再起を図る男たち

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昨日は12球団合同トライアウトが行われましたが
阪神の今岡に話題が集中して他の選手の動向はいまいちつかみにくかったですね。

その中でも最も情報を得たかった男の記事が



『158キロの日本人投手最速タイ記録を保持する前オリックス山口和男投手(35)が
 トライアウトに参加し“直球勝負”で貫禄を示した。
 全打者カウント1-1の条件から打者4人相手に10球を投じ,
 スライダーを1球投げた以外は真っすぐを投げ込んだ。
 初球以外はすべて140キロ以上で,この日の最速147キロは4度計測。
 3つの空振り三振を奪い,格の違いを見せつけた右腕は
 「この日のために練習してきた。別に結果がどうこう,というのは気にしていない。
 自分のベストは尽くせたと思う」と振り返った。
 その上で「とりあえず,2回目(のトライアウト)は受けるつもりはない。あとは待つだけです」と話した。』



速球の魅力に取り付かれた男がその速球を見てもらう投球を・・・

個人的には速さ以上に球の重さや効果的な変化球で打ち取る姿に転身した所が見たかった・・・

アピールの仕方はいろいろあるでしょうが故障しにくい身体であるためにも
このような転身を期待してたので少し寂しい記事でした。


自身のブログでもテレビクルー付で特集してのトライアウト受験
いろんな意味で漢・山口和男を見せたかったんだと思います。


これは好きな選手だからの苦言です。


中継ぎ不足というチーム事情と広島出身という点でカープが獲得するだろうと予測してましたが
カープの注目は元阪神今岡と元日ハム金子でしたね・・・


新天地で活躍する姿を本人と一緒に祈りたいと思います。


再起に賭ける話は海外に移って




オリックスのジョン・レスター投手(30)が来季も残留濃厚であることが11日,分かった。
 右腕は今季終盤に右肩痛を発症して9月22日に検査のため米国に一時帰国。
 そのまま帰ってこなかったこともあって来季契約は絶望的とみられていた。
 だが,球団側は「制球も悪くないし,150キロを超える球を投げられるのは魅力」
 と関係者が話すように高い評価をしており,一転して残留の可能性が高くなった。 
 2年目の飛躍に期待。今季は中継ぎで20試合に登板し,0勝1敗,防御率5・04と精彩を欠いた。
 それでも球団は1年間の日本での経験が来季への上積みになると判断しているもよう。
 加えて,推定年俸4000万円という“お手頃価格”も魅力だ。
 契約更新の場合も据え置きか,減俸での更新が可能。
 本人は日本でのプレー続行を希望しており,
 右肩の検査結果が良好ならラロッカに続いて“お買い得助っ人”が生き残りを決めそうだ。』



個人的には扱いづらいボギーより紳士的なレスターを日本慣れさせる方がいいと思ってました。
1年で結果を求めるより2年3年と日本野球にフィットする投球を期待したいです。


最後に9年連続メジャーゴールデングラブ賞受賞おめでとうに引っ掛けて



『“イチ流”に学べ-。
 オリックス岡田彰布監督(51)が10日,主に若手選手に向け,
 例年12月中旬から1月にかけて青濤館やスカイマークスタジアムを使用して
 自主トレを行うマリナーズイチロー外野手(36)との“合同自主トレ”への参加を奨励した。
 指揮官は「(イチローとの練習は)絶対プラスになるんとちゃうか。
 お手本というか,同じところでできるんなら,一緒にやればいいと思う」と話した。
 若手にとっては,これ以上の“お手本”はいない。
 今年4月に張本勲氏が保持していた通算安打記録を日米通算で更新し,
 9月にはメジャー通算2000安打,
 そしてメジャー史上初となる9年連続200安打以上も達成したイチロー
 世界最高峰の舞台でトップに君臨する球団OBのプレーを間近で見ることが可能なだけでなく,
 練習パートナーとしてともに汗を流すチャンスがあるのはオリックス選手の“特権”。
 それを活用しない手はない。
 昨オフはWBCへの腕試しとして打撃投手を務めた小松をはじめ,
 後藤,岡田,小瀬らがイチローとともに汗を流し,刺激を受けた。
 07年1月には清原和博氏も合同自主トレを行った。
 さらに,他球団からもソフトバンク・川崎,日本ハム・坪井などが集う“イチロー教室”。
 「(自分から行くことは)ええことちゃうか」
 と積極参加を促す指揮官の言葉に,今オフは何人の若手が応えるか。』



オリックスの選手はおとなしいのでなかなか近づいていかないのですが
ソフバンのムネリンみたいなくそ度胸で一緒に練習してもらいたいですね。


しかし,この冬にイチローとの練習でバットをへし折った小松の投球はどこへ・・・

この男も再起をかけた来季です!!




【写真は,うなる豪腕山口・・・ここで追われるわけがない!!】