☆４／２０（火）日本ハム３回戦
頼れる２冠王の主砲が
オリックスのカブレラが練習前に背中の痛みを訴え，この日の先発メンバーから外れた。 井筒チーフトレーナーによれば，病院には行かずに様子を見るという。 正田打撃コーチは「いる者でやらんとしょうがない」と話し， ４番にはラロッカ，５番に北川が入った。 カブレラは今季ここまで開幕戦以外の全試合に４番で出場。 リーグトップの打率４割５厘，８本塁打と好調を維持していた。
迫力不足のクリーンアップに不安を感じたのもつかの間
オリックスは二回２死一，三塁から大引が先制の左前打を放った。 ２ボールからの３球目は内角高めへのややボール気味の直球だったが， 上からかぶせるように強振。 「ランナーをかえすことだけを考えた。しっかりたたけた」と話した。 この試合前まで打率は１割台に低迷していたが，得点圏では５割を超え，勝負強さを誇る。 四回の第２打席ではチームトップの７個目の犠打を決め， 今季掲げるつなぐ野球の９番打者として際立つ働きを見せた。
あれこれ制約の多い２番より
上位に繋げる最強の９番バッターを目指してほしいビッキー
上位に繋げる最強の９番バッターを目指してほしいビッキー
おいしい仕事をきっちりこなしてくれました。
糸井の２ランで嫌なムードになりましたが
中継ぎがなんとか０点で踏ん張った結果
中継ぎがなんとか０点で踏ん張った結果
新加入の２９歳を歓迎するような最高の舞台が，オリックスの赤田に用意された。 １点差を追い付いた後の九回裏無死満塁。 「途中出場なのに悪いなと思ったけれど，おいしい部分を持っていけとみんなに言われた」。 相手守護神の１４８キロを迷いなく振り切り左前打。 すぐに新天地の仲間の祝福を受けた。 西武から移籍した俊足巧打のスイッチ打者を，岡田監督は開幕から２番に抜てき。 だが，打撃不振でこの日はスタメン落ちを味わった。 「何とか結果を出したいと思った。見逃して後悔するより，振って後悔しようと」。 低迷の原因でもあった消極姿勢を頭で振り切り，第１ストライクから勝負に出た。 サヨナラ打は，一昨年４月に満塁本塁打で決めて以来。 相手はくしくもオリックスだった。 移籍後初の本拠地でのお立ち台で神戸のファンを喜ばせた。 岡田監督（サヨナラ勝ちに） 「救援の３人が踏ん張ったから，こういう結果になった」
誰が見ても勝ちムードの無死満塁
逆に難しい場面できっちりと仕事をしてくれた赤田
逆に難しい場面できっちりと仕事をしてくれた赤田
この野球が毎試合できれば大きく負けることはないですね。
もういっちょ赤田の記事
試された場面で，全員が一丸となって答えを出した。 リーグ首位打者の４番・カブレラが背中痛を訴え欠場した一戦。 先制しながら６回に逆転される嫌な展開で， １点を追う３番から始まる９回にドラマが待っていた。 先頭の後藤が二塁打で出塁すると，ラロッカも内野安打で続き， ５番・北川が左翼線への痛烈な二塁打を放ち同点だ。 続くＴ－岡田は敬遠で無死満塁。 そのチャンスで打席に立ったのは，不振からスタメンを外れた赤田だった。 同じ時期に低迷しながら，最近浮上のきっかけをつかんだ坂口からは 「幸運のガムなのでこれをかんで下さい」とガムを渡された。 次打者の日高からは「おいしい場面だから持っていけ」とゲキを飛ばされた。 万全のバックアップで臨むと，２球目のファーストストライクをきれいに左前へと運んだ。 一塁ベース上でウオーターシャワーを浴びたヒーローは 本拠地で初めてのお立ち台へと直行した。 「ああいう場面をつくってくれたみんなに感謝です。 途中から出場しておいしいところを持っていって悪いなという気持ちです」 確かに手痛い主砲の不在だが，赤田が 「ホームランよりつないでつないでのタイムリーの方がチームに勢いがつく」 と胸を張るように，もぎとった１勝は大きい。 これで日本ハムには今季負けなしの３連勝。 貯金も１とし，３位に浮上した。 「あと一本が出ず，感じは悪かったよ。 でも辛抱強く投げればこういう展開になるわな」と岡田監督。 ４投手と，意地を見せた野手の気合の白星だった。
赤田をヒーローにした影の立役者は後藤
守備では貢献するものの前の打席まで無安打いいとこなしだったんですが
抑えのウルフから打った安打を好走塁で２塁打に
抑えのウルフから打った安打を好走塁で２塁打に
最後は怪物君のオオカミ男になって「やられたでがんす～。」
昨季のボーグルソンを見るようでした（笑）
今日は省吾のラストチャンスとなるかもしれない登板
ぜひ結果を出してもらいたいですね。
ぜひ結果を出してもらいたいですね。
【写真は，まるで優勝したかのような盛り上がりのサヨナラ勝利！いい勢いでした♪】
