高知キャンプ第5クール4日目

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第5クール最終日では特別ゲストの特別指導があったらしく


スポニチ評論家の赤星憲広氏(33)が22日,“コーチデビュー”した。
オリックスの高知キャンプを訪れた同氏は,岡田彰布監督(52)から盗塁の指導を依頼され,
野手全員を前に約15分間の熱弁。
1番に座ることが濃厚な坂口智隆外野手(25)には,
マンツーマンで盗塁王タイトルを5度獲得した極意を伝授した。


別記事でも


阪神で5度の盗塁王に輝き,昨季限りで引退した評論家の赤星氏がオリックスキャンプを視察に訪れ,
岡田監督の依頼でナインに盗塁技術を伝授した。
「一つの考えとして良い面を取り入れてくれたら」
とリードの取り方や一歩目の位置など実演を交えて熱く語った。
昨季16盗塁の坂口は「道を究めた人。こんなチャンスはない」と刺激を受けた様子。
岡田監督も「ユニホーム脱いだから言えることもある。ギャラは食事や」とご機嫌だった。


昨日,坂口の福本スパイクの記事を載せましたが
セの盗塁王の直接指導でグッチの走塁術が少しでもレベルアップしてくれたらうれしいですね。

岡田監督の前では未だ直立不動の赤星の姿も面白かったです。


そんな影響力のある岡田監督の発言は現役選手にも


抑え転向したオリックス・小松が1回無失点。
しかし最速133キロしか計測されない球威のなさに,岡田監督は声を失った。
「言いようがないな。指先にかかっていない。
(開幕に)間に合わんかったら他の投手でいかなしゃあないだけや」
25日の紅白戦登板後,15勝した2008年のビデオを見てフォームを思い出させる
“復活プロジェクト”が組まれる予定。
小松は「スピードは気にしていないです」とウエート室のドアをバタンと締め,
ブチ切れ気味に球場をあとにした。


小松がブチ切れようとも復活プロジェクトの一端は進行し


勝利の新方程式「NHK」のKを担う予定の小松と加藤にメスが入った。
紅白戦に登板もいまいち調子の上がらない2人に対し岡田監督は「やれることは何でもやれ」と指示。
それを受け,体全体を使って投げる必要がある100メートルの遠投を約25分間試した。
「足で力がロスしていた。自分がどうして調子が悪いのか分かりました」。
加藤が納得すれば,小松も「感じは悪くないのでこのまま続けます」
と復調のきっかけをつかもうと必死の様子だった。


競争心を煽ってでも08年のチーム最多勝男とセーブ王は復活させないといけません。

負けん気の強いふたりですからきっとやってくれるでしょう。


打の方では優等生が


オリックスアレックス・カブレラ内野手(38)は21日,
左ふくらはぎ痛を訴え,当面は別メニュー調整となった。


ちょっとあやしいなぁと思っていたらこんな記事も


優等生の“化けの皮”が,ついにはがれたのか。
オリックスカブレラが,前日に続いて別メニュー調整
左ふくらはぎ痛で,紅白戦出場も見合わせた。
「25日(の紅白戦出場)はわからんよ。
オープン戦は(28日に阪神と対戦する)春野でDHで2打席ぐらい立たせるけど」
と岡田監督はゆったり調整を認めた。
1月のうちに来日し,宮古島で2度も休日返上。
バルディリスに技術指導するなど問題児の悪評をはねつける優等生ぶりだったが,
肌寒さを感じる高知で少し息切れしたようだ。
「これだけ長い間,キャンプしたんは初めてと違うか」。
2月中旬に来日していたここ数年より,早い時期から練習を積んだ努力を認めながらも,
「調子乗っとるな」とチクリ。
“サボリ”が復活しないかどうか,指揮官のチェックは厳しくなりそうだ。


カブレラの性格は岡田監督も折り込み済みみたいなんで
うまく操縦してもらいたいですね。

次に一昨日の紅白戦の記事の詳細を


打倒・虎の刺客はコイツらよ-。
オリックス岡田彰布監督(52)が21日,
紅白戦でともに1回を無安打無失点に抑えたD1位の古川秀一投手(22)=日本文理大=と
D5位の阿南徹投手(25)=日本通運=を絶賛。
2月27,28日のオープン阪神戦(安芸,春野)への投入を示唆した。
古川は自身の希望でドラフト一本釣りした秘蔵っ子。
真新しい左の“二枚刃”で,因縁の古巣を切り刻む。
頼もしい球に期待が膨らんでいく。
岡田監督は,2番手で五回をピシャリと抑えた古川を打倒・虎の刺客に指名した。
「落ち着いとるなあ。リキんで四球を出したけど,走者を出して普通に投げとる。
オープン戦でも投げさせるよ」
長崎・佐世保生まれの純朴な男は,1500人の観客に舞い上がっていきなり四球。
それでも我を取り戻して後続を料理し,紅白戦は2試合2回でいまだノーヒットだ。
阿南も,中継ぎで1回を3者凡退。
結果を出した即戦力ルーキー2人を27,28日の阪神戦に投入するプランが浮上した。
昨秋ドラフトで「一番の即戦力は菊池」と
花巻東高・菊池雄星投手(18)=現西武=の指名をにおわせながら,古川を一本釣り。
親しい大学球界関係者に「大学4年生で,1回を一番安定して抑えられるのは誰や」
と事前取材した中継ぎの秘密兵器だった。
キャンプで一度も別メニューのないタフネスに,「大したモンや。よっぽど体が強いんやろ」と,
秘蔵っ子への信頼を深めた。
虎打線との対面にルーキーも胸を躍らせている。
古川が「味方に投げるより内角を突きやすい。ビビらず投げる」とブラッシュボール宣言すれば,
阿南も「新人なので結果を求めたい」。
鳥谷やブラゼルら看板打者へフレッシュな左の二枚刃「AN」が襲いかかる。
「今の先発陣なら6,7回まで試合を作れる。
その後ろをどうするかを見つけるために,1カ月間キャンプをやっているようなモンよ。
1試合の中の2イニングやで」
七回以降を,いかに守るか。
指揮官が最も頭を悩ませているテーマだ。
2008年まで率いただけに,恥をかけない古巣との初対決。
注目を集める因縁舞台へ刺客を送り込み,必勝方程式の“答え”を見つけ出す。


即戦力ルーキーという言葉がぴったりなふたりですね。
実に頼もしいです。

最後にこんな訪問者も


加藤コミッショナーが12球団の最後としてオリックスを視察に訪れ,
練習前に選手らに「オリックスが強くなれば,日本の野球が面白くなる」と激励の言葉を送った。
キャンプ中に転落死した小瀬外野手については
「日本の野球人口は680万でプロは900人。
その中の一人を失ったことは痛切の念に堪えない」とし,
立ち直りを見せる選手たちを「みんな元気で調子も上がっているみたい」と見守った。


まぁいろいろありますがオリックスは今日も元気です!!




【写真は,レッドースターに盗塁指南を受けるグッチ。1番で出て塁上をひっかきまわしてくれ!】