☆3/11(木)OP戦:阪神3回戦

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Bs 7-2 T
(京セラドーム:5,843人)

勝:岸田1勝1S
敗:フォッサム1敗
S:

HR:(神)葛城1号ソロ(8回,加藤)
   (オ)カブレラ1号ソロ(4回,フォッサム)

OP戦通算:6戦中4勝2敗0分 勝率 .667

ハム戦でちょっと現実に引き戻されたオリックスが昨日はやってくれました。


まずは主砲の働きから誉めていきましょう!


◆ 仕上がり文句なし! ◆
開幕4番が早くも本領発揮だ。
オリックスアレックス・カブレラ内野手(38)が11日,
阪神とのオープン戦(京セラド)で第1号ソロを含む3安打2打点の大爆発。
既に岡田監督が「開幕4番」を公言する脅威の長距離砲が文句なしの仕上がりを見せつけた。
「いい打撃ができたと思う。開幕に万全の状態で迎えられたらいいと思っている。
だから4タコだろうが,ホームランを打とうが今は関係ない」
結果には無関心だった。
しかしセールスポイントの打撃で存在感を発揮。
圧巻は同点で迎えた4回の第2打席。
カウント2-2からの6球目だ。
「1打席目で変化球が多かったので(変化球を)狙っていた」。
先発のフォッサムが投じたカーブを狙い打ち。
持ち前のパワーで運んだ大飛球は左翼席に着弾する勝ち越し弾となった。
豪快な力技を披露する一方で,熟練の技もさえ渡った。
初回2死二塁からの第1打席では外角への変化球を軽打。
軽々と運んだ一打は先制の左翼越え二塁打だ。
豪打とベテランの技を見せつけた助っ人に絶大な信頼を寄せる岡田監督は当然の様子で振り返った。
「あれぐらいは打つよ。4番でずっと使おうと思っている。体も切れてきている」
今キャンプでは5度も休日返上を敢行した。
意欲的な行動がシーズンへの意気込みを表している。
3月20日の開幕戦まで残り8日。
「あとは微調整」。
戦闘開始へのカウントダウンを開始した打線の軸が初陣の相手となる楽天投手陣に襲いかかる。


ローズがいなくなって自分の思い通りの調整をしてきた結果だと思います。
(ローズが悪いわけではないですがローズが休めば休みの負の連鎖だったので・・・)

元々追い込まれたらアベレージバッティングに切り替えるカブレラ
今季は安心して見ていられそうです。

ただ,後藤の打球の行方には注意してください(笑)


投げては安定感ナンバー1投手岸田


オリックスの岸田がオープン戦に初先発。
左打者の外角へ沈むチェンジアップなど,変化球がさえて4回6奪三振と上々の結果を残した。
一方で,キャンプ直前に負った左足首のねんざで出遅れていた右腕は
「思っていたより球速が落ちるのが早かった。4回で見たら(自己採点は)50点あるかないか」
とスタミナ面を課題に挙げた。
4イニング目に連打を浴びて失点し
「高めのボール球をはじき返されるということは,球に力がなかったということ」と反省した。


課題のスタミナと体幹の故障がちな点はうまくカバーしながら1年投げきってもらいたいです。


そして阪神打線につけいる隙を与えなかったのが中継ぎ陣


「守りの野球」を旗印とするオリックスの岡田監督が新たな「勝利の方程式」を初お披露目した。
4年目左腕の延江,先発から転向の平野,昨季は不振に泣いた加藤の継投。
名付けて「NHK」だ。
五回から登板した「N」の延江は横手から,この日も最速144キロを記録。
2死満塁で,鳥谷を空振り三振に仕留めて「大したもん」と岡田監督は舌を巻いた。
「ゼロで抑えられて,ホッとした」。
過去1軍登板なしだが,必勝リレーの重要な一角を担いそうだ。
六回にマウンドに上がった「H」の平野は「三回になると,スピードが落ちる」と,
岡田監督が先発から中継ぎへの転向を命じた。
阪神監督時代に,藤川をリリーフにしたのと同じ理由。
10日の日本ハム戦に続く連投テストは1回無失点と無難に抑え,5年目右腕は
「連投は初めて。経験できてよかった」と手応えをつかんでいた。
Kの加藤は一昨年はセーブ王に輝いたが,昨季は13セーブの不振。
七回にもう1枚のK(小松)を挟み,八回に登板。
葛城への被弾も「相手がうまい」と指揮官はおとがめなし。
桜井から143キロの速球で空振り三振を奪い「タマの力が戻っている」と岡田監督。
阪神の監督時代は「JFK」。
今季は,つなぎの「NHK」で,開幕への準備は万全だ。


結局NHKに落ち着くのかどうかは未知数ですが
うまく機能していくことが分かってひと安心


選手の談話も少し


坂口(右へ左へ3安打)
「感覚はよくなってきている。あと少しのところまできている」

延江(1回無失点)
「ゼロで抑えられたので結果オーライです。まだまだ腕も振れると思う」

平野(連投で1回無失点)
「連投は初めて。本番はプレッシャーがかかって,点差とかも変わってくると思う」


そして昨日は激励会もあったみたいで


◆ 激励会でオーナーV厳命 ◆
大阪市内のホテルでオリックスバファローズの激励会が開催された。
1100人が出席する大盛況。
壇上では宮内オーナーが岡田監督に痛烈なゲキを飛ばした。
「去年と同じ言葉をもう一度,言いたいと思います。それは優勝。
オーナーにウソをつかせないようなチームづくりをしてほしい」。
昨年同様にV奪回を宣言した総帥に恥をかかせない好成績を求めた。
また指揮官は「(開幕は)金子投手に託す」と開幕投手を発表した。


この場で開幕投手発表で金子はびっくりしたらしいですが
本人も薄々感じ取ってたでしょうから準備万端20日を迎えてもらいたいです。


発表といえば


オリックスは11日,新外国人としてフレディ・バイナム内野手(29)
=186センチ,83キロ,右投げ左打ち=を獲得したと発表した。
1年契約で背番号は5。12日に本拠地の京セラドーム大阪で入団記者会見を行う。
同内野手は昨季,米大リーグのナショナルズ傘下3Aなどでプレーした。
メジャーでは通算188試合で打率2割3分4厘,6本塁打,32打点。


大リーグでの記録より気になる数字がこの記事


オリックスは11日,新外国人選手のフレディ・バイナム内野手(29=ナショナルズ3A)を
獲得したことを発表した。
この日の夜に来日。
きょう12日には京セラドーム大阪で入団会見が開かれる予定だ。
内外野を守れる器用さを兼ね備えているユーティリティープレーヤー。
またマイナーリーグ通算195個の盗塁数を誇る俊足の持ち主だ。
今後は2軍戦での出場を経て1軍合流を判断するもようだ。
機動力を重視する岡田オリックスに期待の新戦力が加わる。


29歳でマイナーリーグで通算195盗塁
10年選手としても毎年約20盗塁はする計算

盗塁するくらいだから出塁率もまあまあとしたら・・・
どこで使うのか分かりませんが
自前発掘の選手としては面白い選手を連れてきたかもしれません。


年齢的にもポストラロッカとして日本で1年慣らすのもいいのかもしれません。
こういう選手は大化けするかもしれないので
バルディリス同様長い目で見てもらいたいですね。

まずは新井2軍監督に大事に育ててもらいましょう。




【写真は,今年も安定感ばっちりの岸田。四球とかで大崩れがないのが魅力♪】