗は全4試合に登板。
4年ぶり8強入りに貢献して優秀選手。
いかにも沖縄チックな名前
1年目から香月と並ぶ右の中継ぎとして期待ですね。
<3巡目>山田 修義 (ヤマダ ノブヨシ)
【生年月日】1991年9月19日 (18歳)
【身長・体重】180cm/80kg
【位 置】投手
【投 打】左投左打
【学 歴】敦賀気比高校
◇スカウトコメント
「バランスの良いフォームで,肘の使い方が柔らかく,
変化球を含め低めのコントロールが安定している投手。
体力の強化が課題となるが,将来チームのエース候補として期待できる投手。」
◇寸評
小1から日之出レインボーで野球を始め,中学ではオールスター福井に所属。
敦賀気比では1年秋からベンチ入り。
2年春と3年夏に甲子園に出場。
今春の県大会2回戦では1試合20奪三振をマーク。
今夏の県大会では大会通算奪三振数を49とし,高校の先輩,巨人・内海がつくった43の大会記録を更新。
北陸地区の高校生ナンバー1投手の山田くんのコメントを
『山田修義(敦賀気比)は3位指名に
「なかなか選んでもらえず心配していたが,ホッとした」と笑みを見せると,
「プロは小さい頃からの憧れ。オリックスで頑張ります」と入団を決意した。
西武に1位指名された同じ高校生左腕の花巻東・菊池には「同じリーグになったしちょっと意識します。
一度,投げ合ってみたいし投げ勝ちたい」と,
北陸の“ドクターK”は菊池との対決の青写真を描いていた。』
素材的にはよくぞ3位まで残ってくれましたという存在
2軍でしっかり熟成させて3年後には昨季ドラ1の甲斐くんと一緒にエースになってもらいましょう。
<4巡目>前田 祐二 (マエダ ユウジ)
【生年月日】1986年1月10日 (23歳)
【身長・体重】180cm/67kg
【位 置】投手
【投 打】左投左打
【学歴・球歴】富田林高校-龍谷大学-福井ミラクルエレファンツ
◇スカウトコメント
「腕の振りが良く,右打者のインコースにクロスに投げることができる投手で,
カーブ,スライダー,チェンジアップと緩急を上手く使い,三振が取れる投手。
今季は,北信越BCリーグの奪三振王に輝いた。
先発,中継ぎとして期待できる投手。」
恒例となった独立リーグからの指名の選手
相変わらず情報があまりありませんがスカウトさんの情報集めにはいつも頭が下がります。
年齢的にも23歳と若いので大化けを期待
<5巡目>阿南 徹 (アナン トオル)
【生年月日】1984年7月28日 (25歳)
【身長・体重】182cm/74kg
【位 置】投手
【投 打】左投両打
【学歴・球歴】柏原高校-城西大学-日本通運
◇スカウトコメント
「左の本格派投手。先発,中継ぎ,どちらでも対応能力があり,
今季社会人での防御率も1.11と安定した成績を残す。即戦力として期待。」
◇寸評
直球の球速は130キロ後半ながら切れがある。
右打者のインコースにきっちり決める制球力あり。
縦に落ちるスライダー,フォークが武器。
阿南あたりもよく残ってたなと思う位置でゲット
特筆すべきは両打ちという点
残念ながらパ・リーグではその特異性は披露される場面は少ないですが異色の投手ですね。
毎年ですがドラフト後はわくわくしてしまいます。
全員がオリックスのユニホームを着てくれることを祈ってます。
【写真は,ドラ1古川くん!山本に続く左のエース戦線にこの男が殴りこみをかける!!!】
『オリックス・岡田彰布新監督(51)が28日,
東京都内のオリックス本社で宮内義彦オーナー(74)に就任あいさつ。
その後のスカウト会議で,花巻東高・菊池雄星投手(18)を1位指名の筆頭候補に確認した。
「左投手は欲しい。一番の即戦力は菊池。そら,引くよ。ドラフトはだまし合いなんで。
何とかいい選手を獲りたい」
パ・リーグ最下位で真っ先に引ける一番クジで,交渉権獲得を狙う。
1995年に当時の近鉄・佐々木恭介監督が紅白のふんどしを締めて7球団競合の
PL学園高・福留孝介(現カブス)を当てたが「ふんどしを持ってへん」と苦笑。
「絶対に当たる超能力者を雇えって言うた」と阪神監督時代の幻の秘策も明かした。
それでも最終決定はきょうへ持ち越し。
外れ1位で狙うトヨタ自動車の左腕,中沢雅人投手(24)が他球団と重複しそうなら,
一本釣りへ転換する可能性も残した。
