☆3/21(日)楽天2回戦

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Bs 5-4 E
(京セラドーム:26,194人)

勝:香月1勝
S:
敗:福盛1敗

HR:(楽)リンデン1号3ラン(6回,木佐貫
   (オ)カブレラ1号2ラン(3回,田中),後藤1号ソロ(9回,福盛)

2010年通算:2戦中2勝0敗0分 勝率1.000
パ・リーグ順位:1位
楽天:2勝0敗0分


開幕の金子の完封劇の裏で一番気になっていたことがうまく解決

起用法に反発したことで開幕戦のメンバーから外されたとみられる
オリックスカブレラが「4番・指名打者」で今季初出場。
第2打席で先制2ランを放ち,主砲の存在感を示した。
試合前には開幕戦を1-0で完封したエース金子に「きのう,ごめんね」と謝り,
金子からこの日の3本塁打を約束させられる場面も。
朝には岡田監督と面談し,問題は解決済みの様子で
「もう過去のこと。一生懸命やるのが自分の使命。
きょうが自分の開幕戦だと思っている」と話した。

やはり優等生に変身していたカブレラ
このまま1年ふてくされるわけにはいかない2年契約の最終年

スタメン4番即回答の先制2ラン
直球の走らないマー君の高めに浮いた球にフルスイング

木佐貫も決して悪くなかっただけに
ラロッカの2エラーを起因とした失点
特にリンデンの3ランが悔やまれました。

でも楽天山崎の3三振を見て木佐貫は使えると思いました。
ラロッカも打では活躍しマルチ安打でひと安心

継投も小松,加藤,香月とつなぎ1点差のままの9回

昨季最下位のオリックスが,土壇場の逆転サヨナラ勝ちで開幕2連勝を飾った。
1点を守り切った開幕戦とは異なり,この日は中盤に逆転を許しながらも食らい付いて再逆転。
岡田監督は「負けている展開でもあれだけ反撃の態勢をつくれた」とナインをたたえた。
ドラマは1点リードされて迎えた九回。
1死から3番・後藤が福盛のフォークボールを振り抜き,起死回生の同点アーチ。
2死となった後はラロッカ二塁打と2四球で満塁とし,
最後は山崎浩セーフティーバントの構えを見せた2球目が,相手投手の暴投を誘った。
「きのうは投手で勝ったので,きょうは野手が頑張ろうと試合前に話していた」と後藤。
脱力を意識した新しい打撃フォームで臨んだ今季はここまで7打席凡退が続き,
この打席は「前のフォームで打った」という。
大きなテークバックで放った打球は,右翼ポール際の最上段に弾んだ。
昨季15の借金をつくった楽天戦。
天敵の岩隈に続いて田中も攻略し「そら大きいよ」と指揮官。
チームの好調からくる興奮からか,やたらと早口だった。

ここまでノーヒットの後藤
3番失格の烙印を払拭する値千金の一発!!

このびっくりホームランと超美技の守備が後藤の魅力です。
(少々確実性には難がありますが・・・)

采配で言うと継投策もですが
6回勝負どころでの大村と北川の代打策

結果は失敗だったんですが選手の意識の上で
中盤でも勝負いて1点取りに行くんだという監督の意図は伝わったはず

昨季までの監督なら今さらの場面でどうしてこの選手?的な代打しかなかったですから・・・


サヨナラ劇をもう少し詳しく

見えない圧力で,マウンドの小山を飲み込んだ。
同点の九回二死満塁。山崎浩への2球目は捕手・嶋のミットをすり抜け,
バックネットまで転がる間にバルディリスが生還。
開幕2連勝を飾った岡田監督が,高笑いでナインを迎えた。
「そら毎試合,勝つことは大きいよ。嫌な3ランで逆転されたゲームやからな」
これぞ小技重視の岡田野球だ。
暴投を誘った場面。
山崎浩は小山が投球動作に入った瞬間,バットを寝かせてバントの構えを見せた。
「(三塁手の)ノリさん(中村紀)が後ろにいたと思うんで」。
初球のファウルで深めになった守備位置を見て,とっさに動いた。
指揮官は昨年の秋季キャンプからケース打撃を採用し,
走者を進めるために何をすべきか,考える意識を植え付けてきた。
山崎浩は途中出場で八回一死二塁から中前適時打。
「1点差に追いついたのが大きかった」と指揮官も絶賛だ。

