早くも見まくり？そらそよ！！
『オリックス岡田彰布監督（５２）が３０日，宮古島キャンプで使用する１，２軍施設をチェックした。
午前１０時から２軍の下地球場を訪れると，メーン球場とサブグラウンド，室内練習場などを確認。
「周りに（山や建物が）何もないし，風がなあ」と海からの強い風にぼやいた。
１軍の宮古島市民球場では合同自主トレ中の選手たちを遠巻きに見守り，ブルペンにも足を運んだ。
山本省吾投手（３１）らのピッチングをブルペン捕手の背後からチェックし
「横からと後ろからでは違う。後ろから見たらこんな球打てるんかなと思う」と，
キャンプインが待ち遠しそうだった。』
そんなブルペンで最も目を引いたのが
『オリックスの岡田彰布監督（５２）が３０日，宮古島先乗り合同自主トレでブルペンを視察。
ネット裏に陣取って投球練習を約４０分間も凝視。
特にドラフト５位で入団した阿南徹投手（２５＝日本通運）の一挙手一投足に注目を注いだ。
「コーチからの報告は聞いていたけどな。
実際に（阿南の）投球を見るのは，きょうが初めてやったからな」
この日は山本，近藤ら１２人がブルペン入りした。
しかし，指揮官の目を引きつけたのは新人左腕だった。
唯一，自ら見る位置を変えて投球練習をチェック。
「思ってたよりもええわ。
投内連係でも軽く投げてもいい球がいっていた。
なかなか可能性を秘めている」と絶賛した。
メンバー選考では最後に春季キャンプ１軍スタートが決定。
しかし，投球練習を見て一目ぼれした岡田監督はうれしい“誤算”に頭を悩ませた。
「思ってたよりええからな，中（継ぎ）でも先発でもな」
突然の“投球参観”で高評価を受けたルーキーが先発ローテーション争いに参戦する可能性も出てきた。
開幕１軍を目指す左腕も意気込み十分。
「まだ肩とひじができてないので，もっと投げ込んでいかないと。
とにかく結果を出さないと使ってもらえないんで，結果を出したい」。
新戦力として期待がかかる「岡田チルドレン」が早くも大器の片りんをみせた。』
ドラフトの編成会議で岡田監督のゴリ押しで獲得した阿南だけに
自分の目が間違っていなかったのを再確認したみたいですね。
左の先発候補となれば，伊原，中山あたりも刺激を受けそうですね。
阿南以外にも新天地で張り切る木佐貫
『オリックスの岡田監督が３０日，沖縄県宮古島市にある１軍と２軍のキャンプ練習施設を視察に回った。
最後に訪ねたブルペンでは熱のこもった投球練習を１時間ほど見守り
「キャンプイン前にしては仕上がりが相当早いな」と納得の様子だった。
監督やコーチ陣を最もうならせたのが，巨人から移籍した木佐貫。
威力十分の直球で捕手のミットを鳴らし，落差の大きなフォークボールも投げた。
木佐貫は「あとは打者が立ったときにこれができれば」と話した。』
小松が後ろに回ったので
金子，岸田，山本，近藤の次に木佐貫，平野が続くんでしょうか？！
ルーキーに移籍組も加わっていい感じで先発ローテ争いも過熱しそうです。
抑え競争を演じるのが決定した小松は
『リリーフ転向が決まったオリックス小松聖投手（２８）が宮古島合同自主トレ最終日の３０日，
ブルペンでこのオフ最多の１０１球を投げ込んだ。
岡田彰布監督（５２）ら首脳陣が見守る前で気合たっぷりな投球を披露。
昨季１勝に終わった右腕は
「チャレンジできる場を与えてくれた監督に感謝したい。新しい気持ちでやれると思う」
と“新天地”での復活を誓った。』
昨季のネックだった投手陣が好調というのはうれしい話題ですね。
今季は安心して見ていられるようにしてもらいたいです。
そして，昨季のもうひとつのネックだった打点をカバーしてくれるのが
『オリックスのアレックス・カブレラ内野手（３８）が３０日，
成田空港経由伊丹空港着の航空機で来日した。
全外国人選手に対して「２月１日のキャンプインからの合流」を通達していた岡田監督指令を守って，
西武時代の来日１年目以来，９年ぶりの１月中の来日。
「１年目に挙げた成績と同じように活躍したいと思って（早めに）来た」。
昨年は出場６５試合で１３本塁打３９打点といずれも最低成績に終わったが，
外国人枠を外れ，日本人枠で出場する節目の１０年目にかける意気込みは十分だ。
また，キャンプは２軍スタートが決定しているが，下地球場を訪れた岡田監督は
「ガラスでも割れたら球団が弁償したらええ。（Ｔ－岡田みたいに）保険かけとけばよかったな」
とカブレラの特大弾に戦々恐々としていた。』
外国人選手のニューリーダーとしても期待のカブレラ
紳士的な死球王ラロッカと
守備力ピカ１のベネズエラの弟分バルディリスとともに
オリックス打線にいい刺激を与えてもらいたいですね。
【写真は，岡田監督大注目の阿南！年齢的にもいきなり活躍してもらいたいルーキーです。】