宮内オーナーから「腰を据えてやってもらう」と長期政権を期待された指揮官が,大仕事に臨む。』
菊池指名,外れ1位で中沢路線かと思いきや
なんと単独指名で古川
『オリックスは菊池(岩手・花巻東高)を回避し,4人の左腕を含む5投手を指名した。
前日まで左投手の指名を公言してきた岡田監督は「前から決まっていたことで予定通り。
(菊池とは)ひと言も言ってない」と説明した。
村山球団本部長によると,古川(日本文理大)の1位指名はこの日の会議で決まったという。
狙い通り“一本釣り”に成功し,岡田監督は「百点じゃないけど,90点くらいかな」と総括した。』
もうひとつ岡田監督のコメント記事を
『◆ 2位でも比嘉を指名,課題の中継ぎ強化に成功 ◆
弱点を重点補強した。
オリックス・岡田監督は5人総て投手を指名し,特に補強ポイントに掲げていた左腕は4枚の獲得に成功。
新天地での“初仕事”を終え「最初からとにかく左を獲るつもりやったからな。
本当は野手も1人獲りたかったけど,狙っていた(投手)4人とも獲れたし。
100点はないけど90点くらいにしといて」と満足げに振り返った。
いの一番の1位指名から“タクト”がさえた。
12球団最初の指名で,花巻東・菊池に目もくれることなく,日本文理大の即戦力左腕・古川を単独指名。
「始めから菊池は考えていなかった。オレは一言も言ってないやろ。
菊池に行っていたら2人獲れたかどうか。古川なら(希望の選手を)2人獲れると判断した」と,
してやったりの表情で話した。
その上で「先発より中継ぎが欲しかった。(古川は)即戦力で使える投手。予定通りやな」と笑顔。
そして2位では日立製作所の26歳サイド右腕・比嘉を指名し
「中継ぎは今のチーム状況で一番足りない部分。2人とも1軍の戦力として考えている」と,
上位2人で早くも中継ぎ陣の補強に成功した。
そして3位以降も順調に希望選手を指名した。
前日から「やっぱり左。左が欲しい。先発を見ても中継ぎを見てもな」
と話した通り3位は将来性を見込める高校生左腕の山田(敦賀気比)。
4,5位もともに左腕を指名。
「オレの希望や。最初からな」。
徹底した戦略で“左強化”に成功し,自らが掲げる「守り勝つ野球」の土台づくりにも成功した。』
完全に今季の敗因だった弱投補強路線でのドラフト戦略
5人全員投手指名で4人が左と長年の懸案をカバー
そして,社会人,大卒の即戦力3,高卒の将来性1,独立リーグの隠し玉1とバランスもGOOD!
打つ方はリーグ2位で申し分なかったので故障さえしなければ打線は大丈夫との判断プラス
岡田監督の目指す投手力,守備力で勝つ野球のために投手補強最優先だったのでしょう。
個人的には名前を挙げた二神や藤原が取れなかったですが
岡田監督の言うように90点のドラフトになったんじゃないでしょうか?
それではひとりひとりの指名選手の情報を
<1巡目>古川 秀一 (フルカワ シュウイチ)
【生年月日】1987年7月15日 (22歳)
【身長・体重】175cm/80kg
【位 置】投手
【投 打】左投左打
【学 歴】清峰高校-日本文理大学
◇スカウトコメント
「先発,救援と経験豊富で,ストレート,変化球,制球力ともにレベルが高く,
ピンチになっても冷静な投球ができる精神力も持ち合わせ,即戦力として期待の大きい投手。」
◇寸評
小1から野球を始め,清峰3年の夏にはチームを初の甲子園に導き16強入り。
大学では,最速150キロの直球,キレあるスライダー,カーブで三振の山を築く。
1年の時に九州東海大戦で1試合20奪三振も記録。
今秋は九州地区大学野球選手権大会決勝・別府大戦に延長13回16奪三振完封の好投を見せ優勝に貢献。
先発,救援と経験豊富で,ストレート,変化球,制球力ともにレベルが高く,
ピンチでも冷静な投球ができる。
そんな古川の指名後のコメントを
『日本文理大の古川はオリックスから1位指名を受けた瞬間,驚きの表情を浮かべた。
今ドラフトで最初に名前を呼ばれ「びっくりし過ぎて…。頭が真っ白」
と記者会見でも信じられない様子だった。
大学屈指の左腕は最速151キロの直球に加え,切れのあるカットボールが魅力の即戦力候補。
先発も救援もいけそうだ。
「任されたところで頑張りたい。最終的にはローテーションを守れる投手になりたい」と意欲的に話した。
