☆5/9(日)ロッテ7回戦

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Bs 11-7 M
(京セラドーム:21,579人)

勝:木佐貫3勝4敗
S:レスター6S
敗:大嶺2勝2敗

HR:(ロ)サブロー6号2ラン(6回,木佐貫
   (オ)バルディリス2号2ラン(5回,大嶺),赤田6号2ラン(6回,マーフィー)

2010年通算:39戦中16勝22敗1分 勝率.421
パ・リーグ順位:4位
対ロッテ:2勝5敗0分

勝つことがこんなにも苦しい

そんな事を考えさせられる試合でした。

大量点を奪いながら最後までもつれる展開は「1勝」に苦しむ今のチーム状態を象徴していた。
それでもぐっと耐え忍んだオリックスが,連敗を7でストップ。
4月28日以来の白星を,岡田監督は
「流れが悪いと一つ勝つのにこれだけ苦労する。そう簡単にはいかんよな」とかみしめた。
打線爆発を呼んだベテランの働きが光った。
四回1死一塁から,北川が左翼ポール際へ放った大飛球は本塁打の判定。
だが,ビデオ審議の末にファウルとなった。
どうしても欲しかった先制点が「幻」に。
それでも「気持ちは切らさなかった。僕らしい落ちが付いたし」と笑顔で仕切り直しの打席へ。
四球を選び,その後の得点につなげた。
連敗中も明るく振る舞った元選手会長は,試合中に率先して円陣を組んだことも。
この日の第3,4打席は傾きかけた流れを引き戻す適時打。
「苦しい試合が続いたけど,今日をきっかけにしたい」。満面の笑みに充実感が戻った。 

山崎浩(母の日に先制の2点適時打)
「お母さんが見に来ているので,打ちたいと思っていた」

赤田(6号2ラン)
「球種が分からないくらい集中していた」

好調北川の幻のホームランのあとの打線の繋がりはすごくよかったですね♪

あの気持ちが毎試合ほしいところです。

ただ,テレビで見ててもあのホームランは明らかに切れてたので
ビデオ判定はミスジャッジに効果ありと思いました。

ビデオ判定を活用して今度は逆の方向に作用してもらいたいですね。


昨日は母の日と言うことで

セ・パ交流戦前の最後のリーグ戦が行われた9日,
両リーグの長期連敗チームがそろってトンネルを抜けた。
7連敗中のオリックスはロッテ7回戦(京セラドーム)に11-7で勝ち,
岡田彰布監督(52)はスタンドの母・サカヨさん(73)へ「母の日」の勝利をささげた。
何とか11日ぶりの白星を手にした。
一発出れば同点の九回二死満塁。
レスターが西岡を二ゴロに仕留め,連敗は7でストップ。
岡田監督は,硬い表情のまま選手と握手をかわした。
「開幕から簡単に勝てそうやったけど,そうはいかんよな。
流れが悪いと,1つ勝つためにこれだけ苦労するわけやから」
今季最多の17安打で,六回までに11点を奪取。
圧勝の展開が,木佐貫がサブローに2ランを被弾。
さらに中継ぎ初登板の岸田が,八回二死から3失点で4点差へ迫られた。
そして九回の大ピンチと,最後の最後まで冷や汗の連続だった。
この日は「母の日」。
ネット裏に母・サカヨさんを招いていた。
7日に前祝いの食事をした際に,
「アンタ,病気にはならんといてよ」と冗談交じりに激励してくれた母。
かなり心臓に悪い試合展開ではあったが,カーネーションよりもうれしく,
大きな1勝をプレゼントできた。
「これで1つ切れたから,交流戦はゆっくりできるやろ」。
8日ぶりに4位へ浮上し,交流戦へ。
たっぷり重ねた黒星の分は,きっちり取り返す。

勝ち試合なのでもうひと記事

長かった暗闇を抜け出した。
4月28日の日本ハム戦(札幌ド)以来9試合ぶりの白星。
ロッテに今季初の毎回安打,最多の17安打を浴びせて連敗を「7」で止めた。
「(これまで)負けていたからな…。(最後まで)嫌な感じはな。
でも,これで(連敗が)切れたわけやからな。交流戦では,もう少しゆっくりできるやろ」。
産みの苦しみを乗り越えた岡田監督は久々勝利を弾みに巻き返しを誓った。
山崎浩の一打が打線爆発を誘発した。
4回1死満塁。
「とにかくストライクゾーンの付近に来たら思い切っていこうと思っていた」。
思惑通りに初球の速球を振り切った。
詰まりながらも右前へ運ぶ先制の2点適時打。
それだけじゃない。この日は粘り強さもよみがえった。
1点を返された直後の5回。
2死三塁から北川が左前適時打で応戦した。
続くバルディリスも2試合連続となる追撃の第2号2ラン。
2点リードの6回には1死一塁から赤田の2ランで追加点。
カブレラからの5連打で3点を奪い勝負を決めた。

これでいったん同リーグ対決はお休みで
岡田監督の慣れ親しんだセ・リーグとの対決

パの野球に苦労した分セ・リーグ相手だと楽かな?

パには,ダル,岩隈,マー君,涌井,帆足,成瀬,杉内などなどのモンスターがいますが
セにはそんなにモンスターはいないんで楽じゃないかと思ってます。

とはいえ毎年交流戦はそんなに強くないのですが・・・


さて昨日の試合でうれしかったのが

2試合連続で先発出場したバルディリスが奮起した。
来日3年目にして初の猛打賞に加えて初の4安打。
3点リードの5回2死一塁からの第3打席だ。
3ボールからの4球目を完ぺきにとらえた一打は2試合連続の第2号2ラン。
続く6回には左前適時打を放ってダメを押した。
「僕を使ってくれた監督に感謝。ボールも見ているし,バットも振れているよ」。
また目下6打席連続安打中だ。
初物づくしの伏兵が見事に先発起用に応えた。

もうひとつ

オリックスバルディリスが4安打で前日から6打席連続安打を記録した。
五回に2戦連発の2ランを放ち,六回も適時打で計3打点。
守備で岡田監督の高評価を得る27歳は,好調な打撃に
「一生懸命練習した結果。チャンスをくれたチームに感謝したい」と話す。
赤田のバットを使い出してから好結果が続く。
「そのバットを使ってからずっと安打を打っている」とご機嫌だった。

無限の可能性を秘めたバルを解雇した阪神戦での活躍を期待!




【写真は,この若さが魅力でもあるまじめなバルディリス。覚醒が本物であることを祈る。】