サヨナラを誘ったバントの動作
これも昨季のオリックスにはない勝ち方といえるでしょう。

そういえばバントといえば赤田
さすが緻密な西武野球で鍛えられてるだけあっていいバントしてました。


うれしいのでもうひと記事

◆ 10年ぶりの開幕連勝 ◆
ミラクル勝利や!
オリックスは21日,楽天戦(京セラド)に逆転サヨナラ勝利して
2000年の3連勝以来,10年ぶりの開幕連勝。
同点の9回2死満塁から小山の暴投で白星が転がり込んできた。
前日20日の開幕戦でDH出場を拒否,
スタメンを外れたカブレラもDHで出場し,1号の先制2ラン。
役者もそろい,一丸野球で勝ち星をつかんだ岡田オリックスの勢いはまだまだ止まらない。

◆ 岩隈,田中の2枚看板を撃破 ◆
驚異的な勢いは衰えを知らない。
同点に追いついた9回2死満塁。
小山のワンバウンド投球がバックネット前に転がり,
代走・バルディリスがサヨナラの本塁に駆け込んだ。
歓喜のナインがミネラルウオーターのシャワーをかけ合う。サヨナラだ。
「(6回に)嫌な3ランで逆転されてな。毎試合,勝つことは大きい」
岡田監督の表情がほころんだ。
8回に1点差に詰め寄ると,9回1死からは開幕から無安打だった3番・後藤が
京セラドーム5階席に運ぶ今季1号の特大弾で同点だ。
2死からは,ラロッカ二塁打と連続四球で塁を埋めた。
チーム方針である一丸野球で昨季4勝19敗1分けの天敵に襲いかかった。
楽天の岩隈,田中の2枚看板を撃破して00年以来,10年ぶりの開幕連勝。
前年度の最下位チームの開幕連勝は,リーグ優勝した01年近鉄以来という“吉兆”だ。
役者がそろった岡田オリックスの開幕ダッシュを加速させる。

とにかくうれしい連勝で開幕カード勝ち越し決定!
今日は自分の予想のスカイ男岸田ではなく楽点戦が苦手な山本

オープン戦もいまいちだったんでその後の調整がうまくいったところが見たいです。


最後に最も(?)うれしかったのが

開幕2戦目で今季初,オリックスではスタメンで9年ぶりの出場となった田口が走攻守で貢献した。
打撃では01年8月28日以来の猛打賞。
走塁では8回1死二塁から山崎浩の中前打で一気に本塁を陥れた。
守備でも左翼のポジションで軽快な動きも披露した。
「きょうはたまたまですよ。安打は出ないよりはマシ。
緊張感は変わりませんよ。興奮もする」
初対戦となった田中にも貫禄を見せつけた。
4回1死からの第1打席。
外角への速球を素直に右前へと運んだ。
「その中(初対戦)でどう自分がアプローチするか。冷静になってね」。
経験豊富なベテランの技。6回の内野安打に続き,
2点を追う8回1死の第4打席は左翼線に二塁打。
チーム唯一の3安打に,9回2死一,二塁の好機も四球でつなぎ,サヨナラをお膳立てした。
「きょうは(田口を)使おうと思っていた。田中を打っている選手もいなかったしな」
そんな岡田監督が期待した以上!?の貢献度。
開幕前には「監督の使いやすい選手になる」と目標を口にしていた。
頼れる新戦力として加入した40歳。ベテラン健在だ。

田口壮に黄金期の青波魂を見ました♪




【写真は,満面の笑みの岡田監督と軍曹。ふたりにはご褒美のバナナが良く似合う!(いい意味で)】