理想の投手はソフトバンクの杉内。
古川は「杉内さんと投げ合いたい。新人王が取れたら一番いい」。
岡田新監督とともに,今季最下位に沈んだオリックスの救世主になれるか。』
中継ぎから始めるのかもしれませんが夏くらいには先発ローテの一角を担ってもらいたい存在ですね。
<2巡目>比嘉 幹貴 (ヒガ モトキ)
【生年月日】1982年12月7日 (26歳)
【身長・体重】177cm/77kg
【位 置】投手
【投 打】右投右打
【学歴・球歴】コザ高校-国際武道大学-日立製作所
◇スカウトコメント
「社会人トップレベル。全ての球種で空振りがとれ,
フィールディング等,投手として必要なものを兼ね備えている投手。即戦力として期待。」
◇寸評
国際武道大でリーグ通算29勝。
日立製作所で1年目から主戦として活躍。
09年の都市対抗は全4試合に登板。
4年ぶり8強入りに貢献して優秀選手。
いかにも沖縄チックな名前
1年目から香月と並ぶ右の中継ぎとして期待ですね。
<3巡目>山田 修義 (ヤマダ ノブヨシ)
【生年月日】1991年9月19日 (18歳)
【身長・体重】180cm/80kg
【位 置】投手
【投 打】左投左打
【学 歴】敦賀気比高校
◇スカウトコメント
「バランスの良いフォームで,肘の使い方が柔らかく,
変化球を含め低めのコントロールが安定している投手。
体力の強化が課題となるが,将来チームのエース候補として期待できる投手。」
◇寸評
小1から日之出レインボーで野球を始め,中学ではオールスター福井に所属。
敦賀気比では1年秋からベンチ入り。
2年春と3年夏に甲子園に出場。
今春の県大会2回戦では1試合20奪三振をマーク。
今夏の県大会では大会通算奪三振数を49とし,高校の先輩,巨人・内海がつくった43の大会記録を更新。
北陸地区の高校生ナンバー1投手の山田くんのコメントを
『山田修義(敦賀気比)は3位指名に
「なかなか選んでもらえず心配していたが,ホッとした」と笑みを見せると,
「プロは小さい頃からの憧れ。オリックスで頑張ります」と入団を決意した。
西武に1位指名された同じ高校生左腕の花巻東・菊池には「同じリーグになったしちょっと意識します。
一度,投げ合ってみたいし投げ勝ちたい」と,
北陸の“ドクターK”は菊池との対決の青写真を描いていた。』
素材的にはよくぞ3位まで残ってくれましたという存在
2軍でしっかり熟成させて3年後には昨季ドラ1の甲斐くんと一緒にエースになってもらいましょう。
<4巡目>前田 祐二 (マエダ ユウジ)
【生年月日】1986年1月10日 (23歳)
【身長・体重】180cm/67kg
【位 置】投手
【投 打】左投左打
【学歴・球歴】富田林高校-龍谷大学-福井ミラクルエレファンツ
◇スカウトコメント
「腕の振りが良く,右打者のインコースにクロスに投げることができる投手で,
カーブ,スライダー,チェンジアップと緩急を上手く使い,三振が取れる投手。
今季は,北信越BCリーグの奪三振王に輝いた。
先発,中継ぎとして期待できる投手。」
恒例となった独立リーグからの指名の選手
相変わらず情報があまりありませんがスカウトさんの情報集めにはいつも頭が下がります。
年齢的にも23歳と若いので大化けを期待
<5巡目>阿南 徹 (アナン トオル)
【生年月日】1984年7月28日 (25歳)
【身長・体重】182cm/74kg
【位 置】投手
【投 打】左投両打
【学歴・球歴】柏原高校-城西大学-日本通運
◇スカウトコメント
「左の本格派投手。先発,中継ぎ,どちらでも対応能力があり,
今季社会人での防御率も1.11と安定した成績を残す。即戦力として期待。」
◇寸評
直球の球速は130キロ後半ながら切れがある。
右打者のインコースにきっちり決める制球力あり。
縦に落ちるスライダー,フォークが武器。
阿南あたりもよく残ってたなと思う位置でゲット
特筆すべきは両打ちという点
残念ながらパ・リーグではその特異性は披露される場面は少ないですが異色の投手ですね。
毎年ですがドラフト後はわくわくしてしまいます。
全員がオリックスのユニホームを着てくれることを祈ってます。
【写真は,ドラ1古川くん!山本に続く左のエース戦線にこの男が殴りこみをかける!!!】