宮古島キャンプ第3クール4日目

イメージ 1

昨日の紅白戦は打高投低の内容
濱中,下山のホームランに坂口の3安打と外野争いも白熱

そんな中でキラリと光った投手が


初の開幕1軍を目指す延江が2次キャンプ地の高知行きを手中に収めた。
6番手として7回から登板。
先頭打者の一輝はカウント2-2から投じた速球で空振り三振に抑えた。
続く塩崎は外角へのスライダーで二飛。
最後は阿部をわずか2球で一邪飛に仕留めた。
これで2試合連続無安打の快投。
「スライダーでもストライクが取れたし,腕も振れた。きょうは抜群でしょう」と笑顔で自画自賛した。


制球難で短所の改善を余儀なくされてきた延江が
岡田監督の一言で長所を伸ばす方針に変更して約数ヶ月

徐々に1軍で使える内容に成長してきました。

オープン戦を含めた投球に期待ですね。


外野争いと言えばVIP待遇ではなく自力でポジションをもぎ取りたいこの人


オリックス田口壮外野手(40)が13日,紅白戦に「3番・中堅」で初出場。
6回1死一,三塁の第3打席で日本では9年ぶりの安打となる2点二塁打を放ち,貫禄を見せつけた。
全体練習後には約30分間の特打も敢行するなど元気いっぱい。
レギュラー奪取に燃える大ベテランが着実にペースを上げている。


詳細な記事では


◆ 日本で9年ぶり ◆
熟練の技が光った。
6回1死一,三塁の第3打席。
金沢がフルカウントから投じた外角へのスライダーを
実戦初出場した田口のコンパクトなスイングがとらえた。
待望の初安打は左翼線への2点適時二塁打
日本球界では9年ぶりとなる実戦で初安打と初打点を同時に記録した。
しかし経験豊富なチーム最年長は平然とした顔で“試運転”を強調した。
「(安打は)たまたま」
この日は打撃フォームの確認作業に重きを置いた。
打席ごとにフォームを微調整。
追い込まれた際には足をクロス気味に構えたり,打席内での工夫が見られた。
「まだまだ。打席の中で“どうなっているか”。
それを次の打席では“こうしよう,ああしよう”とか考えて打席に入っていた」
守備でも安定感を披露した。
中堅手として無難に打球を処理。
大ベテランに絶大な信頼を寄せる岡田監督も順調な調整ぶりを評価した。
「生きた球に対応しようとする姿が見えるよな。
3打席とも同じ形で凡退する選手もいるけどな。打席の中で違いがある」
チーム構想では外野のレギュラーだ。
しかしマイペースでゆっくりと調整するつもりはない。
キャンプでは若手と同じメニューを消化。
この日は途中交代となったが,前夜は首脳陣にフルイニング出場も直訴していた。
また全体練習後には「やるべきことがあったので」と約30分間の特打を敢行。
その後も若手とともにランニングメニューに取り組んだ。
若さの秘けつを問われると,さわやかな笑顔で「練習」と即答した。
もちろん照準を合わせているのは3月20日の開幕戦(対楽天・京セラドーム)。
先頭に立って岡田オリックスを引っ張る元メジャーリーガーに年齢の壁は感じられない。』


俗に言う「メジャー流」の練習とは違う「田口流」

こうなってくると結果の前にこの姿勢を選手に見せるだけでも
大きな意識改革になることは間違いない。


練習しないチームが強いわけがないんですが
密度の濃い練習でいいという慣習が低迷を招いてる気がしてなりません。

密度の濃い練習はレベルが高いチームに限られる話のような気がします。

そんな話に関連した記事が


キャンプも中盤に入るが,広島・野村謙二郎(43),横浜・尾花高夫(52),
楽天・ブラウン(47),ロッテ・西村徳文(50),オリックス岡田彰布(52)新監督5人の
チーム改革はどう進むのか。
思わぬ因縁の共通のキーワードは「メジャー流」だ。
12年連続Bクラスの広島を率いる野村監督は,Aクラス入りではなく,
自らが主力で活躍した1991年以来の優勝を公約している。
ブラウン前監督時代の“時短”のメジャー流練習を一掃して,赤ヘル名物だった猛練習を復活。
一気に19年ぶりの優勝を目指す。
そんな中で面白いのは,沖縄1次キャンプで元祖・日本人メジャーリーガーの野茂英雄氏を
臨時コーチに招いたことだ。
88年のソウル五輪日本代表以来の友人という関係からだが,
野茂氏のメジャー流はオリックス・岡田監督が全面否定。
昨年,オリックスのテクニカルアドバイザーを務めた野茂氏に対し,
「練習時間の少ないメジャー流で投手陣をダメにした」と,排除している経緯がある。
が,野村監督は「野茂コーチのいい影響がこの先,出てくるでしょう」と強調する。
野茂氏を巡る岡田監督との勝負はどちらに軍配が上がるか。
ロッテ・西村監督も脱メジャー方式,バレンタイン流の一掃に取り組んでいる。
広島・野村監督同様に生え抜きの強みを生かすべく猛練習と,
コーチ,選手との対話路線を敷いているのだ。
年俸5億円ももらい,スターは自分1人でいいという
バレンタイン監督のトレードマークとなった“ボビー・マジック”を
完全に払しょくしようと地道なキャンプに徹している。
横浜・尾花監督は一見するとメジャー流との戦いとは無縁のように思えるが,そうではない。
昨年までの横浜の伝統になっていた
「午後2時には終わる12球団一の超ショートタイムのキャンプ」は,実はメジャー流の一環だ。
「投げ込みは肩を消耗させるだけ。
練習時間は長ければいいわけではない。集中して短時間でやった方がいい」という,
権藤博監督時代からの伝統になっているのだ。
権藤監督は,マシンガン打線大魔神佐々木主浩という守護神を擁して
98年に日本一になっているから,ケチのつけようはない。
が,勝てなくなっても同じことをやっていた後の監督たちが問題で,
尾花監督はぬるま湯追放に取り組んでいる。
新監督たちから標的とされている格好のメジャー流のブラウン監督は,
新天地の楽天でも方針を変えていない。
「1イニング15球限定紅白戦」などという新機軸も披露している。
15球以内ならいくつアウトを取ってもいいが,超えれば強制終了する。
「ストライクが入るか試合の中で見たかった」という,メジャーで忌み嫌われる四球の撲滅が狙いだ。
さて,「メジャー流」がキーワードの新監督5人の中で成功するのは誰か。』


連携プレーやサインプレーの練習など個人練習のほかにもすることはたくさんあるはず
できてるチームならいいんですができてないチームが練習しない風潮には反対です。


仕事でもダラダラと残業するのが優秀な社員ではないのですが
最低限の仕事ができない人間が定時に帰るのがいいのかどうかと同じような気がします。



メジャー流より田口流をオリックスの若手は見習ってもらいたいですね。




【写真は,THEお手本の田口壮♪これまでの野球への取り組み方だけでも獲得の意味ありです。】