☆5/18(火)交流戦広島1回戦

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Bs 11-2 C
(京セラドーム:16,368人)

勝:近藤2勝4敗
S:
敗:青木高1勝3敗

HR:(広)
   (オ)赤田7号2ラン(4回,青木高),8号2ラン(7回,武内),後藤2号2ラン(6回,武内)

2010年通算:44戦中19勝24敗0分 勝率.442
パ・リーグ順位:4位
対広島:1勝0敗0分

交流戦成績:5戦中3勝2敗0分 勝率.600
交流戦順位:4位

気持ちのいいくらいの快勝♪

危なげのない試合展開を演出したのは岡田監督のこんな策

岡田監督の高笑いが聞こえてきそうな痛快な快勝だった。
大方の予想を裏切って先発させた近藤が8回を2失点で抑えれば,
赤田と荒金を1,2番で組ませた新打順は今季最多タイの17安打と爆発。
打つ手すべてがはまって連敗を2で止めた。
戦いは試合前から始まっていた。
先発する2日前にしかブルペンで投球しない近藤が前日17日にブルペン入り。
この日の登板回避を演じると同時に,2軍調整中だった左投手の山本が練習に合流。
情報をかく乱させた。
報道陣はもちろん広島陣営もまんまとだまされ,並んだのは右打者7人。
先勝した情報戦に乗じて,制球力が課題の近藤は1四球のテンポいい投球で,
3月26日のソフトバンク戦以来の今季2勝目を挙げた。
名演技した近藤が「監督さんの采配通りです」と言えば,
岡田監督は「みんな(報道陣)のおかげやんか。
あれだけ新聞が(山本が先発すると)書いてくれたからな。
山本は練習参加のつもりやったけど,登録するって朝決めたんよ」
と,してやったりの表情で明かした。

セ・リーグでは当たり前の先発の読み合いもパでは交流戦のみ
阪神監督時代に原巨人や落合中日と化かし合いを演じてきた力量を見ました。

ここ数試合好投が報われなかった近ちゃんも

オリックスの近藤が今季初登板の3月26日以来となる2勝目を挙げた。
好投を続けながら勝ちに恵まれず,4連敗中だった右腕。
初完封も見えた八回に2失点して降板したが
「自分にとってもチームにとっても,どんな形でも勝ちが付くのはいいこと」と話した。
この日は制球に気を付けた。
「ミーティングで監督からも言われて,初回から意識していた」
と球速を140キロ程度に抑えてコースと高低を丁寧に突き,テンポよく打ち取った。

四球自滅もなく援護もたくさんあってスイスイ投げてましたね。

昨日のヒーローは

外角変化球を逆方向へ運び,内角直球は腕を畳んで引っ張った。
届いた先はともに本拠地のファンが待つ右翼席。
「右と左とで2本打つのは初めてだったので,ちょっとドキドキした」。
オリックスの赤田がリーグ通算13人目となる左右両打席本塁打を記録した。
四回は右打席。
それまで苦しんでいた左腕・青木高の大きなカーブを初球から振り抜く。
自身がテーマに掲げて練習を繰り返す「逆方向への強い当たり」は,本人も驚く7号2ランに。
七回には8号2ラン。
当初はつなぎ役として考えていた岡田監督も「ええパワーしとるわ」と笑った。
故障や不振で近年は出場機会が減り,交流戦は4年ぶり。
今季西武から移籍したチームで再起を狙う一方,結果を出そうと必死だった。
連日行う早出練習。
試合前に欠かさないコーラは
「たまたま飲んだ日にオリックスで初めて3安打して,それ以降ずっと飲んでいる」。
「本塁打を打つ打者じゃないんで」と言うが,シーズン自己最多に早くもあと1本と迫る。
29歳のスイッチヒッターは,新天地でまた進化し始めた。

後藤(六回に特大の2号2ラン)
「打った瞬間,手応え十分だった」

ラロッカ(2週間ぶりの安打となる2点二塁打)
「いい感じで振り抜けた。ヒット,ヒサシブリネ」

ホームランバッターのイメージがない赤田が5月時点で8ホーマー
思わぬ副産物という感じですね。

なにせ真のホームランバッターがコレですから

オリックスカブレラが三回の攻撃で走塁の際に左太もも裏を痛め,直後の守備から退いた。
岡田監督は試合後に「無理やろ,あの走り見たらな…。明日(登録)抹消よ」と話し,
今季2度目の戦線離脱が確実となった。
第2打席に四球で出塁したカブレラは,5番・北川の押し出し四球で二進。
続くバルディリスの右前打で本塁を狙ったが,
三塁を回ったところで患部を手で押さえながら失速し,タッチアウトとなった。

復調の兆しがあるラロッカをDHに据えて
当たればでかい後藤と覚醒間近のバルと
今季限定(?)HRバッターの赤田でしのぎますかねぇ。

新戦力赤田に負けじと

広島からトレードでオリックスに移籍した長谷川昌幸投手(32)と
喜田剛内野手(30)の入団会見が18日,京セラドームで行われた。
先発として期待される長谷川は95年のドラフトで
オリックスが1位指名の予定を直前で回避した経緯があった。
「一度は指名されそうになったチーム。いい印象を持っている。
ルーキーのような気持ちでがんばりたい」と15年目での再出発に意気込んだ。
喜田は「勝利に貢献できる一打を打ちたい」と左打席からの打撃でアピールする意気込み。
即日1軍登録はされなかったものの,試合前練習に合流した。
背番号は長谷川が25,喜田が40に決まった。

逆に登録即スタメンだった迎は移籍後初安打を放って一安心
迎の今後の活躍に期待します。




【写真は,ヒーローの・・・ん?ヒーローの存在感よりマスコットーズが目立つ?!】