宮古島キャンプ第１クール１日目
広島のテレビでは１秒も流れなかったオリックスの春季キャンプ初日の模様を
『岡田監督が球場入りした直後に突然の激しい雨に見舞われ，急きょ練習メニューを変更して室内練習場へ。
いきなりハプニングに襲われる形となったが，元気よく声を出す選手たちを明るい笑顔で見守った。
宮古島市主催の歓迎セレモニーは雨天中止となったが，
地元名産の宮古牛やビールなどを受け取り，満面の笑み。
下地市長からは「優勝目指して頑張ってほしい。みんな期待しています」とエールを送られた。』
豪雨からのスタート
最下位からスタートのオリックスにとって吉兆？！
そして，きっちり用意されていた雨天用メニューで練習開始
『オリックスの岡田監督が宮古島キャンプ初日の１日，予告通り投手陣に熱視線を送った。
突然の大雨に見舞われて室内で全体練習がスタートとなったが，指揮官の表情が曇ることはない。
早くも熱気に包まれたブルペンに手応え十分だった。
「初日が雨でも心配ない。みんな初日からあれだけ投げられへんよ」
昼食も取らずに午後１２時から１時間３０分もブルペンに張り付き，
投球練習を行った全１６投手をチェックした。
先陣を切って登場した先発組の木佐貫，平野，金子，山本，中山，近藤は
サウナでの我慢比べのように熱投を展開した。
キャンプ前に指揮官が下した「投げ込み指令」を早くも実行した形だ。
開幕投手候補の金子が「僕が投球をやめますと言わなかったら（他の投手もやめない）と思った」と言えば，
木佐貫も「ライバルに負けるわけにはいかない。競争ですから」と対抗心を燃やした。
この日のブルペン稼働時間は２時間４０分。
昨年キャンプ中の最長時間だった１時間５６分を初日で上回った。
また昨年の初日は１００球以上投げた投手が２人しかいなかったが，今年は５人に増加。
全１６投手を平均した球数も９１球と初日にしては多かった。
「狙い通りよ。実戦に入らないと評価はできん」。
指揮官もうれしい悲鳴を上げた。
今年から１，２軍全投手の球数表を選手ロッカーに掲示。
はっきりと数字を示すことで，さらに選手の競争心をあおる。
きょう２日は２軍の練習も視察予定。
開幕ダッシュを狙う将が最優先課題となる投手陣の整備に奔走する。』
コリンズ元監督流そしてそれをそのまま引き継いだ佐々木元チーフ投手コーチ流で
投げ込まない投手陣の印象だったのがガラリですね
岡田監督が張り付いたブルペンの記事が多く別の記事では
『オリックスの岡田新監督は仕上がりの早さを見せる選手たちに終始表情は明るく，
「良いスタートが切れた。この１カ月は一番大事な時期。思う存分暴れてくれ」と充実した様子だった。
故障中の岸田とレスターを除く全１６投手がブルペン入りし，早くも１００球近くを投げた。
全員の投球を見守った岡田監督は目についた選手として若手の西，伊原，延江らを挙げ，
「みんな（自主トレをしっかり）やってきてるから，誰が良いとか難しい」とうれしい悩みを明かした。』
岡田監督の頭・・・いや存在が大きすぎて目立ちませんが
星野チーフ投手コーチはいずこに？
それと岸田，レスターの故障の２文字が気になりましたね・・・
岸田ぁ・・・ＰＳＰにゲームダウンロードしてる場合じゃないよぉ＊＊＊
少ない野手の話題で目を引いたのは
『カブスから移籍の４０歳のオリックス・田口は１日，９年ぶりに古巣でキャンプイン。
「すがすがしいですね。最年長だから大目に見てもらうというのは好きではない。
田口とはこういう選手だと外へ発信していかないといけない」
と守備練習では早速，足の運び方などを若手にアドバイス。
特打や特守には入らなかったが，本隊メニューで若々しい動きを披露し「やっていて楽しい」と話した。』
選手としての復帰ですが
首脳陣の思い通りにコーチ兼任のような働き
特に１軍キャンプは選手も多いですからコーチの数が足りないので
田口のアドバイスはうれしい限りですね。
そして，２軍練習場から弟分のために南米兄貴が指導に
『９年ぶりにキャンプ初日に合わせて来日するなど優等生になったカブレラが今度は先生になった。
２軍のメニューをこなすと，
同じベネズエラ出身で新入団のバルディリスのために１軍の球場までやって来て，
バッティングやウエートトレについて手取り足取り指導。
「優勝を目指すには彼がより良い結果を出すことが大事だからね」
とかわいい後輩の活躍を優勝のポイントに挙げ，仲良く帰途に就いた。』
会社でも役職が人を育てるといいますが
部下ならぬ後輩ができてカブレラも一皮むける時がきたのでしょう。
これもローズがいなくなってのいい効果の一面と思いたいですね。
投手も野手もキャンプ初日は文句なしの状態ですね！！
【写真は，熱視線が痛いほど選手に刺さる岡田監督の眼光】
