☆4/18(日)ロッテ5回戦

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Bs 3-2 M
(千葉:26,163人)

勝:木佐貫2勝2敗
S:レスター5S
敗:渡辺俊2勝2敗

HR:(オ)ラロッカ5号ソロ(8回,渡辺俊
   (ロ)

2010年通算:22戦中11勝11敗0分 勝率.500
パ・リーグ順位:4位
対ロッテ:1勝4敗0分

決して楽な勝ち方ではなかった。
6安打で勝ち星をつかめたのは木佐貫の粘りがあってこその試合でした。

4カード続いていたオリックスの負け越しとロッテ戦での連敗を,木佐貫の127球が止めた。
本来の伸びやかな直球で押し,8回1失点。
6年ぶりの完投勝利こそ逃したが,3年ぶりの2けた奪三振を記録。
今季巨人から移籍した2003年の新人王が,また一つ復活の階段を上った。
3月28日に2年ぶりの白星を挙げた後は2連敗した。
原因は投球の軸となる直球がシュート回転し,威力を欠いたり甘く入ることだった。
杉本ブルペン捕手は「テークバックで力が入り,
左足に体重が乗り切らないうちに投げるからシュートする」と話す。
この日の木佐貫は直球への意識を強めて臨んだ。
「ファウルでカウントを稼げて楽になった」と納得の球威が戻り,打者を詰まらせた。
勝ち越しの1点をもらった直後の八回は2死一,三塁とされ,前日4打点のサブロー。
すべて直球の後,最後は得意のフォークボールで空振り三振に仕留めた。
「相手に直球を意識させられた。真っすぐありきのフォークなんで」と話した。
接戦をものにしての勝率5割復帰に岡田監督は満足げ。
「投手が頑張って,競った展開になればこう勝てるんよ」と木佐貫の好投をたたえた。

鈴木(ロッテ打線に)
「読んでくる打者が多いので,いつもと違うことをしようと思った」

オリックス・小林チーフコーチ(3連敗を免れ)
「一つ勝つのはこんなに難しいんだと,選手が分かってくれたらいい」

木佐貫の好投を呼んだのは実は鈴木のリード
内角への直球を何度も要求し勝負どころでもフォークではなく内角直球

これが日高がスタメンだったら昨日の勝ちはなかったと思います。

日高は打たれれば打たれるほど外角の出し入れで配球を組み立てていき
内角なしと思った打者に思いっきり踏み込まれてうまく流される場面が多いです。

このあたりは内角をうまく使う鈴木や前田に軍配があがり
日高の打力を差し引いてもこのふたりを使う方が勝てる気もします。

2年前のように3割近く打って15HRならスタメンもありですが
今の日高では正捕手というには残念ですが厳しい状況だと言わざるをえません。

逆説的な鈴木への賞賛になりましたが木佐貫に話題を戻して

オリックス木佐貫洋投手(29)が18日,
ロッテ戦(千葉)に先発して8回6安打1失点で今季2勝目をマークした。
移籍後初となる2ケタ奪三振のおまけ付き。
チームは宿敵相手に今季初勝利,また連敗も「2」で止めた。
再び勝率5割に戻した猛牛は簡単には倒れない。

木佐貫 再三どころか“再五”ぐらいピンチがあったので正直しんどかった。
同じチームに2度も打たれるのは良くないので,抑えられてよかった。
ロッテの打者も(最後はフォークと)思っていた思う。でも,その裏をかけた形になった。

岡田監督 投手が頑張ったら,こういう試合になる。
5割に戻ったし大きいよ。久しぶりに野球やった。

何かあったら痛いかゆいという外国人が多い中
今季を背水の陣で臨むラララは

「右第5指の末節骨」を骨折しているラロッカが勝負を決めた。
6回2死一,三塁からの第3打席。
好投を続ける渡辺俊の初球をとらえた一打は左前への先制適時打だ。
「木佐貫も頑張っていたしね」。
中盤に先発右腕を援護すると,終盤にはチームも救った。
8回1死からは左翼ポール際に3試合ぶりとなる5号決勝弾を放った。
「まだ痛みはあるけど,チームのために何とかしたかった」と笑顔で振り返った。

骨折しながらもカブレラの後の5番でしっかりと役割を果たしつつあるラロッケンロール
これ以上,ケガがひどくならないことを祈ってます。

何はともあれやっとロッチに1勝
これから借りを返していかねば!!

ちなみに連続ブログ更新記録を1492に設定することが決定
金本の記録に並ぶまであと・・・550日?!




【写真は,粘りという言葉がよく似合う木佐貫。今季のトレードは珍しく当たりですね。】